【北の大地への旅路 Part. 13】
クマル=シロクマ(以下もシロクマ)「トラピスチヌ修道院よりも、こっちのほうが先にできたのな」
くまごろ=チャイロ系(以下チャ)「黒船来航が1853年だから、それからわずか40年ちょいでこうしたものが堂々とつくられるようになるんだよね。龍馬に見せてあげたかったなぁ」
Chris=クロネコ(以下C)「勝麟太郎(勝海舟)が福沢諭吉らと渡米したのが1860年。ヤツの目には見えていたことだろうよ。日本の古き世は廃れ、異文化が近い将来入ってくることを」
クマル「幕末 とりあえずポストカード編集してみたので、そ奴でチラリズム」
クマル「でも、これだとここのすばらしさは半分くらいしか伝わりません」
クマル「トラピスチヌ修道院を出て海沿いを走り、約1時間ちょっと。ここでやっと北海道らしい風景に出会えました どうよ? ってな感じぇ?」
クマル「ちょっと邪魔 北海道らしき景観に被らないでくれる」
C「へえ、軽なんだ」
クマル「どうよこの柔道一直線」
C「それなのにどうして軽なの?」
チャ「元町の教会密集地区、道幅狭いから」
クマル「どうなの?」
クマル「いってまえー」
クマル「当然のごとく閉ざされてます」
クマル「なぜかいろんなことを想像してしまいます 鉄格子のあいだから入れたら叱られるかなぁ?」
クマル「ええいと、入れてしまいました」
クマル「これは買ったポストカードから。なかはこんなふうになってるのねぇ。つかマリアさま、ステキ杉りょーたろーだから」
クマル「冬とかチョー寒そう」
クマル「ほんとはルルドのマリアさまにもお会いしたかったんだけど、雪がちらついてきたし、運転手さんが風邪ひいて歩けそうになかったし あきらめました」
チャ「だって片道20分って書かれてあったよ ぼくのいまの体調で山なんて登れないよ」
クマル「じゃあそろそろミサも終わった頃合いだし、元町に戻って、お祈りタイムにするべかの」
【灯台の聖母トラピスト修道院】←HP
つづく
少年: くんくんとくまごろの大冒険 | |
amazon.co.jp↑↑↑ | |
あいば くりす |
#読書 #本が好き #おすすめ本 #おすすめ小説 #読書好きと繋がりたい↑↑↑
にほんブログ村