コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

真夏のくも

2010-08-17 08:45:00 | ブドウ畑の昆虫たち
真夏の青い空に映えるのは白い雲だけではなく、
細い糸で空中にふわりと浮かぶ蜘蛛もなかなかのものです。

ブドウ畑「狸沢」の垣根の間に蜘蛛が幾重もの巣を作り、
奥へ入ることを妨げる障壁のようになっています。

まだ小さなジョロウグモなどが多いのですが、中には写真のナガコガネグモなどの
大きな蜘蛛も見かけます。

風通しがいいところに巣を作るらしく、
風が吹きぬける垣根の間に多く、垣根本体にはほとんど作っていません。

真夏の昼間でも空中でじっと獲物を待つくもたち。
熱中症にはならないのかといらぬ心配をしてしまいます。

 
                 

                    ↓獲物を捕らえる蜘蛛。巣の中心部の白い帯はかくれ帯というらしく、巣の補強や隠れ場所、強い日差しを避ける、
                     紫外線を反射して花に擬態し、獲物を呼び寄せるなど、さまざまな説があるらしい。
                    


                    ↓一方、強い日差しをブドウ樹の陰に隠れて避けるオニグモ。
                    

                    ↓こちらも葉陰に隠れるオニグモの仲間。 
                    

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