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八日目の蝉

2011-03-31 | 読書

「八日目の蝉」
角田 光代 著

不倫相手の赤ちゃんを誘拐し育て、逃亡生活の終わりはやってくる
前半、仮の母親(犯罪者)主導で逃亡の様子が描かれている
後半、成長した娘の行動と感情や逮捕前後の時系列に沿った説明
世の中の矛盾や駄目だと分かっていても共感→人間の弱さ&優しさ

蝉は長い間、土の中にいて、地上で7日間生きる
8日目に生きている蝉は儚いのか?
それとも仲間が見れなかった世界を見れるのか?