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失踪事件の謎に迫る

2007年11月13日 03時18分53秒 | 俺のそれ
また余計なことを書いて非難されてしまうかもしれません。
やっぱり、bewaad氏の謎の失跡が気になっています。
普通に考えて、監禁されてるとか、突発的事故にあったとか、そういう特殊な状況なのかな、と思ったりします。一体どうなったのか、何があったのか、考えても全く判りません。ネット上でも殆ど話題に上らないのが、かえって不気味です。

僅かなヒントみたいなものは、こんなのがありました>httpbewaadcomの過去ログがgoogle八分状態 - kmoriのネタままプログラミング日記

グーグル検索からは過去ログ検索ができないようになっている、ということですね。どうしてなのか判りませんが、不思議ではあります。


またいつも通りに脳内妄想炸裂の、陰謀論だけで書いていきますのでご了承下さい(笑)。

bewaad氏の記事は、今年になってからは余り熱心に読んでいませんでしたので、ここに来て何故停止状態となったのかが判らないですね。でも、更新が止まっている、というのは先月末くらいに知っていました。

過去の観察(05年春頃?以降)から気付いたことをちょっと書いてみます。
・律儀に記事やコメントを書く
・停止する見込みの時にも大抵予告する
・深夜や早朝(4~5時くらい)などのレスが多かったかも

ネット上での噂では、どうも「経済系の官僚らしい」とか言われたりしていました。財務省、経済産業省、内閣府、みたいなところ、ということになるでしょうか。でも、これはあくまで噂なので、定かではありません。彼自身は「法律屋」と自分を呼んでいたので、どこかの法規課?とか立法関係の部署のような人、なんだろうなと思っていました。中でも、最も疑いが濃いのは内閣法制局だろうと思われます。そうであれば、どこかの省庁から出向しているかもしれず、元々の出身省庁は不明です。
書いた中身が非常にヤバいとかで何かに引っ掛かるということなら、トンズラする前に過去記事は全削除でしょう。でも、実際には削除されていないですよね。削除されないのはどうしてなんだろうか?これも謎なのですね。中身の問題ではなさそうだ、ということかと思えます。となると、どこからも「アクセスできない」という事態くらいしか思いつかないですよね。


過去の記事で見かけた中で、ちょっと「おや?」と思っていたことがいくつかありました。
・総務省人事(タスキがけ)のことを書いた記事を数日後に消去していた
・経済産業省の官僚から国会議員に立候補した人の記事を後日消していた
内部的にちょっとマズいな、みたいなのを気にしたのか、個人名をバッチリ書いていたのをヤバいと思ったのか、後日消すということがあったのですね。ま、これは自由ですので、別にいいんですが、思ったのは経済産業省の人を結構よく知っていた可能性があるのではないかな、と思ったことがありましたね。

財務省に対しては、概ね辛辣な批判(早い話が財政再建亡者、みたいな)を書いていたり、経済産業省にも厳しい意見(一言で書けば、どこが「経済」なんだよ!)を書いていたことが幾度かあったように思います。自分の出身母体に対して、どの程度「鬼になれる」ものかという疑問も若干あり、ひょっとしたら違う省庁なのかもしれんな、とか考えたこともありました。大学の話なんかだと、やっぱり母校には愛着みたいなものがあるので、トコトン厳しくは言わないように思えるからですね。そういうもんかな、と。金融庁にも厳しかったね、そう言えば。竹中批判もいつも厳しかったように思うので、内閣府や総務省という線はまずないんじゃないかな、と思っていました。

防衛ネタは別な長い記事(新年企画みたいなヤツ)で読んだことがあります。防衛大綱の頃の話だったかもな、と。片山さつき主計官(当時)の批判もあったように記憶しています。あとご自身でも「防衛板は巡回している」とか書いてたと思いますので、防衛オタク?的一面は有していたものと思います。ネラーに攻撃されてたことがあったと思いますし。あの時、JSF氏はbewaad氏を疑っていましたよね、確か。

法案もので長く記事を書いていたのは、法務省の人権擁護法案、経産省のPSE法、などがありました。他にちょっと変わったところでは、厚労省の年金制度もの関連(04年頃?)があったと思います。道路特定財源の話なんかは、幾度か書いていたでしょう(奥田は嫌いだ、みたいなのも?)。で、自分の仕事上で検討している法案に関係することを、果たしてブログ記事に書いたりするでしょうか?私の予想では、まず書かないだろうと思いますね。ですので、長々と書いている省庁という可能性は低くなるのではないかな、とか思ってたりします。

なので、消去法的に見ていくと、内閣法制局であるとしても出身省庁は外務、文科、農水、環境、防衛、あたりが残ってきそうですけど、どうだか判りません。農水や環境とかはどう見ても無さそうなんですけど(イメージ的に)。例えば旧大蔵省から防衛庁に出向して、そのまま行きっぱなし、みたいなことなのかもしれませんし。結局のところ、どこの「中の人」なのかは全く判りませんね。


今回の更新停止事件(事件にしてるのかよ、とか怒らないで下さいね)は、何故このタイミングで起こったのか、というのが一番の疑問なのですね。この前にもちょっと書いたのですけれど、守屋防衛事務次官の事件、久間雲隠れ、小沢辞任騒動と連なっていた期間なのですね。更に、全然関係ないかもしれないけれど、どういうわけか米兵レイプ事件が報じられた直後に、財務省ノンキャリアのレイプ事件報道があったのです。これらのタイミングに一致して、更新停止となったことが引っ掛かるんですよね。

久間さんに関連して言うと、bewaad氏は初代防衛大臣となる久間さんには、祝福の言葉を述べていたのではなかったかな、と思います(内閣改造ころだったか)。それは、久間さんには好意的、とも取れる発言だなと感じました。なので、過去に久間さんとの接点が何処かであったのだろうか、とチラッと思ったことがありました。


あまりに整理がつかないので、バラバラに書いていってみます。

①久間さんのこと

初めに問題となった発言は、1/24の「ブッシュ大統領は判断を間違えた」というものでした。何故意図的とも思える発言をしたのか、真意は判りません。そのすぐ後の1/27には普天間移設問題に関連して、「知事のハンコをもらわないとならない」「米国はあんまり偉そうに言ってくれるな」などの発言をして問題になりました。恐らく米国との交渉で、「沖縄の問題」というものについて地元配慮をしたのか、沖縄利権があった為なのか判りませんが、米国側に不満を述べたと思われます。

これで外務省は米国側から相当文句を言われたのではないかと思います。それで、米国の不興を買うことになってしまったので、後に原爆投下は「しょうがない」発言(6/30)が出たものと思われます。変に米国側の肩を持つかのように言ってしまったのではないのかな、と。

偶然なのかもしれませんが、雀荘の事務所が週刊新潮1/25号で取り上げられた。更に3月には献金疑惑が共産党議員から国会で指摘された。これが番長(=米国)のお仕置きだったのかどうかは定かではない。けれど、タイミング良く反抗的な人間には罰が下されているかのように見えるのです。結局、しょうがない発言で7月3日に辞任することになってしまいました。

その後、今回の守屋疑惑が大きく取り上げられるに至り、10月30日には入院して雲隠れとなりました。


②8月の防衛省騒動

久間大臣の後、小池大臣が就任して、守屋次官の更迭問題に揺れたのはご存知の通り。安倍政権の内閣改造で27日に退任となってしまいました。8月は防衛族とか米国筋が入り乱れての戦いであったと思われます。守屋次官勢力とか、小池支持派とかが大混戦となってしまった、ということかと。小池大臣は小沢批判を9日に行っており、米国側からは親米的人物と目されていた可能性はあるが、普天間移設問題などの米軍再編問題をどこまで任せられるか、評価は出ていなかったかもしれない。

この混乱の陰で見せしめ的に切られた人物がいた。事務所費問題で攻撃された玉澤徳一郎元防衛庁長官だ。奇しくも小沢の本拠地である岩手県が選挙区の議員で、長官経験者でもあり、防衛族団体の中でも中心的であったであろうと目される人物だ。29日に自民党を離党することになってしまった。これは誰に向けられた警告であろうか?安倍?小沢?他の誰か?
それとも、防衛族のうち久間と一緒になって米国に反抗的態度を取ったとか?

結果としては、守屋は去り、2人の防衛庁長官経験者が追い落とされ、小池も切らざるを得ない、ということとなった。生贄に捧げ(遊戯王か!)られた人がいたとしても、それが誰なのかは謎だ。


③小沢さんのこと

1月~2月にかけて問題とされたのは、例の「小沢ハウス」関連不動産であった。2月20日に書類等を公開して、釈明会見とした。

8月には拙ブログでも取り上げた(議員不祥事が大量生産中?)が、秘書の選挙違反事件が報じられた。小沢攻めの一環だったのかどうかは判らない。けれど、同じ岩手の玉澤がやられ、秘書がやられ、久間がやられ、(おまけだけどバンソーコー赤城もやられ=日米平和・文化交流協会のメンバーだ)という状況であったことは確かだ。

相当の締め付けというか、脅しともとれなくもないかな、と。やられた人々の偏りがあるように見えなくもないからね。

10月には守屋疑惑が大々的に報じられるようになり、小沢の事務所費問題が再び取りざたされた。ジョン万次郎の名前のついた財団だよ。あの団体は外務省所管の団体でもあった。山田洋行からの献金を返金した、ということもあった。これほどの攻撃材料を次々と出してこれるものなのだろうか?どこからか、情報を流している連中が動かないと、結構難しそうだけどね。

で、党首会談を表向きに出してきたのは、この後のことだった。

タイミングが良くないですかね?
どうも引っ掛かるんだよね。


④レイプ事件のこと

広島で起こった米兵の事件は10月18日に報じられた。守屋ゴルフ疑惑の報じられた頃と同じだ。米兵の事件を隠蔽する為とかってことはないと思うけど、偶然にしてはよくできたタイミングだった。

更に、25日には財務省ノンキャリアの集団暴行事件が明るみに出た。まるで米兵事件を打ち消すかのように、出されてきたかに見えなくもない。同じ日、米兵には逮捕状請求を見送る、という報道が出された。一体どこの情報操作なのか?と思わずにはいられなかった。
主計局ノンキャリア逮捕は、2月の事件なのだ。どうしてこれが今頃になって逮捕報道となったのか?告訴するにしても、期間制限があるだろうし、被害者は相手グループの携帯番号を知っていたのだから、番号を調べれば一発で犯人への手掛かりは得られるはずなのだが。どうしてこれほどの期間が経過していたのであろうか?
そして、2月の事件だったということも、引っ掛かりがあるのである。


⑤2月頃のこと

bewaad氏は2月に一度更新を停止していたようだった。26日で停止し、3月から新規のサーバに移して再開する、とのことであったらしい。単なる偶然に過ぎないかもしれないが、財務省ノンキャリアの事件があった2月23日未明~明け方には、氏のコメントへの応答はなかった。この僅か数日後に更新停止、サーバ移転となった、ということ。

この時期にあった出来事はいくつかある。
一つは西山事件関連。
再審請求だったかの裁判になっていて、結審したのはもうちょっと前だ。判決は3月初めに出ることになっていた。沖縄返還に伴う米国との密約が問題とされた事件だ。毎日新聞記者が外務省の女性職員から情報を得たということが問題とされた。米国との密約という本題は置き去りにされ、毎日新聞への批判が集中した、ということだった。

もう一つは、空自の一等空佐の警務隊による取調べという報道だった。
J-CASTニュース 元米大使館勤務の女巡る 新潮・文春VS読売の対決
報道が出たのは15~16日。
「第2の西山事件」などと書かれて、西山事件への否定的な印象を与える事件であることは確かである。この事件でも、謎は残る。

・米軍からの情報は、「大使館の女」しか知らなかったのであろうか?
仮に空佐と大使館の女がデキていたとしよう。
空佐は大使館の女から情報を貰う、ということになる。すると、読売記者は空佐から情報をもらえればいいだけで、大使館の女はそもそも関係がない。もし空佐の女であった大使館の女に記者が手を出せばどうなるか?普通は、空佐が激怒して記者に特ダネをしゃべったりはしないだろう。空佐から漏れるとしたら、大使館の女から聞いた情報を、男同士の関係の中で直接話すだけであろう。なので、記者と女がデキてしまうと、空佐は喋る必要性がない。

では、大使館の女が情報を知っていて、記者とデキてしまったとしよう。すると、空佐は情報を知っていても知らなくとも関係なく、記者は女から情報を引き出せばよいだけだ。記者が空佐から情報を取る必要性はないだろう。

空佐は情報本部にいて、ロシア担当の電波課長であったそうだ。米軍からの情報を知っていても不思議ではないかもしれない。すると、大使館の女の存在には無関係に空佐は情報を知っており、記者は女を落とす必要性もなく空佐から直接情報を取ればいいだけだ。情報提供者の妻とか女を寝取って、情報をもらいにくくする意味などないのである。

あるとすれば、情報を知っている空佐に女が記者を紹介して、記者に情報を流してくれ、と頼む場合だろうか。女は記者の恋人で、恋人に特ダネを取らせるために空佐に色仕掛けで近づいて、記者にしゃべらせた、ということは考えられる。現実的には考え難いが。
他には記者がまず女を落として、女に空佐から情報を聞き出させる、ということもあるかもしれないが、その場合には女は空佐にはナイショにして記者に情報を与えるだろう。空佐から直接聞き出す必要性はないはずだ。
あと、空佐と女の関係を調べ上げ、女(若しくは空佐)を記者が脅したということは考えられるかもしれない。関係を曝露するよ、と言えば、空佐は仕方なく喋ってしまった、ということは有り得るかもしれない。となると、空佐はハメられた可能性さえある。

この少し前に、財務省主計官が朝日新聞系女性記者との不倫を曝露されたことがあった(財務省の内紛?)。財務省への報復ではないか、みたいに言われたりしていたが、ノンキャリアのレイプ事件と同様に、主計局が舞台なのだ。財務省は広いのに、主計局だけこんなにスキャンダルが多いということはあるのあろうか?この時にも、西山事件と同じだ、みたいに報じられていた。キーワードは西山事件で繋がるのだ。西山事件潰しを目論む場合には、格好のネタ仕込みと思うのだがどうだろうか。

・何故05年5月という古い記事を米側が取り上げたのか?
問題となった読売記事は05年5月31日の中国潜水艦火災事故に関する報道であったらしい。これで情報漏れを米側が文句を言ってきた、ということのようだった。これは1月の久間発言があった時期と重なっているかもしれない。昔からソ連原潜の事故報道などは、ごく普通に報じられていた。別に珍しいものでもない。しかも原潜でもない通常潜水艦の火災事故なんて、知ったところでどうってこともない。米側が問題としたのは、艦番号の数字が書かれていたことだったらしいが、イマドキ衛星がそんなにデカイ数字が読めないなんてことは誰も信じてない(笑)。映画でも小説でも、偵察衛星の解像度は地上1mとか50cmとか、それ以下の識別能力があることくらい誰でも知っている。人の顔くらいの識別可能かもしれない、とさえ思っている。なのに、潜水艦にドでかく書かれた数字が読めることがバレてしまった、って、あーたどこの世界の人ですか、ってな話ですわな。グーグルアースでさえ「自分ちの屋根」がバッチリ見えるというのに、軍事衛星画像の解像度がそんなに悪いわけないことくらい、誰でも判るっての。ひょっとして超有名な最高級カールツァィスレンズでも積んでるんじゃろな、程度は想像できるってもんだ(笑)。情報漏れ云々を言うレベルの話ではない、ということだね。

・読売記者は罪を問われず
読売新聞は取引したのだろうか?ちょっとよく判らない。
外務省が米国の意向を受けて防衛庁に調べろとやかましく言い、しょうがいないので調べたというところではないか。読売は記者をダシに使ったのではないか?かくまってやるから、黙っとけ、と。大使館の女は米側の手先で、ロシア担当だった空佐の監視役についていたのではないか?そう考えると、合点がいくのだがね。

西山事件の封じ込めを考えるなら、主計官の不倫報道も、空佐の漏洩事件も、どちらも「第2の西山事件」として語らせることができ、大きなマイナスイメージを植え付けられるだろう。同時に、米国への非難の目を確実に逸らすことが可能だね。私が情報担当なら、そう使うだろう、ということ。おまけに防衛省と久間大臣への締め付けに使えるからね。


もう一つ、2月には重要な出来事があったのだ。それはチェイニー副大統領が来日したことだった。

外務省 チェイニー米国副大統領の来日(概要)

20~22日に来ていた。久間大臣には会わなかった。自衛隊幹部とは面会したのだ。「久間外し」という強烈なメッセージで応えてきた。1月末の久間発言に対して、こうした報復を用意していたのだ。この来日直前までに、空佐の漏洩報道が出されていた。
で、翌日23日にはイラクへの緊急支援が決定された。

外務省 外務大臣会見記録(平成19年2月)

外務省は米側からかなり強い口調でお灸を据えられたに違いない。ビビらされた、ということだ。


そして23日未明には主計局ノンキャリアのレイプ事件。
まるで流れるように、事件や出来事が起こっている。これらは全て偶然に起こったのだ、と。
この数日後、bewaad氏の更新停止とサーバ移転が行われた。


もう一度上に書いたことを思い出して欲しいが、チェイニーが来日した日、小沢は釈明会見を開いていたのだった。