いくつかの空

  見上げた空や町の様子を、写真とともに綴っていきます。
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  JAY

これは良い眺めですね

2014-05-23 | 山へ行こう

 東赤石山頂からは、土居町や新居浜がよく見えていましたね。伊予三島や川之江はいまいちでしたが。1700mってやっぱり別世界ですねぇ・・・。

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 2週間前のリベンジで、東赤石山へ登っていました。前回は、物住頭で、前赤石を見て、時間的・体力的に無理だと判断したわけですが、今回は最初から東赤石を目指しました。

 天気がいまいちそうだったので、朝イチはやめて、朝ニくらいで。って30分程度しか遅らせては居ないんだけど、早いほうがガスがわきやすいようなイメージだったので。で、昼過ぎにちょっと沸いて、後は解消に向かうでしょう、と。>上空に寒気がいて次第に抜ける予想。かつ、昼間は暖かくなりすぎるから、乾くより先に沸くんじゃないか、ということで。
 さて、7時半には筏津の登山口です。駐車スペースはあるようなんですが、ロープが渡してあって、閉鎖。なんですとぉ?仕方なく下のスペースに駐車。どっかの施設の駐車場のようだけど、利用者のみにしてくださいとか。その施設も閉鎖されているんですが・・・、なしてこういう看板だけ残っているのかなぁ。施設が存在していないので怒る人が居ない、ということで一安心。
 東赤石までは標高差約1000mですか。まぁ、西赤石までの1400mに比べたら問題ないですね。ほら着いた(大胆に省略しすぎ)。沢沿いに上がっていくルートを選びましたが、やっぱり水辺は気持ちいいですね。虫がいっぱい湧いているのが難点だけど、それ以上に水音や新緑が心地よいから許す。
 東赤石山頂ではソロな方が休憩中。挨拶したり写真を撮っていたりする間に二人組が到着。そういえばさっき抜きましたね。>登りでは別のソロな方と別な二人組も抜いていますね。休憩なしだと早いもんなぁ。4人で山頂で雑談&お弁当タイム。ひとしきり話したところで、一人で三角点へと向かいました。そちらの方が広々としていて見晴らしもさらに良くて、良いかもしれないなぁ。戻ってみると、ほかの方々は下山を開始。眺望がかなり変わるので三角点も行けば良かったのに、と思うとか思わないとか。
 さて、問題はここからです。とりあえず、下調べでは稜線沿いに道はついていますが、岩場とのこと。行けそうだったら行って、ダメだったら戻りますかね。結果的には行けたのでよしとしましょう。そんな八巻山山頂から東赤石方面。

 まぁ、よく晴れたことですわね。東赤石から八巻山までは、そこまでルートが難しいわけでもなく、ましてや登りなので、あんまり気を遣わなかったのですが、問題はここからの下り・・・。ルートが見えません。>傾斜がきつすぎ。仕方ないから行けそうなところをあっち覗きこっち覗き。>それもまた怖いんだけど。下から登りを見つける方が簡単ですねぇ。どうやら難しいルートを下ってしまったらしいです。下から見たら、もっと別な道だと楽そうに見えましたね・・・。かなり怖かった・・・・。結局ここで大幅にタイムロス。>元々ロスする予定ではあったけれど。さらに、前赤石への分岐を見つけてしまったので、挑戦してしまいました。ここも登りは良い良い下りは超怖いというところ。ロッククライミングの経験はないんだけど、3点支持の基本は知っているから、それをフル活用。まずは、ざっとルート捜索。上からだから限界あり。そして、とっかかりから岩に張り付きながら3点で支えて次の足場をひたすら捜して下る。怖いけど、なんか楽しかったなぁ。
 物住頭で一息つくんだけど、前赤石を振り返ってみて、やっぱりあそこを下ってきたという実感がわかない。怖くて周りを見る余裕があまりなかったからかなぁ。後れを取り戻すべく、西赤石までは急ぎ気味で。ほら着いた(大胆に省略)。ここでおにぎりタイムです。ちょっと考えて。兜岩まで下ることにしました。山頂のアケボノツツジもピークを過ぎてますが、やっぱり確認しておきたいかな、と思って。だけど、ちょっと雲が沸いてしまい、少し薄暗い感じに。それが残念。

 山頂付近が見頃なんだけど、雲が張り付いていました。このあたりも予想通りかなぁ。だけど、うれしくない。
 再び西赤石の山頂。だいぶ、くたびれてきました。けれども、後は下りです。がんばりましょう。銅山越えまではさらっと下りますが、ここからは初体験ゾーン。別子銅山の日浦エリア。観光地なんですね。なので、あっちふらふらこっちふらふら。じっくり見るとおもしろい物もたくさんありますね。銅山の掘削を拡張しようとした際のボーリングで沸いた水場とか。ボーリング機器の先端にダイヤモンドがとりつけられたまま地下に残り、そこから水がわんさか湧いているからって名付けられたダイヤモンド水とか。

 カップが置いてあるから飲めるのは飲めるんだろうけれども、銅山だしなぁ。鉱脈の合間の自噴泉って、どうなんだろう。まぁ、観光地だってこともあるし、飲むなとは書いていないから、大丈夫なんだろうね。ちょうど銅山越えから日浦の駐車場までの中間点くらいのところにありますか。そのほか学校の跡とか病院の跡とかデパートの跡とか、ほんとにこんな山奥に街があったんだねぇ。至る所にしっかりとした石垣が残っています。

 しっかりしすぎでは・・・。
 日浦の駐車場からは車道を5kmほど歩いて筏津まで戻ります。この区間が実に余計だなぁ・・・。歩きだとだるすぎますね。こっそり道路から川をのぞき込むと垂直に川まで数十mも落ち込んでいて怖かったりします。
 歩き終わったあとはお約束の温泉。マイントピア別子で済ませます。パナスでも良かったんだけど、あそこはシャンプーとかが付属していないので、ちょっとマイナスポイント高くて。タオルは着替えに含めて持って行くだけだけど、シャンプーとかって浴場に持ち込むから容器とかの問題もあって持って行くのはタオルの手間の比じゃないんだよね。そんなこんなでゆったり1時間、のんびりしてから帰りましたとさ。今回もやっぱり10時間コースでした・・・。やっぱりちょっと長すぎだなぁ・・・。