コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

ヤゴの抜け殻

2008-07-28 14:14:09 | ブドウ畑の昆虫たち
ブドウ畑「沢」の雑草にしがみつくようにしているヤゴの抜け殻を発見。

大きさは約5cm。
頭が真っ二つに割れているかのような巨大な顎を持ち、
頭の両端には前後左右が良く見渡せそうなとがった目があります。

頭の下に長く突き出た長大な顎を伸ばし、水の中の獲物を捕らえる肉食動物。
脱皮後は空の獲物を捕らえるのだからたいした生き物だなぁとつくづく感心。

調べてみると山の渓流などで成長するオニヤンマのヤゴと推定。
成虫になるまで2~3年もかかるそうで、なかなか貴重な写真となりました。

オニヤンマといえば我が家の畑はおろか、
家の中まで入ってくるほどの広い縄張りを持つ堂々たるトンボの王様。

優雅な空の生活のためには地道で長い下積み時代が必要なのだと思うと
何故か王様にも親近感が沸いてきます。

          ↓オニヤンマのヤゴを背後から。どうやらのけぞりながら脱皮したようす。
                


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