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アメリカの難癖

2007年11月20日 16時55分35秒 | 外交問題
ほらね、米国の態度はこんなもんなんだよ。

日本は捕鯨自制を=「別の調査方法」要求-米政府(時事通信) - Yahooニュース


なので、常に「日本を攻撃できる材料」というものを探し続けているのだよ。
従軍慰安婦問題も同じ。
どんなネタでも情報戦術として用いてくる。
ま、当たり前と言えば当たり前なんだろうけど。


何故米国は公式発表を行うか?
高々調査捕鯨問題で、だ。
本当に仲が良く、相手のことを大切に思っている場合、世界に向けて発信するか、ということ。

あなたにとって親友がいるとしよう。仮にAと呼ぼう。
いま、Aが「カエルを解剖する」為に、学校の前にある池でカエルを捕らえよとしているとする。あなたはクラスのみんながAのことを「解剖するなんて、気持ちが悪い」「あいつ、薄気味悪いよな」「カエルが可哀想だから止めろよ」などと噂していることを知っている、と。
この時、あなたならAにどういう対応をするか?ということ。

本当にAを庇う気持ちがあるなら、みんなにカエルの解剖の意義について理解してもらうように説明したり、或いはAに学校の池で捕まえるのは止めておいた方がいいよ、とか、解剖は止めときな、と、こっそりアドバイスしたりするだろう。
何もクラスみんなの前で、Aのことを非難する必要はないだろう、ということ。


だが、アメリカのやっていることというのは、学級会の時、全員の前で「Aはカエルを捕まえて解剖するのは間違いだ、ヤメロ」と優等生ぶってるやつと同じなのだよ。それは日本に文句を言いたいだけなのだ。
では、何故今頃こんな声明を発表するのか?

牽制しておきたいからだ。
日本が言うことをきかなくなったりするとか、米国に何か文句を言おうとしているとか、そういう動きを予め潰しておかねばならないからだ。全世界に向かって発表するべきほどの大問題なのか?捕鯨ごときが。


だから、米兵が日本国内で日本人を殺しまくろうとも、レイプしまくろうとも、日本は文句の一つも言えんのだよ。番長が何かやってくるんじゃないか、と常に恐れているからだ。腕力で敵わないとしても、口喧嘩でさえ負けてしまうというのは、どういうことなんだよ、と思うね。

大体、日本に黒船がやってきて無理矢理開港させたのは、アメリカの捕鯨船の港を確保する為だろ。
太平洋を横断してまで大型船で大量に「捕鯨」しまくってたヤツラというのは、アメリカ人なんだよ(笑)。自分たちがそれまで大量にとりまくってきたクセに、日本に文句ばかり言ってくるというのは、米国自らの歴史について無知であることを物語っているだろう。

アメリカ人というのは自分たちに都合の悪い歴史というのは、なかったものとしている人(それとも無知のまま)の割合が多いんじゃないかと思うが、米兵が散々レイプしていても「日本軍にレイプされた」とか言うのも同じだ。


結局のところ、日本というのは情報戦略で大きく負けているのだよ。

どんなに間違ったことを言ってるヤツラであっても、声が大きく影響力があるなら、みんなはそちらの意見しか聞かないのだよ。正しい知識を伝えようと思っても、声が小さく影響力がなければ誰も気付かないし、声は届かないだけなんだよ。正しい意見や知識も届かないからこそ、米国の情報戦略が常に勝つ。
そして日本は常に敗北側に立たされる。そのせいで番長の横暴を受け入れてしまうことになるのだ。



オイルマネー

2007年11月20日 16時11分17秒 | 経済関連
先物市場で値が上がる
→実際の価格も釣られて上がる

→産油国の王族ウハウハ
 =王族はハイエナ軍団に金を運用させる

→ハイエナ軍団は原油先物を買いまくる

→先物市場で値が上がる
 =運用利益出てハイエナ「ウマ~」
 =実際の価格上がって、もっと利益
 =王族更に儲かるので、もっと運用

以下、繰り返し。「ウマ~」



つまり自分で買った先物で値段が上がり、その結果実際の石油価格を押し上げるので利益が多くなり、その増えた利益でまた先物を買い、もっと利益が出る、という自己循環みたいなものかと。
これは無限に継続できそうなのだが、現実には破局が来る。先物価格が無限に大きくはなっていかないからだ。石油価格の上昇限界に到達すると、そこから先は一進一退か、崩落局面がやってくる。先物市場が崩れて50ドルくらいまで落ちたとしても、実際の石油価格が半分になるわけでもないかもしれないけど。

人口がすごく少なく、投資するべき国土みたいなものがなければ、お金の使い道なんて限られてるもんね。

自分ちの庭にたまたま「金のなる木」が偶然生えていて、大儲けしているようなもんだ。生えてない家は、大家族でも貧乏のままなのだ。石油そのものになんて大きな付加価値はないはずなんだ。偶然庭に生えた草みたいなものと変わらないんだよ。でも、その天恵によって大金持ち一家が誕生する。ケネーの提唱した農業が価値を生みだす、みたいなものと似ているのさ。石油や地下資源みたいなものというのは、土地の恵みである農産物と同じく、「土地の生み出す価値」ということなんだね。


資源大国に対抗できるとすれば、食物循環みたいに社会構造を循環型に大きく変えていくということくらいかな。資源価格が大きくなるならば、リサイクルコストとの比較条件も変わるからね。