アケボノツツジで有名な西赤石山。から少し東にある物住頭のピーク。ホントは東赤石まで行こうとして、あきらめた地点でした。やっぱり東赤石までは無謀でしたね。
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マイントピア別子を起点/終点にしたため、標高差がなんと1400mもできてしまいました。今回のルートは、マイントピア別子~遠登志渓谷~第三通洞~一本松~兜岩~西赤石~物住頭。折り返して、物住頭~西赤石山~銅山越~角石原~東平~遠登志渓谷~マイントピア別子。計画では標高差を気にしていなかったんですが、やっぱりしんどかったですね。
まずは第三通洞を目指してマイントピア別子を7時にスタートします。マイントピア別子の東平地区なので、観光用のバスが出ているくらい、遠いところ。標高差500mほどもあります。ループ橋は旧道で迂回し、遠登志渓谷を歩きますが、すぐに山道へ。渓谷歩きはほとんどありませんでしたが、最初は標高を稼ぐから仕方ないですかね。第三通洞が近くなってくると再び渓谷が近づいてきます。そこで無名ながらかなりの落差のある滝を発見。藪の向こうですがわざわざ藪を抜けて見物しました。

一番上から考えると30~40mくらいの落差があります。下半分はナメ状ですけれども、無名ってのがもったいないなぁ。
さて、無事第三通洞まできたところ、ここからはルートが様々に分岐しますが、直接兜岩めがけて登ります。途中で1パーティ・2個人をかわし、単独行。上部鉄道跡は比較的傾斜が緩く、それまでの登り斜面で疲れてきたところでちょうど良い休憩になったとか。上部鉄道跡から兜岩への登りは山道。これまで石畳だったり平らに整地されていたりしたところばかりで(簡易舗装すらあったあたりはさすがは銅山跡)、山道が少し新鮮。だけど、容赦のない登りはちょっとしんどかったですね。このあたりから杉林の合間からピンクが派手に見え始め、山のあちこちに盛大にピンク色が広がりはじめているのが見えます。

手前のアケボノツツジより、後ろ側の急峻すぎる斜面のアケボノツツジの分布がすごい・・・。そんなこんなで兜岩に到着。ここから西赤石の斜面のアケボノツツジは咲き始めでした。

だけど、斜面の下の方はすごいことになっています。ここで九州から来たという方とちょっと雑談&おにぎりタイム。わざわざ写真を撮りに来られているのにびっくりです。九州にまでその名が届いているんだなぁ・・・。そういえば今回は初めての休憩ですね、ここで。ここからはちょっと登ったり下ったりがあるからがんばらなきゃね。
下って登ると西赤石山の山頂でした。結構たいへんです、は。山頂はさらっと流して東赤石へ向かいます。ゆるーい傾斜を上り下りして、物住頭二到着。11時15分なり。7時にスタートして、ここまで4時間15分。そのままの時間で下ると、15時を回る。ここから先に進むと、17時すら危うくなる。体力はちょっと心許なくなってきている。うーむ。お弁当を食べながら考えよう(笑)。で、お弁当を食べつつ、行く手を見やります。急峻です。岩壁です。どうやって乗り越えるんだろう・・・。>どうやら巻くみたいですが。 いろいろ考えて、やっぱり16時までには降りたいので、ここで引き返すことにしました。
西赤石まで戻ってくると、人が3倍増。こりゃ大変だなぁ。ちょうどお昼時なのであちこちでお弁当。正直狭い。そして一時間ほどかけて銅山越えまで下ると、中学生の集団(100~200人くらい?)に遭遇。あとで道中を見守っている先生に話を聞くと、校外学習だそうな。さいですか。下りで巻き込まれたのでペースを乱されて相当しんどくて。中学生だから下りが早いこと早いこと。膝が柔らかいから負担も少ないんだろうなぁ。若いってうらやましい。そんな歳になってしまいましたねぇ。
そして東平へ到着。まださらに1時間も下らないといけないなんてねぇ・・・。もう、気力だけで下るしか。>でもまだ膝とかは大丈夫だし、体力も尽きてはいないから、だるいだけなんだけどね。観光もできるんですが、へろへろだったのでさっさと下ることにしました。結局マイントピア別子へは15時50分頃到着。やっぱり時間かかるねぇ。車に乗る前にお風呂へ。やっぱりお風呂のあるところに車をおいておけるのは大きいなぁ・・・。ということをしみじみと感じました。
次からはもうちょっと標高差を考えよう・・・(ーー;