いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

対戦車伏撃戦術とスナイパー

2008年07月01日 17時36分02秒 | 防衛問題
via REVの日記 はてな

スナイパーはMLRSの攻撃で排除されるらしい(笑)。
これは予想通りだったね。
オイラは「孤高のスナイパー」

『多くの戦場において、町で一番高い教会の塔などに陣取って狙撃するので、滅多に撃ち返されることはない。相手側からもこちらが見えていないことが多い。しかし、塔ごと砲撃を食らったり、教会周辺なんかの絨毯爆撃などを食らったり、精密誘導兵器で攻撃されるとひとたまりもない(笑)。』

これはどうでもいい話だな。


本題はこれ>市街地での対戦車防御戦術

初めて知りましたよ、こんな戦いを。やはり研究している人たちがいるんですね。
なるほど、とは思います。

でも、普通に考えれば、特別に「軍事知識」に詳しくなくても、「誰でも」思いつく程度の話なのではないかな。将棋とかとおんなじ、ってことだよ。車で道路を走る、建物を目にする、街中を歩く…そういう日常生活の中で、「考えてみれば判る」ということは結構ある。地形についてもそうだ。あと少しの部分が、専門知識の差だろうとは思う。基本的には想像力の問題だろう。


戦法としては、想像していたのとかなり近い。

防衛省の要求は通らないの中で書いたのと大して変わらんよね。それでもある程度?というか、それなりの効果が得られる、ということだ。現実的に考えるというのはこういうことだろうと思うけど。

しかし、それが「考えられない」人たちが大勢いるんですよ。「知識が豊富」とかいっても、「有効な対策」という視点にはなっていないのとしか思えませんね。知識がある、ない、という問題ではなく、ある場面・局面での「どのように対処するか」という発想の問題ではないかな、と思うね。脅威に対処というのは、もっと具体性のある運用というものを考えるべきなんですよ。

全体的な展望も、将来的な戦略も、今の自衛隊には欠けていると思いますね。そういうのは詳しい人が考えるしかないのに、まともに考えてきたことなどないとしか思えん。
防衛族議員連中にしても、利権優先があるだけで、実効性ということを考えているとは到底思われない。


市街地戦を長期間やるというのは、大変なんですよ。だからこそ、包囲した方が楽だね、ってことを言っているわけで。

因みに、古い話で申し訳ありませんが、「6人のカレー市民」みたいなことに日本がならないのか、ということは考えるべきでしょうね。

カレー包囲戦 - Wikipedia

完全に封鎖されると、中の人たちが苦しいから。
エドワード3世が反対を押し切って約1年もの間包囲を継続し、結果的には重要な軍事拠点を無傷で手に入れたのですからね。こういうのが「賢いやり方」だろうと思いますけど。

それをわざわざ全国の都市部をゴーストタウンにしながら、地上戦を頑張り抜いて首都攻略を目指す、とかいう愚策を考えるのは、愚かな指導者や指揮官の時だけだ、というのは、そういうことですから。日本の地形的特徴を考えるべきだ、と再三言っても、考えられない人たちは大勢いるみたいですけど(笑)。




誰がこんなシナリオを出せと(以下略)

2008年07月01日 16時16分33秒 | 防衛問題
やぶ蛇ww

詳細はよく知りませんが、思わぬところからボロが出てしまうようで。
シナリオを出せと書いたことは書いたが>防衛省の要求は通らない
本当に不思議なもので、思わぬシナリオが出てきてしまったようですね(笑)。


陸自の演習図入りメモリー紛失:根深い隠ぺい体質 99年、HP公開の米に削除要求 - 毎日jp毎日新聞

随分古い話みたいですが、在日米軍がHPに公開w、ってのも笑える。さすが情報公開の鬼、米軍だ。ある意味、立派だと思う。正しく理解してくれや、というのが根本だろうし、そもそも自衛は当たり前の国民性だから日本みたいに過剰反応が起こらないのでできる話だろうと思う。けど、陸自からすると、思いっきりバレバレは困りますデス、ということだったのでしょう。

メモリを盗まれた2佐は超可哀想。被害者なのにね。処分されちゃう。しかも盗んだのは1尉の人だったそうで、たった2千円くらい盗んで人生を棒に振るなんて、どうかしてる(ひょっとして当時であれば、メモリ自体の方が高かった??)。しかも下っ端とかでなく、上の階級の人間じゃないか。上官となるべき人間として、どうよ、とは思う。そんなみみっちい根性で隊員の命を預かれるのか、って話だわな。


でも、今回の一件がどうして明るみに出たのかちょっと不思議ではあるんだけれども、こんな図ではないかと予想。

財務省に予算を認めてもらおうとしたら、丁度「居酒屋タクシー問題」で処分がバンバン出ていた財務省の方ではムシの居所が悪くて、「予算を認めて欲しければ、きちんとシナリオを出して下さい」とかマジで言われちゃったんでは(笑)。で、防衛省に戻って、悪巧みの相談じゃなかった、失礼、予算獲得の為の「作戦会議w」が開かれたのではないでしょうかね。

役人1:「マジで財務省のヤツラ、シナリオ出せるだろ、出せるもんなら出してみろや、とか言い出すし」
役人2:「ホント、困ったなあー。このままじゃ、予算切られちゃうよ。制服の方でナンか出してよ」
制服1:「そんなこと急に言われても…」
役人1:「いや、上陸侵攻作戦はそもそも急に来るから」
制服2:「そりゃそうだ(笑)」
役人2:「笑いごとかよ~真剣に考えてよ、もう~」
制服1:「そういえば、昔に図上演習があったんじゃなかった?」
制服2:「あった、あった。丁度オレが結婚まもない頃で、カミさんが怒って実家に帰ってい…」
役人1:「誰がそんなことを聞いているんだよ。演習の話だろ」
制服2:「ええっと、ワザと右派の本拠地wから上がってくることにしたはず」
役人2:「それは嫌がらせ?設定に特定の意図を感じるなw」
制服1:「そうそう。あそう太郎閣下の所や安倍ちゃんの所近辺だった」
役人1:「何?いまのオヤジギャグ?つまらん」
制服1:「こりゃ失礼。でもね、九州北部と山口界隈から上陸してくる想定だった」
役人2:「じゃ、そのシナリオの設定でいいから、とりあえず出して。どうせ財務省にはわかりっこないから」
制服2:「そうだね。ミリオタ財務官僚を連れてきても、米軍も認めた想定だから、って言えばいいし」
制服1:「財務省なんてどうせ数字しか見ない石頭なんだから、数字さえ揃っていれば何だっていいんだよ」
役人1:「それでは決まりだな。そのシナリオを持っていくから。今日中に出して」
制服1:「あの時のデータは誰が持っているかな…ちょっと探してみるから」
・・・・・・
制服1:「ヤバイよ、あん時のデータはね、消去しちゃったんだって!」
制服2:「な、なんだってー!!(○○略)」
役人1:「モノがなければ話にならんでしょ」
役人2:「そうだよ、なんでそんな大事なモンをなくすんだよ」
制服1:「いや、そうじゃないんだって。データは元々消去することになっていて…」
役人1:「そんな演習、意味ないじゃん!何の為に演習すんだよ」
制服2:「何の為って…Warゲーム?」
制服1:「違うでしょ!!ウォーゲームじゃないでしょ、シミュレーションゲームでしょ」
役人2:「やっぱ、ゲームだろw」
制服1:「もとい、シミュレーションとプログラムの確認だったと思うよ」
役人1:「それって、今は使われてないの?」
制服2:「昔よくあった飛行シミュレーションとか、ああいうのと似たようなプログラムだったような」
制服1:「初期設定を入れて、あとは実際にPC上で運用をやってみると、時間経過ごとに結果が出てくるってヤツ」
役人2:「なんか、ウソくさいような…」
制服2:「あくまでシミュレーションだから…」
制服1:「損害率とか生存率とか、そういうパラメータで変わるけど、支配地域の大きさはある程度判るんだったかな」
役人1:「でも、前世紀の作品でしょ?それってどうよ?」
制服2:「そうなんだよね。そもそもゲームみたいなもんですから」
役人2:「結局ゲームなんじゃないのw。で、それが何故今は残ってないの?」
制服1:「それがですね…かくかく然然」
役人:「ええっー!!そ、そんなバカなことが…トホホ」
制服:「だからマズイんですよー、肝心な時に使えない…まるで(以下略)」
一同:「困ったなー、どうしようかねえ…また最初に逆戻りじゃないか…作戦会議やり直しだ…」

……

(壁に耳アリ障子に目アリw)
(人の口に戸は立てられぬw)
ヒソヒソ…ヒソヒソ…


某省担当記者:「…、あっしは帝国海軍命ですから、何なりと…」
某省中の人:「ここ最近海ばかり非難されてきたからね…陸の連中はここぞとばかりに叩きおって…」
某省担当記者:「で、陸を叩けるいいネタを掴んだんですね?」
某省中の人:「そうなんだ。確かシナリオがあったハズ!と閃いたまではいいんだが、ショボイ不祥事まで閃いちゃったみたいでw」
某省担当記者:「そんな話があったとは。10年も前の話を蒸し返すなんて、××さんも人が悪い~ww」
某省中の人:「いいんだよ。海が叩かれて大喜びしてたのは陸のヤツラだから。少しは思い知るがいい」
某省担当記者:「じゃ、書いちゃいますよ。また情報漏れってことになってしまいますね」
某省中の人:「うん、いいの。書いちゃって。どんどん書いちゃって。海の不祥事の時なんて、向こうの誰かが率先して情報を流してたんだから。謝罪会見がどれほど辛く恥ずかしいものか、思い知るがいい」
・・・・・・

こんな下らないシナリオなら直ぐに思い浮かびます(笑)。


いつも「囚人のジレンマ」状態
結局、互いが相手を突き落としていくので、結果的には両方とも堕ちていく~~
バカだな。「協力」という言葉を双方とも知らない。
恐らく自衛隊の辞書には「連携」「協力」という言葉は載ってないんだろう。大戦前からの悪しき伝統?


米軍がHPに公開していたということは、「米軍は公表してはいけないとは思っていなかった」ということなんだから、米軍に「メモリを紛失しましたよ~」なんてわざわざ言う必要性なんかないんじゃないの?そうじゃなくて、それは内部的な問題でしょう。
実際、内容的にそんなに重要なものだったんでしょうか?
多分、そんなことはないと思うけど。いつものいい加減な推測ですけど。大体、防衛側だって「ヘボ将棋」の域を出ていないのであれば、そんな情報を知ってみたところで何の役にも立ちませんw。そんなのを本気にして「攻めて来る」のは、本物の「おマヌケ指揮官」と「キチガイ部隊」だけですよ。やる気なら、もっと本気で考えてくるでしょう。公表情報で「香車の串刺し作戦」みたいなのが出ていたら、明らかに「これは罠だな」と思うでしょう。ワザとバカなフリをしているんだな、と。


あと、防衛省内部にシナリオを書けない人々が多すぎw
どなたか、作家や脚本家でも紹介してもらうといいんじゃないでしょうかw
すぐに思い浮かぶ適任者がおられます。戦記もの、戦記もの・・・(笑)