“和浦酒場”です。“浦和酒場”と言いそうになるけど、そうではありません。
もちろん浦和にあります。(何なんでしょうか、このキャラクターは?)
でも、
“和浦酒場”と読んで下さい。
けっして“場酒浦和”ではありません。
くどい!
では、さっそく兄に紹介していただきましょう。
どうぞアニキ。
太田和彦の居酒屋味酒覧 第2版―精選173(2008/01)太田 和彦商品詳細を見る |
~男も女も酒も肴も威勢よい~
浦和の和浦酒場。分かり易すぎる名前だが、JRガード下という窮屈な店内を親しめるバーのように設計し、厨房の見える小さなL字カウンターの居心地は抜群だ。
大黒板の魚はすべて漁港明記の釣りもので松輪の「〆鯖」は自信作。ぬらりと濃厚な佐賀の「地鶏白レバー」を、生ニラと自家製煮昆布をもんだだけという強烈な「ニラのもみもみ」と合わせるとすごい勝負が始まる。マスターは七味唐辛子コレクターとかで、店のは京都名店特注ブレンドだ。
酒は力のある銘柄が多く、埼玉名酒「神亀」はほとんどすべてが揃う。漫画家・尾瀬あきら氏ラベルの「どすこい誉」は意外や飲みやすくきれいな酒だ。錫ちろりの燗具合も適切。男は海坊主か荒法師、女はちゃきちゃきの気合の店内はまことに元気で、にやにや見ているだけで楽しい。埼玉に名居酒屋あり!
お通しです。
無論、
酒は“神亀酒造”。(飲んだのは、神亀甘口48℃、真穂人50℃、小鳥のさえずり)ちなみに、前割り焼酎も美味しかったです。
上原氏が盃にも刻んでいるように、『酒は純米、燗ならなお良し』です。
そしてこれが自信作の「〆鯖」。
もう視覚からして旨そうです。
白レバーのたたき。
写真で見ても、未だにヨダレがジュル~っとでます。
もつ煮はあっさり系で、めっさ美味しい。
煮込むと更に濃厚になるらしい。(出来立てをいただきました)
ポテサラも素朴な感じでGOODでした。
つくねは、もう涙がでるほど美味しかったです。
不思議なものもありました。
これ、モッツアレラ麦味噌漬。
形容しがたい不思議な味。
尾瀬氏(『夏子の酒』著者)が描いた従業員の似顔絵は、どれもそっくり。
紅一点(左から二番目の絵)のかわいい(ほんと可愛い)女の子とは、かなり親しくなりました。もう親友?みたいな?(実際は、絵よりも可愛いです)
カノジョに勧められたのが、
このコンニャク。
美味しかったです。酢味噌がゼツミョーな味。
はぁ、美味しかった。
会計をすまして、店を出ると、れいのかわいいカノジョが店の外までお見送り。
店から大分離れても、ず~っと手を振ってくれていました。
うん。また近いうちに来るねぇ!
今日はなんの曲にしようかなぁ?
よし、こんなときは、
Oscar Peterson Trio Plus One(2007/09/18)Oscar PetersonClark Terry商品詳細を見る |
から「ROUNDALAY」なんていいかもね。
もちろん、
夏子の酒 (1) (講談社漫画文庫)(2004/06)尾瀬 あきら商品詳細を見る |
を読みながら。
【くりす的全国名酒場紀行/和浦酒場】←詳細