コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

春の家作り

2008-05-08 09:28:47 | ブドウ畑の昆虫たち
暖かくなると虫たちの活動も活発化してきます。

ブドウ畑を飛び回る虫の数も劇的に多くなります。
なかには顔の周りに集まってくるやっかいな虫もいますが。

アシナガバチは巣作りの材料を集めるために
垣根の支柱に使ったニセアカシアの表面をかじり取っています。

ブドウの樹に巣をつくられるとこれまた厄介なのですが、
害虫でもあるイモムシなどを狩ってくれる益虫でもあるのでここは我慢。

人間とはつかず離れずの微妙な距離感がいい感じな間柄です。

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木こりの日々2

2008-02-12 11:30:14 | ブドウ畑の昆虫たち
本日も木こり作業を続行中。

ニセアカシアを根元から切り倒し枝を払って一箇所に集め、
支柱などに使えそうな部分を切り出すということを一人でしていると
少しずつしか出来ません。

春になれば、樹皮を剥いで枝を燃やし、抜根作業も待っています。
大木になったものをいきなり切り倒して取り除こうとするのは容易ではありません。
やはり生きものとの関わりには長い時間を費やしていかなければいけないのだと痛感。

そんな時、枝に同じような色のたわしのような物体を発見。
近づいてみるとなんのことはないアシナガバチの巣。

寒空のなか風に吹かれて、暖かい頃にあったであろう色艶を失ってしまっています。
あとは朽ちて土に帰るのみ。

長いサイクルの生きものもいれば短いサイクルのものもいる。
当たり前かもしれないけれども、改めて実感させられた一日でした。


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泥製アパート

2007-10-02 15:15:58 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウ畑「肩」のカベルネソーヴィニヨンの葉裏になにかくっついていました。

泥汚れのように見えたのですが、近づいてみるとどうやら泥で作られた巣のよう。
上の方に出入り口らしき穴があります。

巣の主はそばにいなかったけれども、どうやらキゴジガバチというハチの一種の巣らしい。
よく葉にくっついているものだと感心。

繊細そうなそのたたずまい。
そばを通るときも壊したりしないように注意を払いながら歩きます。

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臭い葉がお好き?

2007-08-30 11:16:43 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウ畑「沢」に自生するセリに鮮やかなイモムシがくっついています。

このイモムシはキアゲハの幼虫。
ほかにもセロリやミツバなどを食べているところをよくみかけます。

どうやらそういった香りの強い草がお好みの様子。
触ろうとするとなにか液体を飛ばしてきました。
それもさぞかし強いにおいがするんだろうなぁ…


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台風が去って

2007-08-05 15:04:25 | ブドウ畑の昆虫たち
さしたる台風の害もなかった我が家の畑では
台風一過なのか日差しが照りつけ生きものたちが生き生きとしてきました。

まだ羽が生えきっていないカマキリの幼虫も
獲物を求めて元気そうに足元のクローバーの間を駆け足で通り過ぎていきます。

もうすぐ梅雨明け。これからが夏本番。
ブドウもたわわに実をならせて収穫まで折り返し地点を回ったところ。
今年の努力の成果がでるのも、あと少しの辛抱です。


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最近増えてます。

2007-07-16 20:35:30 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウ畑「肩」のクローバーの葉にちょこんととまっているナナホシテントウ。
まだサナギからの羽化したてなのか、すこしオレンジがかった体色をしています。

雑草が増えてアブラムシなどの餌となる虫が増えたためなのか、
最近テントウムシに出会う機会が増えています。
ナナホシだけでなく、黒い体に赤い二つ星のヒメアカホシテントウや、
小さなヒメカメノコテントウなどもいて、オレンジ色の斑点がある幼虫も多く見かけます。

これらはブドウにとっての害虫を食べてくれる益虫ですが、
その益虫が増えたということは餌である害虫もそれ相応にいるということで…

いやいや、なにごともバランス。
害虫も益虫も畑の仲間と考えれば、我が家の畑の懐が深くなったと喜ぶことも出来ましょう。
今後も様々な虫が出てきてくれることを願います。


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畑で新婚旅行2

2007-07-11 08:54:45 | ブドウ畑の昆虫たち
熱々カップル状態でホバリングするヒラタアブ。

やはり綺麗なところを飛びたいのか、紫色の花をいくつもつけた
ヘアリーベッチというマメ科の緑肥植物の周りを周回しています。

ホバリング状態で一向に止まろうとしない熱々ぶりに脱帽です。


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畑で新婚旅行

2007-07-06 08:21:30 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウ畑「百本足」のカベルネソーヴィニヨンのそばで
見知らぬ物体が空中に浮かんでいるのを発見。

よく見てみると二匹のキベリヒラタアブらしき腹部が平べったいアブが
上下に重なってホバリングしている。

どうやら新婚のカップルらしく、人間が近づいても動じないほどのアツアツぶり。

しかし写真を良く見てみると、ホバリングをしているのは上のオスと思しき方だけで
下は抱えられるようにして羽もたたんでいます。

アツアツの新婚気分を維持するのは大変なようです。


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葉陰で休憩中

2007-06-25 11:55:02 | ブドウ畑の昆虫たち
カベルネソーヴィニヨンの葉の陰で休んでいるバッタの幼虫。

よくわからないけれども、顔の形からキリギリスの仲間のヤブキリかウマオイっぽい。
どちらも他の昆虫を襲って食べる肉食性。

もしかしたら葉陰で休憩をしているのではなく、
獲物がそばを通るのをじっと待っているのかも…
いずれにせよ黄緑色の体は守るにも攻めるにも最適な迷彩のようです。


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ブドウ畑で子育て中

2007-06-24 10:20:51 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウの葉っぱがくるりと巻かれていたのでちょっとのぞいてみると、
クモがへばりついていました。

覗き込まれても逃げないのを不思議に思っていたら
体の下になにやら丸い物体を発見。
大事そうにしているその物体の正体はどうやら卵。

卵を、八本ある足のうち二本をつかってしっかりと抱え全く動じません。

子育て中の母親に敬意を示して、写真撮影も葉の影からこっそりと。
ブドウの葉をゆりかごにいつ孵化するか楽しみです。


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