ドラマスペシャル『波の塔』
久々に物語に引き込まれたテレビドラマでした。
美濃さんの音楽が、また絶妙。気持ちにぴったりきます。
そして、テレビ画面は真新しいのに、流れる空気感、役者さんも、周りもすべて「昭和」でした。
どの場面がどうのこうのと感想を言うのも変なんですが、
二人の関係が新聞報道されてすべて世間が知ってしまったときに、それでも検事として小野木が参考人の頼子に事情聴取する場面。
頼子は小野木とのことを完全否定し、自分の知り得た夫の犯罪についてすべて白状する。
(・・頼子はどんなに小野木のことを思っているか、今この場面を思い出しただけでも涙が
)
そして小野木は、頼子を思いやり、多くの同僚検事の前で自分の頼子への思いの全てを絶叫する。
物語の最後、二人は再び会うことをせず、頼子の行方は分からなくなり・・
けれども、二人の愛は決して変わることなく、誰にも汚されることなく、樹海の底流となり、永遠に流れている。
錆付いたブローチだけが、頼子が確かにそこにいたことを私たちに知らせている。
きゃあ~☆ ピュアな愛・・こんな純粋な愛が、デジタルな世の中となった平成の今、まだ存在しているのでしょうかね・・
(いや、どんな時代になったとしても、人の心だけは変わってほしくないと思いました・・)
それにしても羽田美智子さん、もう大好き
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*京都のあるお寺の池の写真です。ただのイメージですが・・
【羽田さんが取材で語っていた言葉】
「重厚な社会的背景と道ならぬ恋の二本柱。波の塔の意味を考え、役を演じながらわかったことは、頼子の塔は小野木の愛なんです」
ほんの少しだったけど、二人に光が当たっていた瞬間、そう楽しかったあの時間。
頼子にとってはそれが自分の幸せのすべてだったのでしょう。
久々に物語に引き込まれたテレビドラマでした。
美濃さんの音楽が、また絶妙。気持ちにぴったりきます。
そして、テレビ画面は真新しいのに、流れる空気感、役者さんも、周りもすべて「昭和」でした。
どの場面がどうのこうのと感想を言うのも変なんですが、
二人の関係が新聞報道されてすべて世間が知ってしまったときに、それでも検事として小野木が参考人の頼子に事情聴取する場面。
頼子は小野木とのことを完全否定し、自分の知り得た夫の犯罪についてすべて白状する。
(・・頼子はどんなに小野木のことを思っているか、今この場面を思い出しただけでも涙が
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そして小野木は、頼子を思いやり、多くの同僚検事の前で自分の頼子への思いの全てを絶叫する。
物語の最後、二人は再び会うことをせず、頼子の行方は分からなくなり・・
けれども、二人の愛は決して変わることなく、誰にも汚されることなく、樹海の底流となり、永遠に流れている。
錆付いたブローチだけが、頼子が確かにそこにいたことを私たちに知らせている。
きゃあ~☆ ピュアな愛・・こんな純粋な愛が、デジタルな世の中となった平成の今、まだ存在しているのでしょうかね・・
(いや、どんな時代になったとしても、人の心だけは変わってほしくないと思いました・・)
それにしても羽田美智子さん、もう大好き
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*京都のあるお寺の池の写真です。ただのイメージですが・・
【羽田さんが取材で語っていた言葉】
「重厚な社会的背景と道ならぬ恋の二本柱。波の塔の意味を考え、役を演じながらわかったことは、頼子の塔は小野木の愛なんです」
ほんの少しだったけど、二人に光が当たっていた瞬間、そう楽しかったあの時間。
頼子にとってはそれが自分の幸せのすべてだったのでしょう。
あれからまた録画したものを見直しています。
頼子が「違います」といったのは、新聞に書かれていた小野木が自分に近づいた理由はそうではない、二人の愛は純粋だということを言葉にしたのだと思いましたが・・ どうでしょうか。
僕なりのギリギリのエンディングでした。
錆び付いたペンダントは甘くなりそうな気もしましたが、やはり僕らしい作品にするには、こんな感じのエンディングでしょうか…。
「痕跡や」、大詰めの仕上げ作業です。