いくつかの空

  見上げた空や町の様子を、写真とともに綴っていきます。
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  JAY

シーズン始めにしては・・・

2015-04-26 | 山へ行こう

 智頭町は篭山から。900mちょいにしては見晴らしは最高ですね。遠くが霞んでしまってますが、抜群の晴天で陽差しがぎらぎら。なにやら下界は25度を軽く超えたとかで、シーズン始めにしてもう夏歩き状態でしたよ、えぇ。

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 春の山歩きを全くしていなかった訳ですが、私が休みの日はことごとく雨。>というか3月から4月はほとんど雨だったんですけれどね。ということで、山歩きには向いていない天候が続いていましたので、今シーズンはようやく始めてと言うことになります。鷲峰山とか扇ノ山も候補に挙がりましたが、やっぱり一度登ってるところは外しましょうぞ、と。あと、JRやバスで行ける範囲ではこのあたりが限界。ということで、智頭の篭山がターゲットになりました。

 9時には智頭駅に到着。さ、がんばって登山口を探しますかね(ぇ)。篭山は目標にはしていたんですが、あまり情報がなくて。山頂付近はいらんほど紹介されているんですが、とりつき始めの登山口の情報がほとんど出回っていませんでして・・・。漫画のような挿絵はあるんですが、コレで行けと言われても結構きつい物があります。ま、整備はしっかりしているようなので、行けばわかるでしょう、的なノリでスタートしてしまいました。
 結局、軽く探して見つかったからよかったんですが・・・、駅にある案内は漫画の挿絵、駅からの道中には案内がなく、ほんとにがんばって見つけるしかない状態。そんなこんなで駅から直近の登山ルートは簡単に見失ってしまいました。この当初登ろうとしていた駅に直近のルートは廃道になっている模様で・・・。結果的にそのルートは使えなかったから良かったんですが当初の予定通り使おうとしていたら大変なことになっていました。合流点とおぼしき地点で上から見たら、そのルートは痕跡をたどることすら困難なほどに廃れてました。しかも急傾斜を藪漕ぎ。
 駅から登山口までに金刀比羅宮があるようなので、そこに寄って登頂祈願していこうとしたら、動物避けの金網が張り巡らされていてたどり着けず。ちょっとちょっと~、なんで神社が動物避けの金網の外にあるのよ~。そんなこんなで登山口に繋がる林道の分岐まで行ってようやく「登山口はここ」と言う案内が見つかる始末でした。
 林道をえっちらおっちら5kmほど歩いて登山口まで向かいます。途中動物避けのゲートが盛大に道をふさぎますが、手で開けられるタイプ。その後もしっかりした舗装をえっちらおっちら。陽差しがきついよ~。暑いよ~。早々に半袖で歩きますが、アスファルトってやっぱり足に来ますよね。葉っぱや土のちょっと軟らかい上を歩きたいなー。まだ着かないのー?なんて思っていると砂利道にかわり、そしてすぐに登山口に到着。ここに来るまでにもうちょっと案内が欲しかった・・・>登山口まで後何キロとか。駐車場があって、5台ほど駐められるみたいですね。一台駐まっていて先客がいるようです。って一台だけか・・・。
 ここからの山道は軽トラが走れそうなくらいの砂利道が基本で、なんか作業車でも通したのかなぁ、という趣がたっぷり。山頂に反射板があったからその設置で使ってたのかな。おかげで歩きやすいですけれども。ちょうど新緑の季節ですんで、木々の黄緑が目に優しいですね。今回はマクロも行けるレンズを持って行っていたので、マクロモードで激写。

 やっぱりマクロっていいですね。ターゲットがシャープに映るのは言わずもがなで、背景のボケっぷりがステキ。ちょっとピントがずれたところのふんわり感もステキ。でも被写体が難しい・・・。
 だいぶ標高を稼いだかな、と言うところで道が複数に分岐しています。どこを通っても上に行く道を選べば行けそうですが・・・。地元の高校が立てたと思われる看板もありましたが、そのコースがたぶんいちばんきつそう(笑)。なので楽そうな道をたどって稜線まで出ます、うっは、見晴らしがいいですね。この山って傾斜きついんだな~。というか、ここで最初に登ってくる予定だったルートと合流しているはずなんですが、そちらは痕跡が皆無。こりゃ廃道になって1~2シーズンどころじゃないですね。下に見えていたピークを通過しているみたいなんですが、そこに至るルートは皆目見当が付かない状態。なまじ見えるところだから行けそうではあるんだけど、相当な藪こぎを覚悟することになりそうです。下りでこの状態ですから登りは・・・・・。こちらのルートを選択していなくて良かった・・・。
 稜線に出てからは2kmほど軽くアップダウンを繰り返しながら山頂へ。ピークの度に、まだなのー?と言う状態でして・・・。下りがきついよー。そんなこんなで智頭駅を出て2時間40分ほどで山頂に到着。登山口を探していたりしなければもうちょっと早かったはずなんだけどね。まぁ、急いだってしゃーないし。鳥取市街地方面も見えていましたが、霞んでしまいました。しかしこのあたりの山々って急峻ですよね。千代川がその間を綺麗に穿っていますが、そのせいでしょうかね。

 あの右側の山々の尖りっぷり、やりますね・・・。
 下りは別ルートで下りましたが、稜線を直滑降してました(ーー; ちったぁ巻けよ、と思いつつ滑り落ちないように気を遣いながら、平均斜度は45度を軽く超えているところを一気に下ります。階段すら置けないよ、こんなの。林道に出る直前は崖道に突っ込まされかけますし・・・。>直前で脇に道が曲がっていた模様。林道に出たら出たで、林道の真ん中から灌木が生えているような廃道。コレもきっついなぁ。かなり下ると綺麗に整備された林道に出ました。畑とかで人での入っているところのようでした。一応公式ルートのはずなんですが、こっちから行く人はまずいないって証なんでしょうねぇ。>分岐はこれでもかとある割に案内は0。少なくともこちらからルートに沿って登頂するのは不可能かと・・・。>ルートに沿わない登頂なら行けそうですが。
 結局智頭駅には13時半頃には到着。早い。次のJRは・・・、2時間後ですか(ーー; 隣駅まで歩くかな~。なんて歩き始めて後悔。隣駅の因幡社駅まではJRで7kmもありました。車道を歩くと8kmほど。うぅぅ・・・確かに2時間で行くコースだけどさぁ。¥210の距離を2時間かけて歩くのは・・・。>暑くてへばってしまい(道路の温度標示が26度とか・・・見間違いだと思いたかった)、缶ジュースを2本も飲み干してしまい、結局赤字。田舎のJRって高いと思っていたけれど、いざ実際に歩くと高いなんて言えないよなー。