コルクの葡萄畑

日々面倒を見ているブドウ畑と愛犬のダックスフント『コルク』の成長と活動の記録

思わぬ天敵

2011-08-23 13:30:21 | ブドウ畑の昆虫たち
「肩」の5年目を迎えるブドウの木と支柱の間に見慣れた虫糞の塊が。
ブドウの木の周りをぐるりとかじり、木の真ん中に巣食う憎きコウモリガの食害跡。

おのれ退治してくれる、と覗き込んでみるとなんだか予想外な二本の触角が見える…



              

コウモリガが虫糞で作った棲み処の中に
とぐろを巻くようにして占拠していたのはトビズムカデかアオズムカデと思しきムカデ。

大きな約20cmはあろうかというトビズムカデが走り去るのは何度も見たことがあれども、
コウモリガの巣に巣食っているのは初めて見た。

もともとの主のコウモリガはどうなったのかと調べると…

              


支柱側の穴から半身をさらし、あおむけになってぐったりしているコウモリガの幼虫…
どうやらムカデの毒にやられたのか、死んでいる様子。

虫糞の家のなかで天敵もおらず、好き勝手できるのかと思えば、やはり敵はいるようで。
自然界は厳しい。

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