いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

”今日”釈放ですか?(ちょっと追加)

2007年11月14日 20時17分11秒 | 社会全般
へえ~、拙ブログに記事を書いて直ぐだね(笑)。
こりゃまた、すごい偶然だ。
謎の核心に迫ることができたんでしょうか?

まず報道から。

11月14日18時24分配信 産経新聞

強姦の財務省職員を釈放 女性、示談に応じる(産経新聞) - Yahooニュース

財務省職員による集団強姦(ごうかん)事件で、東京地検は14日、逮捕された同省主計局主計官付係長(34)と財務事務官(29)を処分保留で釈放した。被害者の女性(33)が示談に応じ、告訴を取り消したことなどを考慮したとしている。地検によると、2人は容疑を認めているが、事件の発覚を受け、女性の自宅などに取材が殺到。女性が精神的苦痛を訴え、事件とかかわりたくないとの強い意向を示したことなどから処分保留にした。地検は「行政処分の結果などをみて最終的な処分を決めたい」としている。
調べでは、2人は2月23日午前1時ごろ、JR中野駅前で、女性と一緒に酒を飲んだ後、「始発電車まで休ませてほしい」と、近くの女性宅まで行き、集団で乱暴したとされる。

◇◇

それからこちらも。

11月14日18時50分配信 毎日新聞

<集団強姦>財務省係長、事務官を釈放 女性が告訴下げる(毎日新聞) - Yahooニュース

東京地検は14日、集団強姦(ごうかん)容疑で逮捕された財務省主計局の係長(34)と事務官(29)を処分保留のまま釈放した。被害女性との間で示談が成立し、女性が告訴を取り下げたことを考慮した。地検は、今後財務省が行う処分の内容も検討した上で刑事処分を決める。

◇◇


いくつか疑問点が。

10月25日朝の出勤途中で逮捕、とされていたハズだ。送検の期限は48時間以内らしいので、27日朝まで、ということだろうと思う。すると、拘束期間は一度延長し、更に8日の拘留延長というということ?
捜査不十分で期間延長ということ?幼稚なレイプ事件で?
犯人が犯行を完全否認していたとか、黙秘していたとかではないのに?

これって、ごく普通の刑事事件(強姦)と比較してどうなんでしょう。警視庁で既に犯行を認めてるとかの報道だったのだから、検察でもアッサリと検面調書作成みたいなのが進みそうだと思うんですけど、どうなんでしょうか。まあ、お仕置きの為に拘留しておいた、ということなのかもしれませんがね。


もっと重大な疑問が。

産経新聞のこの部分→『事件の発覚を受け、女性の自宅などに取材が殺到。女性が精神的苦痛を訴え、事件とかかわりたくないとの強い意向を示した』

これが事実だとすると、どこが取材に向かったのかマスメディアは徹底的に調べた方がいいよ。新聞?雑誌?テレビ?
殺到、ということは「1社や2社じゃない」ということだわな。よくある「メディアスクラム」みたいな、もみくちゃにされるというシーンが思い浮かぶわけだ。ホントか?もしやってた社があるなら、徹底糾弾せよ、だわな。
だが、強姦事件の場合、所謂「セカンドレイプ」問題があるので、通常被害者の女性に「取材は行わない」というのが暗黙の了解事項になっているのではないか?どこのメディアが取材に殺到するのか、って話だ。今の無神経の塊みたいな日本のマスメディアであっても(いや、悪気はないけど。一応、褒め言葉ということで)、さすがに被害女性の自宅に押しかけて「ちょっとだけでいいので、話聞かせてくれませんか~~、○○さ~ん?いるんでしょう?いるのは分ってますよ~?」みたいに言ったりはせんだろうよ(笑)。

それと、被害女性の身元を明かしたのは誰なのか徹底的に調査するべきだろうな。警察発表で被害者の身元を完全に明かしたりするのか?もし警察が漏らしたのだとしたら、そりゃ大問題だろう。
警視庁幹部は謝罪会見だろ→やれるもんならやってみて。

因みに、犯人が拘留期間中であっても示談交渉は外部で進められるんですね。初めて知った。代理人(弁護士さんか?)に交渉に向かわせる、ということがあるんですね。告訴した人に、犯人側の弁護士が接触するのは問題ないんですか?いや、そういう法律の決まりみたいなのを全然知らないもんで。発表だけ見れば、逮捕後に示談交渉に入り、拘留期間中に示談成立、という超スピード解決ということなんですな。ナルホド。


示談は別にいいんですけれども、解せないのは「取材が殺到して、精神的苦痛を受けたこと、事件とかかわりたくないとの意向」というのが引っ掛かるということ。被害を受けた直後に告訴してたのであれば2月時点ということになり、捜査期間があまりに長すぎだわな。親告したのが最近とか過去1~2ヶ月以内なら(6ヶ月という親告期間制限は撤廃されたそうです)、半年以上経過してからの親告ということになり、「事件とかかわりたくない」との証言とちょっと矛盾するだろう。だって、被害を受けてから十分時間が経って、それでもなお「戦う、犯人と対決する」と、かなりの勇気を振り絞って決心したはずだもんね。被害を受けた女性がそう考えるということがどれほど大変なことなのか、すぐに分りそうなもんだ。一度決意した女性が、簡単に戦う気力を捨てるというのは考えにくいんですよ。


だから前のリンク先の記事に書いておいたでしょう。
ウソをつこうとすると、大抵余計なことを言う、って(笑)。
「血は乾いていた」というのと同じさ。
今度は警視庁じゃなくて、東京地検の発表らしいですけど。
いかにも、もっともらしい「発表文」を考えようとすると、こうなる、って見本みたいに思えるけど。

それにしても、被疑者の生死や送検の報道がないこと自体が不自然だ、みたいに書いたら、偶然にも処分保留で釈放と発表された、と。


取材殺到、告訴時期と捜査期間、という大きな疑問が残った。
余計に疑いは深まったよ(笑)。




追加です。


関係ないと思うけど、さっき断固guyさんの、もとい、子飼弾さんの記事を見たら、復活してたのを知った。アクセスできなかったけど。アクセス集中しすぎですかね。

でも、日付が随分古いので、ひょっとしてみんな前から復活してたのを知ってたとかですか?そうは見えなかったけど。何かシステム的なトラブルとかなのかな?


それにしても、偶然って本当に凄いね。
もしも、いきなり今日復活、ってことなら、一体何がどうなっているのやら…全く分らんな。
よりによって、何故”今日”なのだろうか……?
ぶくマも今日のものばかりみたいだけど…

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世の中には、偶然の一致なんてものはよくある話で。
不思議な物語は、珍しくないのですよ。
「奇遇だな~」というセリフはよく使いますし、私の陰謀論が好きだという傾向は治らないでしょう(笑)。



パキスタンを押さえるのが先決では

2007年11月14日 17時04分25秒 | 外交問題
戒厳令下に置かれ混乱の様相を呈しているパキスタンですけれども、日本の立場について考えてみたいと思います。例の給油活動などの話やアフガン支援問題とも関係していると思います。


①パキスタンの場所

テロとの戦いでの「最前線基地」になっており、重要な場所であることは確かである。周囲に国境を接しているのは、イラン、アフガン、インド、中国があり、外交上の問題として取り上げられやすい国々である。

基礎情報>パキスタン - Wikipedia

アフガンで続く対テロ戦争、イランの反米的暴走危機、これに加えてパキスタンが不安定化すると、この周辺地域の問題がより複雑化していくだろう。インドも心穏やかではないだろう。かつてのような重大な危機という局面さえ想定される。インド、パキスタン、イランという核保有国の緊迫した状況となれば、世界を不安に陥れることになるだろう。


②米中の思惑

米国の立場からすると、イランやアフガン問題がある限り親米政権を擁立し続ける必要がある。ムシャラフ大統領の軍事的クーデターはやむを得ない、と考えているのかもしれない。米国の軍事援助として、F-16やP-3Cの売却というのがあるが、これが暫く凍結されることになるかもしれない。年明けの選挙(本当に民主的かどうか確かめようがないかもしれないが)後に、ムシャラフ政権か若しくは代替的親米政権が誕生するなら、軍事援助は継続されるだろう。隣接国のパキスタンを「絶対に押さえておきたい」という目的があるからだ。

一方中国は、昔から深く関わりを持ってきたようだ。原子力技術の供与なども実質的に中国が担ってきた。更に、最近においてもパキスタン権益の確保に動いているようである。

JOGMEC  07/4/9

これによれば、振華石油がパキスタンでの探鉱鉱区の権益を獲得したとのことだ。ブラジルの大油田発見みたいなことを狙ってるのかもしれないが、どうなのかは不明である。だが、中国は着実に地下資源獲得に動いている、ということなのだろう。

原子力百科事典 ATOMICA

最も新しい原発は2010年稼動予定ということで、中国がスポンサーとしてついているということだ。となれば、パキスタンの政情不安定化でこうした権益が失われることは避けようとするだろう。これは米国とも一致した思惑であるということになる。米中ともに「ムシャラフ政権が続いてもらうのが望ましい」ということではないかと思われる。


③パキスタンの潜在力

上記ウィキぺディアにもあったように、人口増加が見込まれており、3億人以上の巨大市場が誕生すると目されている。日本の3倍以上になる、ということだ。民主化と経済発展によって、魅力的な巨大市場となり得るかもしれないのである。ここに日本が関与していくことは、利益が期待できると思われる。

発展の障害となるのは、インフラ整備が進んでいないことだ。原油輸入国であり、エネルギー不足ということでもある。天然ガスは埋蔵量が豊富で、BP統計では世界の確認埋蔵量の5%がパキスタンとのことだ。つまり、天然ガスの有効利用と、熱効率の高い火力発電所の供給を進めることが有効となるのではないか。エネルギーの自国内供給比率を高めることが必要だ、ということ。こうした技術供給は日本の得意とするところなのではないだろうか。

アフガン問題への関与として考えてみると、パキスタンへの支援によっても有効となる部分はあるかもしれない。アフガン国内に直接支援をする前に、パキスタン国境付近の整備をすることが大麻流通などを抑制できるようになるかもしれない。直接支援するにしても、拠点となる場所をまずパキスタンに確保して、そこからアフガンに持っていくとかしないと、いきなりアフガンで全部というのは無理なのではないかと思う。そうした拠点作りをぺシャーワル近辺とか、その西側地域(カイバル峠方向)で地道に行っていくしかないように思える。まずパキスタン国内に「町を一つ作る」くらいの気持ちでやっていかないと、無理なんじゃないかな。

建設業にしても、日本国内でのみ仕事をするのではなく、こうした足りない地域に行って技術支援を行えば利益を上げられるようになるのではないかと思う。明治時代にやってきた欧米人たちは、日本人に様々なことを教え、知識や技術を授けたのではないかと思う。主に日本人が作業をしていたのではないかと思うけれど、西洋風の建築物は建てられたのではないか。海外から企業ごとやってきて建物だけ作って、金も掠め取って帰っていったわけではないと思うのだが。調べてないけど。
日本国内で仕事が少ないとか、やっていけないとか言ってないで、もっと外の世界に目を向ければ、必要とされている場所はたくさんあるのではないかと思う。もっと「日本式」ということを輸出していっていいと思う。


④アフガンへの支援は

今、ISAF参加とか、海上給油活動なんかに精を出さずともよいだろう。本気でやるなら、まずパキスタンへの影響力を強化することだろう。そこを足がかりとして、アフガンに臨むということくらいしかないのではないか。ソ連侵攻から始まって、約30年かけても軍事力では制御できそうになかったのだから、今後も難しいことは明らかだろう。無駄なトライを繰り返すことに意味があるとも思えないのだが。

映画『ランボー』シリーズの「怒りのアフガン」が上映されたのは、はるか昔のことだよ(笑、「怒りのぶろぐ」というネーミングとは何の関係もないよ、一応)。あの頃の状況と大して変わっていない、ということなのではないか。旧ソ連製の武器が十分行き渡るようになった分だけ、むしろ状況が苦しくなったのではなかろうか。

米中とは違い、覇権的活動には無関係の日本だからこそ、パキスタンやイランとの関係が大切なのではないかと思えるのだが。




ちょっと反省

2007年11月14日 12時47分38秒 | 俺のそれ
うーん、痛いところを突かれた。

EU労働法政策雑記帳 権丈先生の価値判断


コメントで紹介されていたこちらも。

ソーカル、ブリクモン『知の欺瞞』読書ノート


字が細々としていて、読み難いね。
拙ブログでも、前に字が小さくて読み難かったので、ちょっと大きめにしてみたのだけれど、これも年寄りになったせいかもしれないな(笑)。



失踪事件の謎に迫る~2

2007年11月14日 10時32分00秒 | 俺のそれ
自分が操作する側の立場で考えると、対策として考えるのは自然なような気がする。
・類似事件によるネガティブイメージ
・バッシング対象の設定、明確化
・ターゲットの確実な設定

話題性に富む、叩き易い、憎まれやすい、ということで言えば、
「エリート」
「高給取り」
「官僚」
「記者」
と、まさに垂涎の対象(笑)。
完璧に全て揃っている。

エサは3段構えで用意。対策は万全な方がいいからね。

1月 主計官・雑誌記者の不倫スキャンダル
2月 空佐・米大使館職員・読売記者の漏洩事件
   主計局ノンキャリアの強姦事件

第一弾は不倫報道ということで、情報漏れ云々という大袈裟な話ではない。「西山事件」へのネガティブイメージが形成されていればよい、ということだろう。

第二弾は「西山事件」により近い設定で用意。大使館職員、新聞記者という相似性が重視された。けれど、空佐が関与するのはどうも余計な感じがする。一介の大使館職員がそんなに重大な情報を持っていたとは考え難いし。それは単に米国側の情報管理の問題になるからね。できすぎた設定なので、かえって怪しい感じがする。警視庁の「血が乾いていた」というのと同じさ(笑)。

第三弾は仕込みかどうか不明だ。
だけど、真夜中に「果物コロコロ」というベタな手口で、そんなに簡単に釣れるものだろうか?30過ぎの女性が初対面で見ず知らずの男たちを、1人暮らしの家に案内して入れたりするものだろうか?1人が番号を交換していたので信用したのだろうか?ちょっと疑問に思える部分はある。

チェイニー来日(2/20~22)までに、大体が計画通りに実施されたということ。
元の西山事件への関心は低かったし、第2の西山事件とか言われて、スキャンダラスな印象付けに成功した。沖縄返還に伴う密約に国民の関心は向くことなく、米軍への反感も高まることはなかった。3月の西山事件の判決についても世間の関心は全く心配なさそうだ、ということで、第三弾のネタは使われることなく終わったのだ。念には念を入れてと思ったが、2つで効果は十分だったと判断されたのではなかろうか。これが後々重要になってしまったのだが。



10月の場合は、いくつかの要因があったのかもしれない。

うっかり気付いてなかったけれど、10/7~8にかけて主要紙等も含めて、沖縄の核密約報道があった。大手紙のリンクは切れていて探せなかった。が、地方紙では残っていた。

沖縄返還・核密約 米当事者のメモ発見琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

(リンク切れになるので、以下に引用)

沖縄返還・核密約 米当事者のメモ発見
 【東京】1969年の沖縄返還交渉で、米軍が有事の際に核を持ち込むことを認める日米密約の締結を示す米政府の公文書が7日までに見つかった。返還に合意した同年11月の日米首脳会談に向け、キッシンジャー米大統領補佐官(当時)が当時のニクソン大統領にあてたメモで、佐藤栄作首相との密約締結手順を記載。密約は「共同声明の秘密覚書」としてメモに明記している。 核密約については、佐藤首相の密使を務めた若泉敬氏(元京都産業大教授、96年死去)とキッシンジャー氏との通話記録などが見つかっているが、交渉当事者のメモの発見は初めて。
 メモは69年11月12日付と同13日付。2005年に機密指定が解除されていた文書を信夫(しのぶ)隆司日大教授(日米外交史)が米国立公文書館で8月に入手し、分析した。
 キッシンジャー氏は「沖縄返還後の米国の核持ち込みと繊維問題に関する日本政府との秘密交渉」と題された12日付メモで、核持ち込みについて交わされた「秘密覚書(合意議事録)」の存在を明記した。
 メモの内容は秘密合意に沿って両首脳が会談で行動するための「ゲームプラン」(行動計画)だとした上で、返還に伴う核兵器撤去に触れた共同声明文について交渉の進め方を進言している。
 若泉氏は核密約を暴露した著作「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」(94年出版)で、「ヨシダ」という偽名を使ってキッシンジャー氏と接触していたことを明かしている。
 13日付のメモではキッシンジャー氏が若泉氏の暗号名「ヨシダ」に言及。「昨日午後、私とヨシダ氏が最終的な協議で行動計画は合意に至った」と述べている。
 覚書自体はまだ開示されていないが、信夫教授は「日米双方の記録で密約が裏付けられた意義は大きい」と話している。

<ニュース用語>沖縄核密約
 1969年11月19―21日の首脳会談で、日米は沖縄施政権返還に合意。核兵器撤去と日米安保条約の適用を示す「核抜き・本土並み」を条件としたが、その際、有事に米軍が核兵器を再び持ち込むことを認める密約を結んでいたとされる。秘密交渉に当たった若泉敬氏は著書で(1)日米が核持ち込みと繊維問題について2通の秘密合意議事録を作成(2)首脳会談で当時のニクソン大統領と佐藤栄作首相が大統領執務室隣の小部屋で2人きりで署名する段取りになっていた―などと暴露。既に公開された米公文書には2人が小部屋に入る記述があるが、議事録自体は公開されていない。(10/8 9:48)




この後、広島の米兵レイプ事件が報じられたのが18日。
グーグル検索では時事通信、読売、中国新聞、日刊スポーツのウェブ記事があったようだ。この同じ日には、守屋次官のゴルフ接待疑惑が報じられた。バッシング対象としては、「エリート」「官僚」「高給取り」と格好のネタだった。広島でのレイプ事件を潰す為に、意図的にぶつけたと見えなくもない。グーグル検索の順番で見ると、朝日新聞が第1報だったようだ。
で、この後に、第三弾で取っておいたネタを25日に、一斉に出した。財務省官僚集団強姦事件だ。米兵のレイプ事件への反応は抑制され靄の中に葬り去られた。米軍への反感も抑え込めた。逮捕状見送りとか、証言が曖昧とか、ついていくのが悪いとか、夜中にフラフラ遊んでるのもアレだとか、まるで被害女性の方が悪いみたいに言われてしまうに至ってしまった。

つまり作戦は大成功だったのだよ。
守屋事件と財務省官僚強姦事件でうまく誤魔化すことができたのだ。
米側の懸念となってしまった核密約と米兵レイプ事件であったが、これをすばやく消し去らせるように恰好のネタを提供した、ということ。みんなの関心は、守屋事件とか、官僚の強姦事件とかの方に移ってしまったのだ。

2月に来日したのはチェイニーだったが、今回はゲイツだった。
つまり来日する11月初旬までには、色々と準備をしておかねばならなかった。普天間移設問題の協議がスタートすること、ゲイツが来ること、日米防衛族の会議があること、これらが予定されていたからだろう。

筋書きを書いているのは、番長(米国)筋と腰ぎんちゃくとなっている権力層(外務省筋、警察・検察筋?)のように見え、何気なく情報操作を忍ばせているかのようだな。私の傾向としては陰謀論が割りと好きなので、そのように見えてしまうということで。チラシの裏、ってなもんですから(笑)。


ああ、上に警視庁の「血が乾いていた」という話を書いたのですけど、これは例の立て籠もり事件の話ですよ。

警視庁幹部はウソが下手だね(笑)

マスメディアに緘口令がしかれた、と言ったけど、本当にそうだったでしょ?
だって、犯人がどれほど凶悪だったか、とか、その後犯人は助かったのか死亡したのかの報道はなかったでしょ?(笑)病院に運ばれた犯人がその後どうなったかという報道はないと思いますよ。

死亡した可能性が高いと思うけれども、一切報じられていない。普通なら、死亡しました、というような警察発表があるでしょう。で、記者クラブの人たちは、そのまんま報道するでしょう。被疑者の送検とかについても、全く報道がない、というのが余りに不自然なんですって。いつもと違うことをすると、不自然さが目立ってしまうという好例だね(笑)。

頭部をトカレフだかマカロフだかで撃って、脳みそぶちまけたなら、まず助からんだろう?死亡したのであれば、被疑者死亡で書類送検とか報道されるでしょ?しかし、そういう報道が一切消えた。それは何故か?

世間の人々に関心を向けてもらいたくないからだよ。思い出して欲しくないからさ。もしも犯人が自分で撃って自殺を図ったのなら、犯人は病院に運ばれましたが死亡しました、って報じられるもんね。海外メディアでもそうだよね。
もしそうでないとしたら?言いたくない、ってことさ。言いたくないから伏せておくのだ。不自然に伏せておくことが、逆に疑いを濃厚にしているということだね。


つまり、こうした情報操作は警察や検察を通じて日常的に行われている、ということを暗示しているということだわな。

何を信じるか――これはかなり難しい問題なのかもしれない。