どこに需要があるかわからない「とある声楽家の日常」シリーズ※
※もともとは「ある声楽家の日常」でしたが本日全てのタイトルに「と」を挿入しました(笑)
演奏家の日常は最早皆さんご存知の通り、とても地味なものです(´・ω:;.:...
皆さんの前に立つための準備に日々の時間を費やします。
その中でよくわれわれが使用する用語があります(ΦωΦ)フフフ…
それは・・・
「合わせ」
名詞あ-わせ 発音:A-wa-se
(出典:芹辞林)
特に声楽家は頻繁に使用する用語です。
単純に「合わせ」と言うと、その殆どは「ピアニストとの(伴奏)合わせ」を指し、それがオーケストラとのものになれば「オケ合わせ」と言います。
要は音を伴った「打ち合わせ」ですね( ・∀・)
僕は10月~12月にかけて演奏会1つ、鑑賞教室(高校生対象)1つ、オペラ2つが決まっているため、それぞれに対して「合わせ」※が発生します。
※オペラの場合は「稽古」といいますね(笑)
オペラの様に大規模なパフォーマンスの場合は、みっちりと何度も何度も稽古を重ねて本番を迎えますが、小規模のもの(ここでの「規模」は主に演奏に関わる人数のこと)は2~3回の合わせたら本番ということもあります。
例えば、10月10日のこちらのトナカイ「ラ・ボエーム」ハイライト
この公演に関しては当日のリハーサルを除いて2回の合わせしかありません。
対してこちらの北海道、帯広市民オペラ「カルメン」(詳細はまた後日)
この公演に関しては8月に東京組最初の音楽稽古(帯広にて)があり、9月は一旦何もなく、10月から週末はほぼ帯広に滞在しての稽古となります。
そして時期は前後しますがこちらのオペラ「白狐」(こちらも後日詳細を書きます!)
日付を見ると11月17日公演とのことで、前述のカルメンの稽古のさなかでの本番!
今年は何かと北に縁がある様子( ・∀・)
こちらのオペラ「白狐」に関してはおもしろエピソードもありますので、次回の記事で紹介します(笑)
で、時間は戻り、昨日あった合わせは、増税開始の10月に栃木県の某高校で実施される鑑賞教室の為の合わせ( ・∀・)
歌手3名、ヴァイオリン1名、フルート1名、ピアニスト1名での公演となり、そこそこの大所帯!
歌手3名に関しては顔見知りではあるが、こういった形での共演はほぼ初めて!
もちろんヴァイオリン、フルート、ピアニストも各々がそれぞれに初対面(笑)
各人に掲載の許可を取っていない為、顔だけ隠してあります。
そしてこれが記念すべき最初で最後、公演1ヶ月前にして唯一の合わせ・・・・(笑)
決して鑑賞教室という公演を軽んじているのではなく、逆に、「高校生に本物を提供したい!」という想いから第一線で活躍しているプロを集めた結果、時間的に集まれるのがこの日しかなかったというジレンマ(;´Д`)
でも大丈夫( Y高Y里子)
われわれはぷろふぇっしょなるだからね(ふるえごえ)
さて、この日は合わせの後、高円寺駅の名称にもなっている【宿鳳山高円寺】を撮影しようと高円寺に向かったのですが、残念ながら境内は撮影禁止との御達しが・・・
参道と門に関しては特にそういった注意喚起は掲示されていなかったので、練習を兼ねて撮影してきました(/・ω・)/
正面右手から撮影
正門には「宿鳳山」の扁額
後ろから。紅葉になったらとても美しいでしょうね・・・
参道(本殿を背にして正門に向かって)
紅葉になったら再訪決定です!( ・∀・)