新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

1922年関東大震災前後の東京-1

2020年02月01日 00時00分00秒 | お好みの時間

芥川龍之介は、関東大震災の直前、鎌倉の「平野屋別荘」に宿泊していた。
 
すると、座敷の軒先には季節外れの藤が咲いていたが、それだけではなく、裏庭には山吹も花をつけていて、駅前の洋食屋には菖蒲も蓮も咲いている。
 
この季節感のなさはどうしたことか。まるで自然が狂ったようだ……。
 
違和感を感じた芥川は、8月25日に東京に帰って以来、人と会うごとに「天変地異が起こりそうだ」と話したが、誰も真に受けなかった。
 
しかし、帰京してちょうど1週間後(大正12年9月1日)、大震災が起きたのである。
 
今日から明日にかけて、泊りがけの会議に出席するので、いつもの「つぶやき」に代わって、関東大震災前後の東京の街の「空撮」写真をお届けします。

【1922年関東大震災前後の東京-1】
 

【お茶の水、ニコライ堂上空を飛ぶ飛行機】
 

【震災時の丸の内(政府が公表した空撮写真)】
 

【震災時の神田神保町】
 

【日比谷公園(1922年)】
 

【両国橋、国技館】
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やはり出てきた「火事場ドロ... | トップ | 1922年関東大震災前後の東京-2 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

お好みの時間」カテゴリの最新記事