JR駅の最南端、西大山駅。日没が近い空に開聞岳がよく映えています。というか、透明度も高くぎらぎらしています。山頂には傘雲になれなかった残骸があるようで・・・。良い風が吹いていました。
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南端だなぁ、ということは景色からはほぼわからないでしょう、うん。最南端の碑があるからこそわかるのかな。周辺はサツマイモ畑で、ちょっと歩くと南に海が見え、その先に種子島か屋久島か、と言った島々が見えていました。夏にしては透明度がばっちりですね。西大山駅へは列車で到着しましたが、車利用でその手の方々ではない雰囲気の観光客が10人ばかり居ることにびっくり。なにしてるんだろうなぁ、と思いながら眺めていました。ちょうど私が降りた列車を目当てにしていたようですが。私は一時間ほどぶらついて次の電車で枕崎へ向かったわけですが、昼間の時間帯は平気で数時間待ちになりますね。ただ、駅前には観光案内所ができていてレンタサイクルまであるようです。ちょっとこれを見てしまった、と。もっと早い時間に来ていればレンタサイクルであちこち回ったのにって。周辺には結構見所も多いのですが、ちょっと歩きでは遠いんです。自転車があれば十分な距離ですけれどね。これは調査不足でしたな。
ということで、旅行に行っておりました。目的地は鹿児島枕崎。
昨夜のうちに八幡浜まで移動し、フェリーで別府へ。このフェリー、26時すぎには別府港に到着しているのですが、29時間まで船内で休憩が可能。人数にも寄りますがカーペット敷きのところでレンタル毛布(¥100)を借りていれば十分に休めます。冷房も効いていましたしね。そのためか、一般の人に加え年配の団体さんまでが利用していてびっくり。だいじょうぶかなぁ・・・。しかも聞くとはなしに話を聞いていると、別府から鈍行で大分まで移動してそこから特急だとか。さすがにこの人達がどさっと乗ってきたら鈍行も大変だ。と思って、4時半を過ぎたらそそくさと船を出て、始発の亀川駅まで歩いて行きました。別府港の最寄り駅は別府大学なのですが、たいてい案内は別府駅。どちらにしても結構歩くんですよね。団体さんに混じるのが嫌だったので反対方向に歩き、40分ほどで亀川駅付近に到着。駅前のコンビニで朝食をゲットしつつ駅へ。駅員さんはやたら張り切って試し押しをした上で18切符に検印を押してくれました。朝なのでお客さんも少なかったから元気だったんでしょう、うん。では、亀川駅から日豊本線を南下していきます。
冷房の効いた車内は心地よく、うつらうつらしつつ気が付けば佐伯。あらま(笑)。ここからは特急を使いますが、ちょっと時間があるので改札を出てみます。どうせ特急券も買わなきゃいけないしね。>前の電車はワンマンでした。あんまり暑いからアイスにかぶりついたりしつつ時間をつぶします。普段は少々無理をしてでも鈍行なのに、どうして今回は特急を使うのか、と言うと。
延岡・宮崎方面はこのダイヤ・・・。ちょっと酷いんじゃございませんこと?朝6時20分に接続する電車はナシ。つまり、佐伯に泊まっていない限り利用できない仕組み。一般の利用は絶無に近い、と言う証でもありそう。ここから先は大分/宮崎の県境。通学需要でかろうじてあるみたい。どちらも県境を越えてからが対象になるみたいで、始発駅の時間は早くなるわけですな。
延岡からは再び鈍行の旅。学生さんがたくさん乗り降りしつつ宮崎に到着。30分ほど待ち合わせがあるので駅弁を購入して駅でお弁当。どうもこの付近の鈍行ではお弁当を食べづらい感じの座席なんですね。ま、仕方ないですな。都城で鹿児島中央行きに接続。霧島の峠越え。錦江湾まで来ると・・・あぁ、アレが噂の桜島ですか(なんか違う)
・・・ちょっと噴いているのかな。今年はやたら活発なようですが・・・。遮光ガラスだったせいかちょっと暗めに映っていますな。ちょうど噴煙か雲かどちらかわからないけれどそれで日差しが遮られているところでした。
そして鹿児島中央駅に到着。日豊本線終わり・・・あっ、鹿児島駅~鹿児島中央駅って鹿児島本線でしたっけ。で、鹿児島中央からは指宿枕崎線で南下。けっこうな人の数が乗り込んでいます。この人数でワンマンってがんばるなぁ。。。無人駅も多そうだけど、学生の姿が目立ちます。定期需要ばかりだからこそできるのかな・・・。
指宿で接続待ちをしているんですが、電車の中が激暑。びっくりするくらい暑くて。電車の中にいられなくて周辺をうろうろ。運転手さんが「冷房が故障しちゃっていて」と申し訳なさそうにホースを持ってきてなにやら機関部の方へ放水していました。このときはホントに、ちょいとばかり、地獄でした(^^; 放水の甲斐があったのか、しばらくすると冷房が効き始め、車内で落ち着いて座っていられるようになったところで出発時間。ありがたやありがたや。指宿からは数駅で西大山へ到着します。車内アナウンスでは一分ほど停車します、とのことだったんですが、どうせ降りるから関係なし。一時間後にまた列車が来るダイヤだしね。と言うことで蒸気の写真となりました。
しかし・・・枕崎駅があんなに寂しい状態になっているとは思いもしませんでした・・・。利用客も少なそうだし仕方のないことかも知れませんがねぇ・・・。