LA CAFFETTERIA DI RETROSCENA舞台裏カフェ

テノール芹澤佳通の日常系ブログ (・∀・)

暇は人を狂わせる(自粛中でもある意味自粛しない)

2020年04月20日 | クラシック音楽

 

緊急事態宣言が発令され、極力人混みを避けて自宅に籠もっていると

 

もしかしたら今自分は修行中の身なのかもしれない・・・

 

という妄想に取り憑かれ

 

先が見えないこの重く暗い現状に対して、何か自分にできることは無いか?

 

その答えを見つけるべく、千日回峰行の堂入りが如く

 

「歌い切れるまで地下室から出られない」

 

という壮絶な行を積んだ結果

 

2020年4月18日未明、無事その修業を終えると共に、自身の限界を超え

 

見事「大阿呆梨」となり、この演奏動画を世に出すことが叶いました。

 

 

皆様、どうぞ寛大な心でご視聴下さい。

 


わかっております。

 

1つの音に囚われ、その他数多の音がおろそかになっている愚かなテノールの醜態を。。。

 

 

これもまた「とあるテノール」といふ一つの生き方・・・・

 

 

W.A.モーツァルト作曲

ソプラノのためのコンサートアリア
「テッサリアの民よ・・・不滅の神々よ、私は何も求めません」

ウィキペディアの説明はこちら→「レチタティーヴォとアリア K.316

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nessun esca~誰も出歩いてはならぬ

2020年04月15日 | クラシック音楽

このところ芹澤は自宅に引き籠り、とある曲をYoutubeに上げるためにレコーディングと制作に明け暮れています。

 

レコーディング環境を構築するにあたり最低限の設備投資として、コンデンサーマイク、オーディオインターフェース、マイクスタンド、ポップガードと各種ケーブルを購入し、色々と試しております( ・∀・)

 

そんな中でも着実に実現に向けて動いているプロジェクトがあります。

 

今年10月に予定されている「2020年度グランドオペラ共同制作プッチーニ作曲『トゥーランドット』全3幕」のチラシとパンフレットが会場である神奈川県民ホール公式HPにて掲載されました!

 

福井敬さんを始め、大村博美さん、砂川涼子さんなど、NHKニューイヤーオペラコンサート常連組に混ざっての出演・・・

 

ウェイトトレーニングにも一層熱が入ります!!!

 

が、ジムには行けないのでしばらくはホームトレーニングです(;´Д`)

 

今出来ることは、公演が実現されることを信じて準備をすることのみ。

 

不要不急の外出を避け、自宅に籠もることもその準備の一つで必要なこと。

 

今は一日も早い終息を願って耐える時。

 

なぜなら僕はこの舞台に立ちたいから。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2年ぶりの再開

2020年04月09日 | クラシック音楽

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

僕は特にやることもなく、日々を貪っております (´~`)モグモグボリボリ

 

 

しかし、ただいたずらに日々を貪ることにも飽きはじめ

 

なんかやることないかな~

 

 

 

そうだ、動画作ろう…

 

ということで、リハビリがてら一つ作りました( ・∀・)

 

とあるテノールが「冷たい手を」をオケ練で歌ってみた

構成・制作・翻訳・映像・歌唱:せりざわ

 

ひまつぶしにどうぞ( ・∀・)

 

 

そして・・・・

 

 

この暇な期間を有効活用し、新たなる高みへの挑戦をここに宣言します。。。。

 

ヒント:夜女を越えて・・・

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の嵐

2020年04月02日 | クラシック音楽

いや~風が強いな~

 

こりゃ~もう春の嵐だな~

 

こんなに強かったら桜の花びらも、洗濯物も、演奏会も飛んじゃうよね~・・・・・・

 

 

(´・ω:;.:...

 

 

演奏会とんだ~

 

屋根までとんだ~

 

屋根までとんで~

 

 

(´;ω;`)ブワッ

 

 

御存知の通り、昨今の危機的状況の中、真っ先にその煽りを受けたのが我々です。

 

いや~今日だけでもたくさん飛んだな~~・・・(遠い目)

 

 

とりあえず、以前このブログの中で告知(PC版のサイドバーでの紹介含む)した演奏会で、中止・延期になったものをお知らせします(`・ω・´)ゞ

 

3月14日イタリア・オペラ・アカデミー特別公演リッカルド・ムーティintroduces若い音楽家によるヴェルディ《マクベス》(抜粋/演奏会形式/字幕付)
→延期(詳細不明)

 

3月19日オペラサロントナカイ「トゥーランドット」(ハイライト)
→延期(9月24日)

 

3月29日東京春祭マラソン・コンサートvol.10
→中止

 

4月19日CLASSIC for KIDS 2020「カルメン」ハイライト他
→延期(8月3日予定)

 

5月24日むさしの友好と平和の第九2020
→中止

 

6月6日パソナ夢オーケストラ第九
→延期(11月22日予定)

 

7月19ランチタイムコンサート(第一ホテル東京シーフォート)
→中止

 

上記の他にも合唱で参加予定だった東京・春・音楽祭ワーグナー・シリーズvol.11「トリスタンとイゾルデ」(4月2日、5日)は両日共中止・・・

 

いや~・・・・・・・・

 

台風一過の青空くらいスケジュール帳がクリアーになりました( ;∀;)

 

 

さて、キャンセルになった本番の数だけを観てみると4月は「合唱の本番2つ」、「ソロの本番1つ」、そしてまだ公表出来ませんが既に延期が決定した演奏会が2つあり、計5つの本番が無くなったことになります。

キャンセル数だけ見てもピンとこないと思いますので・・・

 

「もし4月にその本番があったら収益はいくらであったか?」

 

という絶望感しか味わえない試算をしてみました(笑)
細かな条件や、明確な稽古時間が決まっていないものもあり、またその本番のための稽古(3月実施分)は含まないということでざっくりとした計算ですが、はじき出した答えはこちら↓

 

 

 

収益・・・約20万円(震え声)

 

 

 

 

試算には「延期」となったものも含んでますので、実際の中止だけの損失は50000円~60000円程度に収まったことになります。

 

 

さて、僕はこういった内情を普段は全く書かないのですが、我々フリーランスの現状をお伝えするために公開しました。
(上記の試算には含ませておりませんが、個人レッスンも普段の3割程度しか実施出来ておりません。)

 

今我々が出来ることは、これ以上感染を拡大させないために「自分自身は無症状なだけで既にウイルス感染者であり、他人に移さないためにマスクを着用し、不要不急の外出をしない」という意識改革をすることだと思います。

 

そしてその引き篭もり期間中はパンデミックの早期終息を祈りながら、まだキャンセルになっていない演奏会実現に向けて準備をすすめて参ります∠( ゚д゚)/

 

ちなみに、私、ただ家に引き篭もってるわけではありません( ・∀・)

 

なんとこっそりと芹澤は「新型コロナウィルス(SARS-COV-2)解析プロジェクト」に参加しています!!!

 

と、書くと非常に高尚でインテリな事をしているかの様に聞こえますが、実情は2000年にスタンフォード大学で始まった、Folding@homeという「分散コンピューティングプロジェクト」に登録し、専用のアプリケーションをPCにインストールして、あとは勝手にアプリケーションがやってくれているのです(笑)

 

簡単に説明すると、解析に必要な計算を(登録された)世界中のパソコンに割り振って、スーパーコンピューター並みの計算速度にしよう(って感じ?)です!

 

詳しい説明を紹介しているサイトのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はご一読いただければと思います。

↓↓↓

【新型コロナウィルス(SARS-COV-2)解析プロジェクトに参加するには】(外部リンクへ飛びます)

 

PCに解析を頑張ってもらい、僕は電気代を収める側に徹します!(笑)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする