チルソククリニックは診療中◆お引越ししました

映画「チルソクの夏」は永遠です♪

映画『種まく旅人 夢のつぎ木』

2016-10-22 23:59:43 | 佐々部清監督
「心の種はやがて大きな花を咲かせる」

どんな作品なんだろう・・ わくわく



【以下ネタバレ】あります。

始まりが夢オチなんですが、これがおかしくて。
津田寛治さん、決してお笑い担当ではないと思うのですが、端々でくすっと笑えるところが満載で、もう津田さんを見ただけで顔がゆるんでしまいます。
そして赤磐市長役の田村三郎さん。これはもう本編をお楽しみに!
画面に出てきた瞬間にぎゃはは!!!となること間違いなしだともいます。
本物の赤磐市長さんは市役所のHPにもお顔が出ていますが、きっと心の広い方だと思います。

「ここはどこですか?」という問いかけが何度か出てきます。
時には自分自身に対しても。
亡くなったお兄さんが、彩音が東京に旅立つときにも「ここはどこじゃと思うとる。赤磐じゃ」と。
彩音さんの心が折れそうになったときも、自分に言い聞かせるように言います。
「ここはどこなんでしょう?私はひとりぼっちです。ここは私の夢を奪った場所です」

それが、最後に井上順さんが
「片岡彩音さん、ここはどこですか?」と呼びかけたとき、彩音の口からは「赤磐です」と。
 
これが佐々部マジックなんでしょうか・・
今こうしてそのシーンを思い出すだけでも涙腺がゆるんでしまいます。

次に観られるのはいつになるのでしょう。
全国公開は来月からです。山口県でも早く上映が始まって欲しいです。
赤磐のももちゃんもキャンペーンに来てくれたら嬉しいな!








映画『八重子のハミング』メイキングが放送予定♪

2016-10-17 22:37:00 | 佐々部清監督
映画『八重子のハミング』いよいよ10月29日(土)から山口県内先行上映が始まります♪
その公開に向け、KRY山口放送にてテレビ&ラジオCMも流れ始めました。

そしてさらにさらに!メイキング番組が放送されることになりました!

◆10月23日(日) 10時55分から KRY山口放送にて

本編を観る前に、こちらも見逃せませんね!




映画『八重子のハミング』を応援します!

2016-10-16 23:59:17 | 佐々部清監督
***固定トップ記事から移動しました***

山口県萩市を舞台に
段々と記憶をなくしていく妻と懸命に支える夫の12年間を描いた 映画『八重子のハミング  公式HP

 

山口県先行上映決定!
10月29日(土)から 萩ツインシネマ
          シネマサンシャイン下関
          宇部シネマスクエア 7
徳山シネマ・ヌーヴェル
11月12日(土)から イオンシネマ防府
           MOVIX周南


 特報映像がUPされました こちら お二人の映像80秒あります♪


2016.8.1 一部書き換えました。また【追記】として、完成披露試写会での気持ちも少しだけUPしました。
    

萩市在住の陽信孝さんが、自身の体験から描いた著作「八重子のハミング」が、この度劇場公開映画として製作されました。
監督は、繊細なタッチで人と人の温かい人間愛を描くことで定評のある、我らが佐々部清監督!
監督自らがプロデューサー・脚本も担当されています。

若年性アルツハイマーになった妻とその夫の純愛をテーマに、家族、地域の方々が支えあい励ましあい共に生きて行く姿を、萩の抒情溢れる風景とともに映像化。

現在、社会問題化している認知症と介護の問題に真正面から取り組む本作本を、地域福祉、医療介護、教育文化など幅広い視点から、またそれぞれの立場のみんなの力を結集して、全国へ。

感動とともに発信する映画製作を、みんなで力強く応援できたらと思います。

 応援サポーターズの申込みはこちらから 協賛応援募集
*募集は終了いたしました。たくさんのご声援ありがとうございます。

八重子のハミング (小学館文庫)
陽 信孝
小学館


【追記】 2016.7.31に行なわれた「完成披露試写会@周南」でのことなど・・





陽先生の講演会には私も行ったことがあります。
そのころはまだ八重子さんも一緒に来られていて、こんなふううにお人形を抱いて、みんなの前に立たれる先生から少し離れた横の椅子に座って、優しいまなざしで先生のことを見ていらっしゃいました。

お話が進んで、時間の経過とともに八重子さんがちょっと退屈そうになったとき、陽先生が「八重子さん、陽 八重子さん」と呼びかけて側に行かれ、一緒に歌を歌い始められました。
八重子さんがぱぁっと笑顔にかわり、体を揺らしながらご自分も楽しそうに声を出されようとされていました。

映画は、そんな陽先生の講演会をまた聞いているかのようでした。
違っていたのは、もうそこには八重子さんの姿がなかったということ。

しかし、陽先生にはどこに行ってもいつものように八重子さんがずっと側にいてくれていると感じていらっしゃるのではないでしょうか?


映画の中で、八重子さんはどんどんご病気が進んでいく様子が描かれているので、演じる高橋さんはどんどん老けていくばかり。笑顔もだんだん少なくなってきます。

それが、ラストに・・
(高橋さん、本当はこんなにきれいなんだ!!)

その高橋さんを見つめる主演の升さんの眼差し!!
(実は、先生から見えている八重子さんは、ずっとこんな姿の八重子さんなんだ!・・と)

この役には魂を込めたと升さんも言われていました。(今まで40年役者をやってきて、もちろんどの役も心を込めて演っていたけれども、魂を込めたのは初めてですと)

本当に、どの家庭でも起こり得る、言わば「普通の日常」の作品です。
そんな普通のことを今更見せられても・・と思うひともいるかもしれません。
でも本当に大切なものは何なのか?


時間がないのでちょっとここまで。また書きます。