いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

給油利権も色々あったんですね

2007年11月07日 21時37分21秒 | おかしいぞ
今日の国会中継でチラッと質問に出てた「F76とかいうアブラ」に関連して。

<石油提供元はライス国務長官と縁の深いシェブロン社>週刊朝日・山口編集長が語る海自インド洋給油の実態(YouTube)  gataro

全然知らなかったよ。
自衛隊は商社2社から購入。代理店みたいなもんか?
バーレーンのシェブロン社系からの積み込み、ということらしい。シェブロン社は以前ライス女史が社外取締役だったことがあるらしい。

防衛庁と商社の契約や、購入単価、購入量などの情報開示されるべきものであろう。これが明かすことができない、というのは明らかにオカシイだろうな。
もういい加減に止めておけば?

どこの商社なんだろうなあ~?気になるな。
随意契約でウマ~、ってなってたところはどこだろな?諮問会議とか審議会に呼ばれてる商社の人ってことはないんだよね?まさか、インナーサークルで集ってたってことはないよね?


因みに米国にとっては、日本はこんな感じらしいよ。

米政府に国際協調路線への復帰呼びかけ…超党派の米有識者 国際 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

一方、報告書は、米中関係を「世界の安全保障と繁栄にとって最も重要な2国間関係」と位置づけ、米国が中東で忙殺されている間に、中国が間隙を縫って「自らの経済的利益と、世界的大国になるための長期的戦略を追求している」と述べた。しかし、報告書は、米中両国がエネルギー面などで相互依存を深め、北朝鮮問題などの外交問題でも協力関係を維持しているとして、米中両国が今後衝突する可能性は低いとの見方を示した。日米同盟については、ブッシュ政権の過去7年間を通じて「不可欠で多層的な協力関係を継続している」と高く評価している。

◇◇


最も重要な2国間関係は「米中関係」と述べているみたいですけど(笑)。だから言ったでしょ。日本はアンパイなんですから。
「いい加減に目覚めなさい」



炎上とアウトブレイク

2007年11月07日 16時27分48秒 | 俺のそれ
予想外の出来事が続いたので、ちょっと間が空いてしまいましたが、続きです。

エコーチェンバーはどこにあるか

前の記事にも書いたように、サイバー空間だけではなく現実世界でもエコーチェンバーは存在していると思われ、集団分極化というのを防ぐのは中々難しそうだ。けれども、何かの対策はあるかもしれないので、考えてみることにする。

また変な喩えで申し訳ない。
ちょっと前に、「アニマル・スピリット」とは何か~バブル現象についてにも書いたしこれまで何度も取り上げたのだが、hype曲線のようなもの(活動電位でも心電図波形でもいい)がまず思い浮かぶのである。


普通はネット上での少数の反応だけでは(閾値に達しないので)、炎上までには至らないであろう。けれども、ある水準を超えていくと、活動電位とかhype曲線の形状のようにスパイク発生、みたいになるのである。オーバーシュートが観察されることになるのである。これがまさしく炎上と似たような反応であり、現実世界においてもメディエイターの活躍によってマスメディアでの「亀田バッシング」とか「パロマ叩き」みたいになっていくのである。オーバーシュートと言うに相応しいと思えるのである。

集団分極化というのは、ある小集団内での反応から始まる。これは、感染症―とりあえずウイルス感染を思い浮かべてほしい―の拡散とも似ているように思われるのである。
例えば、男性同性愛者の小集団があって、そこの中で注射器などが使いまわされたりすることがあるとしよう。違法な薬物使用などがその原因だ。すると、その集団内でエイズのような血液感染の可能性が高まっていくことになる。その後には、その集団内において所謂アウトブレイク(アウトブレイク - Wikipedia)の発生ということになることがあるのである。集団のメンバーがN1、N2、…Nn、と存在している時、ウイルスはごく少数者たちの間のみで行き来しているだけのうちは、さほど拡散していくことはない。けれど、この集団内でのアウトブレイク発生で、メンバーの殆どが感染するに至る。その後には、この集団に接触のあった、広い範囲の人々にも感染が拡大していくことになる。その広い範囲の人々とは、最初の「男性同性愛者」という特定の属性を持つような人々ではないのである。これが集団分極化から、もっと広い範囲に炎上が広がっていくさま―まさにカスケードである―に近いイメージなのだ。

感染者の累積数(それとも新たな感染者数)を縦軸に、時間経過を横軸にとると、アウトブレイク発生前(=閾値以下の時期)においては感染者増加率は小さいが、アウトブレイク発生となる(=ある閾値に到達する)と、爆発的に感染者は拡大していくことになる、ということだ。増加率がピークを迎えるまで(=オーバーシュート)は拡大する一方で、その後にピークを過ぎると急速に下降する、ということになるだろう。集団の感染してない人たちの存在確率が減っていくからね。集団の母数が多いと、ピークを迎えるまでの時間経過はかなり長くなるであろう。


炎上という現象がこれに近いとすれば、感染対策というのと同じく考えるといいかもしれない。

ウイルスに対するワクチン、免疫力を高める、感染危険性の高い行為などを避ける、みたいなことであろうか。免疫アジュバントといったこともあるかもしれない。でも、みんなに集団接種するというわけにもいかず、具体的にどのようにするか、というのはよく判らない。

基本的なこととしては、リテラシーが重要とか言われるだろうけれども、これは簡単には各個人に備えるのは難しい。「あるある」の納豆騒動みたいに、普通の人々にはあっという間に感染してしまうことはよくある話だからである。でも、やはり「教育」「啓蒙」などによって、よく考えるようにトレーニングすることで多くは感染予防できるようになるであろう。ニセ科学対策とも共通しているかもしれない。血液サラサラ詐欺とかも同様だ。儲け話で詐欺に遭うのもそうかもしれない。

更には、個別にワクチンを撒布していく、というようなことかな。コンピュータのウイルス感染とワクチンプログラムみたいな関係かも。エコーチェンバーの機構というのは、まるでウイルス培養装置みたいなものだ。インキュベータincubatorとして機能してしまう、ということ。喩えて言うと、嫌韓とか嫌中の集合地点みたいな場がインキュベータとなって、感染者が培養されているというようなことだ。なので、特定ポイント(場)においては、対応するワクチンを容易にダウンロードできるような環境―つまりは対抗意見や反論根拠の資料にリンクを張るというようなこと―となっていることが望ましい。現実世界の中でも、同じ意見の人たちだけで集会をするのではなく、対抗意見を聞けるように「討議形式」となっていることが望ましいだろう。

あとは、日常において完全無菌化の環境で過すのではなく、多少の雑菌に接触しておくことが必要かもしれない。免疫獲得には、そういった菌やウイルスに曝されていなければならないのだ。なので、過剰にならない程度に、耐性を作っておくことも必要かもしれない。酷い意見とか、悪い見本みたいなものであっても、多少は役立つということでもある(笑)。純粋無菌下での培養環境だけだと、免疫力が獲得されていない為に、容易に感染してしまって敗血症になって死亡(=ブログ消滅とか、ネット世界から消えるとか)したり、キャリア(=工作員?とか、何かの伝道師やカルト構成員みたいな人)となって感染者をもっと広い範囲に拡大してしまうかもしれない。なので雑菌程度には馴れておきましょう、ということかな、と。




ふくわらひ

2007年11月07日 10時57分19秒 | 俺のそれ
以下、脳内妄想から抽出。オヤジギャグ連発、御免!

六甲おろしが吹き荒れたわけではないが、夏の決戦で大敗を喫したアベちゃん。
逆風は強かった。焚きつけられたバッシングは熾烈でした。
そして、決戦に負ければ「辞めるだろう」と誰しも思っていました。
常識ではそれが普通だろう、と。
そういう目論みは出来上がっていたはずでした。
ところが…
大敗北を喰らってもなお、「ボクは辞めないゾ」と再チャレンジに賭けたアベちゃん。
テロ特問題をどうにかせよ、とかねてから番長(=アメ帝)にケツを蹴り上げられていたので、ボク絶対頑張るもん、と最後の決意でオザワに会談を申し込んだのです。

アベ 「サシで話したい…要求を呑むので、会ってちょ」
オザワ 「イヤだよ。お前は既に死んでいる」
アベ 「ヒデブ!」
オザワ 「お前のイスをもらうまで戦うから」
アベ 「アベ死!!」

あっさりお断りされてしまった―涙目&はら痛
もうダメだ、万事休す…
アベちゃんは「アベしちゃう」ことにしました。


タロウ閣下が最有力と目されていたのに、福ちゃんが突然の衝撃デビューを飾りました。売り出しチャンスを狙っていたプロダクション社長筋が、風説を流したのでした。タロウ閣下は一気に窮地に立たされました。汚名も着せられました。
「アベちゃんを挫折させたのはオメイだろ」
「官邸崩壊の首謀者はタロウだろう」

様々な怪情報が飛び交いました。タロウ閣下は言いました。
「あっ、そう。ガハハハハー」
豪放磊落でした。さすがはタロウ閣下でした。

プロダクション社長らの狙い通り、福ちゃんがイスに座ることになりました。
これに乗じて手拍子していた人たちはたくさんいました。あとは、オザワ包囲網を絞っていくだけです。ジリジリと時が過ぎました。頃合いを見計らって、会談の日取りが切り出されました。水面下での工作が進められました。少し前のアベちゃんの時には、「会いませんよ」とあっさりと断ったはずのオザワでしたが、今度ばかりは断れない状況でした――。


人形も仕立て上げられ、セッティングは整いました。
財務省ノンキャリアの不気味な逮捕劇も、謎の官僚ブロガー失跡も、元大臣隠遁入院も、全て同時期という、偶然にしても極めて不思議な2週間が過ぎて行きました。

ところで、福ちゃんはいつも何を言っているのか判りません。中身が実質的に何も無いからです。何も言ってません、という答えをしているのと同じだからです。
「んー、どうなんですかねえ…。ああっ?私には判りませんよ」
流石、傀儡政権の優柔不断妖怪です。腹話術の人形だけでは、何も喋りませんからね。

トップ会談の結果を持ち帰ったオザワでしたが、思わぬ反応に驚くことになりました。
幹部たちは一斉に言いました。
「オザけるんじゃない!」
間違えました。「ふざけるんじゃない!」でした。
悲しみに打ちひしがれたオザワは、言いました。
「こうなったら、アベしちゃうぞ」

また怪情報が流されました。
それから様々な意見が出されました。
「今は大変な時だ。オザけてる場合じゃない」
「アベしちゃうようなトップというのはいかがなものか」

福ちゃんは笑いを堪えていました。
アベちゃんは1人でアベしちゃうし、オザワはオザけてるし、コロコロとみんな自分で転がってしまうんだね。
企んだ人々も同じく笑っていました。
空中分解を回避するには、オザワにアベされちゃうのを阻止せねばならず、どうにかして思いとどまらせるように説得するしかなかったのです。こうしてオザワは元鞘に戻ることになりました。
一番得したのは、やっぱり仕掛けた人々でした。

大連立に乗ってくるならそれでよし、乗ってこなくても「離間の計」で内部に亀裂が入ることは避けられず、互いに疑心暗鬼が続くことになる。いつなんどき「飛び出していってしまう」か判らないのだから。この恐怖からは逃れられなくなる。仲間同士の信頼を失わせることこそ、チームを弱体化させる近道なのだ。
つまり、どっちに転んでも得になる、という寸法です。


ふくわらひ……出来上がってみなけりゃ判らないという点では、同じなのかもしれませんね(笑)。