漂う年末感・・・

いつぞやの記事でも書きました、11月23日（木・祝）「武蔵野市友好と平和の第九」のチケット発売が7月22日10時からスタートいたします！(・∀・)


いや～・・・もう2017年も終わりか～・・・・



今年の夏も暑かったな～・・・



と、第九と聞くと何故かその年を振り返りたくなるのは日本人のサガですね（笑）


ありがたいことに、帰国後2014年から毎年、少なくとも年に1回は第九のソロを歌わせて頂く機会に恵まれています！


この間、とある指揮者から聞いた興味深い話。。。


「第九のソリストはなぜ4人なのか・・・それは歌詞の中に出てくる『楽園』の門番が4面の顔を持つ天使だからだよ。」



へぇーーーーーーー（20へぇ）



考えたことも無かったけど、そう言われるとソリストとしてのアンサンブルの在り方、意識がだいぶ変わります(・∀・)


三位一体ならぬ、四位一体ということか～



この第九ではそういったことにも考えを巡らせながら演奏したいと思います(・∀・)


演奏会の詳細

武蔵野市友好と平和の第九

2017年11月23日（木・祝）
13時30分開場　14時00分開演
会場：武蔵野市文化会館大ホール
指揮：曽我大介
オーケストラ：ルーマニア・ブラショフ・フィルハーモニー交響楽団
ソリスト
ソプラノ　清水理恵
アルト　高野百合絵
テノール　芹澤佳通
バリトン　吉川健一
合唱：武蔵野市・ブラショフ市友好交流25周年記念コンサート第九合唱団

チケット（全席指定）
一般3500円　武蔵野市民・アルテ友の会3000円

チケットに関するお問合わせ
武蔵野文化会事業団
TEL0422-54-2011

ひとまとめにして告白する（誤訳）

7月は二期会公演「ばらの騎士」の稽古でなかなか自分の時間が取れませんが、

翌8月には相模原シティオペラ「椿姫」
、

そして9月には今回お知らせする演奏会「カンターレ！インスィエーメ！」があります(；・∀・)

Cantare【他動詞】
1歌う
2大声で言う、宣言する、唱える
3たたえる、詩に歌う
//【自動詞】[av]
1歌を歌う；歌手になる
2心地よい音を出す
3《俗》告白する

Insieme【副詞】
1いっしょに、共に；みんなで、全体で（=assieme）
2一括して、ひとまとめにして、いっしょに
3同時に、一度に、いっしょに
4互いに、相互に5《conまたはaを伴って前置詞的に》…といっしょに
//【名詞】（男性名詞）
1（同質のものの）全体、全部、総体
2調和、一致、まとまり、全体的効果
3（衣服、道具などの）一そろい、一組、セット；スーツ、アンサンブル
4《音》アンサンブル（musica d'insieme）
5《数》集合


つまり！


「カンターレ　インスィエーメ」とは


ひとまとめにして告白する


(・∀・)



なぜ芹澤がこの演奏会に出演する運びとなったかといいますと、現在僕が大変お世話になっているのがこの成田勝美先生なのです(^o^)


同じテノールで、しかも高身長（187cm！）

同じ国立音大出身で、なんとイタリア声楽コンコルソの「ミラノ大賞」も同じ！！！


成田先生との出会いは、僕が成田家長女、メゾソプラノの成田伊美さんと第九で共演し、その公演を聴いていた成田家次女（イベント制作）からワーグナー講座（過去記事）出演の話を頂いたことに始まります(・∀・)

先生の助言で、僕は現在二期会のオーディション（作品ごと開催される）を可能な限り受験し続けるという苦行に勤しんでおります(；・∀・)

オーディションを受けるに当たって、歌唱はもちろんですが、僕が成田先生から現在叩き込まれているのは表現と見せ方です。

長年、舞台の第一線に立ち続けた歌手が培った経験、そのすべてを一心に注ぎ込もうとしてくれています(´；ω；｀)





さて、この演奏会のプログラムは、成田先生が二期会本公演で歌っていた演目を中心に構成されています！

蝶々夫人、トスカ、オテッロ・・・僕は出演する側ですが、稽古で聴けるのが楽しみでしかたありません(・∀・)


僕はトスカの「妙なる調和」と、蝶々夫人の「さらば、愛の家よ」と、モーツァルトのコジ・ファン・トゥッテより二重唱を歌います。

コジ・ファン・トゥッテの二重唱は、二期会オペラ研修所、予科生の時飽きるほど歌わされてましたが、演奏会で歌うのは初めてです（笑）


9月29日（プレミアムなフライデー）、残暑を吹き飛ばす音の圧力で皆様をおもてなしいたします(｀･ω･´)ゞ


ご興味のある方は芹澤までご連絡下さい(・∀・)
teatrogoloso@zoho.com
03-6745-9117(FAX)