【白木屋270円厨房@Chris's monologue】←
おまえ、フランチャイズ嫌いだったよな?
それは場合によるよ 安くてコドモが入れそうなとこは、やたらうるさいから嫌いだけど、静かのところは好きだよ
でも、その270円も一度行ったきりだよな?
雰囲気づくりかどうか知らないけど、やたら暗いとこって苦手なんだよね 料理の色が判別できないところで出される料理って、実際怖いから
C「ほう、まあまあのもの出してんだな? よし、じゃあ説明を聞いてやろうじゃないの」
チャ「うん。じゃあ説明するけど、ボッチだと入れ込みの店じゃないかぎり、絶対カウンターに通されるよね。実はあれってリスキーなんだよね」
C「リスキー?」
チャ「大衆酒場にくる日本人の多くのヒトがやることなんだけど(ちがうヒトはごめんなさい)、口を閉じないで咀嚼するヒトいるじゃない? あれ、ものすごく苦手なんだよね そういう意味ではラーメン屋の人気店も大不得意」
C「おまえ、このブログ見てるニンゲンは信用しないぞ。こんだけ行っといて」
チャ「でも苦手なんだもん あの舌鼓っていうのも苦手 あの音を隣りで聞くと身体にチキンポップがザラザラと出るんだよね だからそーゆー店行くときは、心技体がよっぽど整ってないとムリなんだよ」
C「で、そういうプチ個室的ところが落ち着くって話か?」
チャ「リモコンでオーダーできるってのもイイじゃない? 忙しい店で、緊張しながらタイミングうかがうなんてことしなくていいし」
C「じゃあなんでそんだけ古典酒場的ところに行ってんの?」
チャ「それは……食いしん坊だから チェーン店では絶対出せない味みたいなものがあるしね」
C「まあな、岸田屋の煮込みは岸田屋でしか食べられないしな」
C「客や従業員と話さなくて済むからか?」
チャ「そもそもぼく、吉○類さん的な飲み方ができないから」
C「嗚呼、知らない客といっしょに乾杯みたいなやつな」
チャ「だれかといっしょに行けばテーブル席に案内される場合もあるけど、小さい店だと大事な話とかできないしね」
C「けどよく自称我こそは酒場の申し子的に振る舞って輩って、チェーン酒場をめちゃくちゃ批判してるよな」
チャ「そもそも酒場の申し子っておかしいから ぼくがいうのもなんだけど だって古い店で飲んでるからってどうしてエライの? 『コレコレこーゆー店を知ってるオレさますごくね?』って自慢げに書くヒトいるけど、それはあなたの価値観であって――」
チャ「ああ、もうそれ以上いうな おまえのいうことはよくわかるから。まあそうだよな。大田センセーとかなぎら健壱が、これでもかってくらい紹介しちまってるのに、いまさらそれ自慢げに紹介されてもなぁ……ヒクよな」
なるほど。……ってことは、これからはチェーン酒場専門になるんだな?
なんだよここまで話引っぱっといて!
【赤ちょうちん@Chris's monologue】←
にほんブログ村