C「おい、勝手に新しいカテゴリ、つくってんじゃないよ」
チャ「ぼくも付き合わされてるんだよ」
クマル「付き合わされてる!? ちがうから。地図見て案内役だから」
チャ「最初から迷ったけどね だって入り口どこだかわかんなくって、右往左往しちゃった」
クマル「げんなりしたから」
C「これって、塾長さまの向こうを張ってるの?」
クマル「違ッ!」
チャ「パワースポットらしいですよ」
C「あ、そう。クマルさんらしいですね」
クマル「アテクシのお弟子さん(塾長さま)は、意味もなく神社を徘徊してる、いわば不審者だから」
チャ「え、建築の勉強とかじゃなかったの?」
C「それ、ないな」
クマル「米!」
C「なんだ、いきなり!?」
チャ「この神社でつくってるんだって」
C「へえ」
クマル「ということで始まりました、新企画。今回は東京五社巡り。皇居の周りに建てられた鬼門封じの神社を巡るのだっしぶる」
C「どうせ、またなんかヘンなものに影響されてるんだろ」
チャ「『開運! 東京パワスポ散歩』に載ってたよ」
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C「嗚呼、この本。【第六回 初日の出ツアー】で利用したやつな。で、どうだったの? パワーは感じられたのか?」
チャ「本には、――境内に入った瞬間体中に電流が走った~~ 磁力強ーい―― って書かれてあったけど……ぼくにはなにも感じることができませんでした」
クマル「愚か者め 修行が足りんのだよ」
チャ「」
クマル「ハイ、さっさと次行くよ」
C「歩いてか!?」
クマル「電車に決まってんでしょ!」
つづく