新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

1922年関東大震災前後の東京-1

2020年02月01日 00時00分00秒 | お好みの時間
芥川龍之介は、関東大震災の直前、鎌倉の「平野屋別荘」に宿泊していた。 すると、座敷の軒先には季節外れの藤が咲いていたが、それだけではなく、裏庭には山吹も花をつけていて、駅前の洋食屋には菖蒲も蓮も咲いている。 この季節感のなさはどうしたことか。まるで自然が狂ったようだ……。 違和感を感じた芥川は、8月25日に東京に帰って以来、人と会うごとに「天変地異が起こりそうだ」と話し . . . 本文を読む
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