ゴメンナサイ。またやってしまいました。
「オマエは本当にアホか?」と思われるでしょう。
ええ、ええ、そうでございます。
自分でも、そうだな、と思います。しかし、現実世界で何かの結果を出せなければ、やっぱりダメなのではないかと思ったもので。
実は、日曜日にとある面接を受けて参りました。自由民主党の某都道府県連で行っていた公募に応募した所、面接と相成りましたもので、行ってきました。
またかよ、というご批判は甘受致します。「懲りねーヤツだな」ということも、そうだろうと思います。でも、いつまでも愚痴を言っていてもしょうがないし、やはり「ルールを作る側」に回らねばならないと思ったものですから。行動せねばならない、と思って、応募致しました。別に「高円寺ニート組合」の真似をしたわけではありません(笑)。
で、面接の具合ですが、簡単に書いておきます。
面接会場はとあるホテルの会議室で、当日は10分前までには到着するように、とのことでした。一応、それよりも更に10分程度早く会場に行ったのですが、控え室に荷物を置くと、「もう宜しいですか?」と言われ、到着直後にいきなり面接となってしまいました。ちょっと「予想外」(笑)。
部屋には地元選出の国会議員の先生方が5名ほどおられまして、党職員の方の案内で入るように促されました。
正面には都道府県連の会長の議員、その両脇に各2名の議員、部屋の壁際には党職員の方がおられました。
早速、応募の動機等とか、前回の公募(郵政解散の時)のことなどを質問されました。それから、小泉政権時代の改革路線とか、市場原理主義的な話、大きな政府と小さな政府などのことについて質問されました。それなりにお答えした積もりですが、どうでしたでしょうか。自分ではよく判りませんが、自分の考えはある程度述べたように思います。
一番困った質問がありました。政治活動にはお金がかかるが、どう考えているか、ということであった。私は反感を買うだろうな、とは思ったが、おおよそ次のように答えた(要旨ですので)。
選挙にお金がかかってしまうというのは、その通りだろうと思う。けれども、お金があるから政治活動ができて、貧乏でお金がないからといって政治活動ができないというのは、そもそも選挙のあり方としては、それが妥当なのかどうか、という問題がある。お金がなくても政治活動がある程度できるように考えるのが望ましいのではなかろうか。貧乏だから政治に参加できない、ということの方が問題なのではないか。
大体こんな感じだったと思う。
すると、ベテラン議員の方はややムッとした様子で、コイツは現実を知らないし政治の世界を判ってないのだな、という感じで、次のようなことを話した。
「あなたの言うのは理想論的にはそうなんだが、不正をするとか悪い事をするとか、そういうことではないけれども、政治活動はお金がかかるし、ないとできない。実際、後援会組織するとか、事務所を借りなけりゃならないし、事務所に誰か雇わねばならない。そういうの全部自分でやってもらうのだが、色々とたくさんお金がかかる。そういうのをどう考えているのか」
それはそうだろうな、と思ってはいたが、あまりお金がないのであれば、やり方を変えるとか別な方法を考えればいいのではないかと考えていた。なぜ公募を実施しているかと言えば、旧来通りに選挙をやってきて尚且つ幾度も負けているからで、今後も従来どおりにやって勝てるかどうかなんて判らないと思う。事務所には、必ず常勤で誰か置かねばならないものなのだろうか。無名新人なのだから、選挙がそれなりに近くなるまで、自分だけである程度やるしかないように思う。秘書みたいな人を雇える程の身分でもないと思えるのだが。それではいけないのだろうか?選ばれてもいないうちから、そんなことを心配してみても始まらないのだし。
恐らく国会議員の方々の心象を悪くしてしまったであろう。まあ、仕方がない。自分の考えを述べたまでだ。
きっと事務所とか、人員なんかの費用はたくさんかかるのだろう。でも、立派なポスターだの、各種パンフレットや名刺とか、そういうのにお金をかけても仕方がないようにも思うのだが。興味のない人々にとってはあまり意味はなく、ただ捨てられてしまうようにも思う。お金がなければないなりに、町内会館とか町村民会館みたいなところとか安く借りて、集会を開いてもいいように思うのだけれど。それではダメなのかな。選挙前には事務所が必要だろうが、長期間絶対に必要とも思えないし、議員になった後でなら事務所が必要ってことなのだろうと思うのだが。それとも自分の政治団体の登録みたいなのに、事務所が絶対条件なんだろうか。自分の家ではダメなのかな(そりゃ流石にダメか、笑)。ネットだってあるのだし。
でも、ベテラン議員の方の質問には、「不正だとか、そういうことは考えていない。お金がかかるというのは国会議員の先生方が皆さん同じようにお話されているのは承知しているので、実際にそうだろうと思う。必要なのであれば、自分で考えるし、そのつもりでいる」というような感じで答えた。
そうは言っても、私のような平凡な暮らししかしていない人間にとっては、やはり怖さもある。仮に選挙に出ると言ったって、金がなければどうしようもない、というのは事実であるし。負ければ、全て無駄になる。金持ちの道楽みたいな感じでできる人じゃなければ無理なのかもしれない。それか、パトロンみたいに誰か有力なバックが付いていないと、政治活動というのは無理なのかもしれない。
やっぱり、世の中金が大事なのですよね。復党問題で言われていたが、政党を外れた国会議員の方々は、既に現職の議員になっているにも関わらず、とても苦しい、ということらしいですし。落選したら、もっと悲惨で、仕事もなくなる、給料は入ってこない、借金だけは残る、敗北感は募る、という何重苦も味わうことになります。選挙破産(笑)で一家共倒れになんてなってしまったら・・・・となれば、どうしても金持ちとか、強力なバックが付いているとか、そういう人以外には無理だもんね。
それと、公募候補が多く、大量に誕生することとなった新人議員、すなわち「小泉チルドレン」たちのことを「苦々しく」思っているということも、ひょっとするとあるのかなあ、と思った。
まあ、いずれにしても、まだ結果は判らないので、どうなることやら。
「オマエは本当にアホか?」と思われるでしょう。
ええ、ええ、そうでございます。
自分でも、そうだな、と思います。しかし、現実世界で何かの結果を出せなければ、やっぱりダメなのではないかと思ったもので。
実は、日曜日にとある面接を受けて参りました。自由民主党の某都道府県連で行っていた公募に応募した所、面接と相成りましたもので、行ってきました。
またかよ、というご批判は甘受致します。「懲りねーヤツだな」ということも、そうだろうと思います。でも、いつまでも愚痴を言っていてもしょうがないし、やはり「ルールを作る側」に回らねばならないと思ったものですから。行動せねばならない、と思って、応募致しました。別に「高円寺ニート組合」の真似をしたわけではありません(笑)。
で、面接の具合ですが、簡単に書いておきます。
面接会場はとあるホテルの会議室で、当日は10分前までには到着するように、とのことでした。一応、それよりも更に10分程度早く会場に行ったのですが、控え室に荷物を置くと、「もう宜しいですか?」と言われ、到着直後にいきなり面接となってしまいました。ちょっと「予想外」(笑)。
部屋には地元選出の国会議員の先生方が5名ほどおられまして、党職員の方の案内で入るように促されました。
正面には都道府県連の会長の議員、その両脇に各2名の議員、部屋の壁際には党職員の方がおられました。
早速、応募の動機等とか、前回の公募(郵政解散の時)のことなどを質問されました。それから、小泉政権時代の改革路線とか、市場原理主義的な話、大きな政府と小さな政府などのことについて質問されました。それなりにお答えした積もりですが、どうでしたでしょうか。自分ではよく判りませんが、自分の考えはある程度述べたように思います。
一番困った質問がありました。政治活動にはお金がかかるが、どう考えているか、ということであった。私は反感を買うだろうな、とは思ったが、おおよそ次のように答えた(要旨ですので)。
選挙にお金がかかってしまうというのは、その通りだろうと思う。けれども、お金があるから政治活動ができて、貧乏でお金がないからといって政治活動ができないというのは、そもそも選挙のあり方としては、それが妥当なのかどうか、という問題がある。お金がなくても政治活動がある程度できるように考えるのが望ましいのではなかろうか。貧乏だから政治に参加できない、ということの方が問題なのではないか。
大体こんな感じだったと思う。
すると、ベテラン議員の方はややムッとした様子で、コイツは現実を知らないし政治の世界を判ってないのだな、という感じで、次のようなことを話した。
「あなたの言うのは理想論的にはそうなんだが、不正をするとか悪い事をするとか、そういうことではないけれども、政治活動はお金がかかるし、ないとできない。実際、後援会組織するとか、事務所を借りなけりゃならないし、事務所に誰か雇わねばならない。そういうの全部自分でやってもらうのだが、色々とたくさんお金がかかる。そういうのをどう考えているのか」
それはそうだろうな、と思ってはいたが、あまりお金がないのであれば、やり方を変えるとか別な方法を考えればいいのではないかと考えていた。なぜ公募を実施しているかと言えば、旧来通りに選挙をやってきて尚且つ幾度も負けているからで、今後も従来どおりにやって勝てるかどうかなんて判らないと思う。事務所には、必ず常勤で誰か置かねばならないものなのだろうか。無名新人なのだから、選挙がそれなりに近くなるまで、自分だけである程度やるしかないように思う。秘書みたいな人を雇える程の身分でもないと思えるのだが。それではいけないのだろうか?選ばれてもいないうちから、そんなことを心配してみても始まらないのだし。
恐らく国会議員の方々の心象を悪くしてしまったであろう。まあ、仕方がない。自分の考えを述べたまでだ。
きっと事務所とか、人員なんかの費用はたくさんかかるのだろう。でも、立派なポスターだの、各種パンフレットや名刺とか、そういうのにお金をかけても仕方がないようにも思うのだが。興味のない人々にとってはあまり意味はなく、ただ捨てられてしまうようにも思う。お金がなければないなりに、町内会館とか町村民会館みたいなところとか安く借りて、集会を開いてもいいように思うのだけれど。それではダメなのかな。選挙前には事務所が必要だろうが、長期間絶対に必要とも思えないし、議員になった後でなら事務所が必要ってことなのだろうと思うのだが。それとも自分の政治団体の登録みたいなのに、事務所が絶対条件なんだろうか。自分の家ではダメなのかな(そりゃ流石にダメか、笑)。ネットだってあるのだし。
でも、ベテラン議員の方の質問には、「不正だとか、そういうことは考えていない。お金がかかるというのは国会議員の先生方が皆さん同じようにお話されているのは承知しているので、実際にそうだろうと思う。必要なのであれば、自分で考えるし、そのつもりでいる」というような感じで答えた。
そうは言っても、私のような平凡な暮らししかしていない人間にとっては、やはり怖さもある。仮に選挙に出ると言ったって、金がなければどうしようもない、というのは事実であるし。負ければ、全て無駄になる。金持ちの道楽みたいな感じでできる人じゃなければ無理なのかもしれない。それか、パトロンみたいに誰か有力なバックが付いていないと、政治活動というのは無理なのかもしれない。
やっぱり、世の中金が大事なのですよね。復党問題で言われていたが、政党を外れた国会議員の方々は、既に現職の議員になっているにも関わらず、とても苦しい、ということらしいですし。落選したら、もっと悲惨で、仕事もなくなる、給料は入ってこない、借金だけは残る、敗北感は募る、という何重苦も味わうことになります。選挙破産(笑)で一家共倒れになんてなってしまったら・・・・となれば、どうしても金持ちとか、強力なバックが付いているとか、そういう人以外には無理だもんね。
それと、公募候補が多く、大量に誕生することとなった新人議員、すなわち「小泉チルドレン」たちのことを「苦々しく」思っているということも、ひょっとするとあるのかなあ、と思った。
まあ、いずれにしても、まだ結果は判らないので、どうなることやら。