今朝の東京新聞の【私説・論説室から】では、今年の世相を表す漢字は「嘘」ではないかと書いていた。
・・・前略・・・ せっかくだから試みに今年の漢字一文字を占うとする。「災」(地震、台風など災害が多発)や「女」(医大受験の女性差別や平昌五輪での女性陣の活躍)は大方の予想範囲であろう。だが、ここは「嘘(うそ)」を推したい。 日産自動車のゴーン前会長の報酬過少申告やKYBの免震・制振データ偽装など、企業における嘘の数々は今さら説明無用だろう。 中央省庁などによる障害者雇用の水増しもあった。障害者雇用促進法の旗振り役である公的機関が軒並み嘘まみれだった。法をつくった国会も、法律違反を裁く裁判所までも。 安倍政権との関わりでは公文書の改ざんや隠蔽(いんぺい)など信じがたい嘘が続いた。どれも罪深いが、最たるものは立法事実(法律を制定する際の社会の要請)がないのに、さもあるかのようにして法案を通していく手法である。 働き方改革関連法では嘘がばれ裁量労働制の対象拡大を削除したが、外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案も同じ手管だ。揮毫(きごう)は「嘘」と記すか。 |
「今年の漢字」というのは、財団法人日本漢字能力検定協会が「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)」(いい字一字)という少々強引な語呂合わせで12月12日と制定したらしい。
そして漢字検定の協会本部が京都市東山区にあるので日本を代表する寺という事もあり清水寺が選ばれるたといわれている。
あくまでも国民の公募に選ばれたにすぎないので、それ以上でもそれ以下でもない。
ちなみに、過去に選ばれた「漢字」を振り返ってみる。(理由は割愛)
1995年『震』・1996年『食』・1997年『倒』・1998年『毒』・1999年『末』・2000年『金』
2001年『戦』・2002年『帰』・2003年『虎』・2004年『災』・2005年『愛』・2006年『命』
2007年『偽』・2008年『変』・2009年『新』・2010年『暑』・2011年『絆』・2012年『金』
2013年『輪』・2014年『税』・2015年『安』・2016年『金』・2017年『北』
選ばれた漢字も応募数が多ければそれだけ世相を反映しているとして採用されるらしいので、『金』が3回も選ばれている。
過去に、「一文字」の意味が分からなかったポンコツ野郎がいたのだが、今では張り子の虎」に成長したが、こんな珍プレーは永遠に残るかもしれない。
これですね#カッコいい総理の画像を教えて pic.twitter.com/uftLejEmW0
— ワイド師匠 (@feedback515) 2017年10月11日
さて、本当に今年の世相を表す漢字が「嘘」になれば、もはや日本は泥船に乗っているような国になってしまう。
そんな「嘘」がはびこり、真実が曲げられ、本当のことが言えなくなる風潮に、鋭い「言葉の一撃」を放っている芸人がいる。
もはやYouTuberとしては知らない人はいないかもしれない。
詳細は、以下のサイトを見てくれればよく理解できるはず。
「せやろがいおじさんは、なぜ“誰も傷つけない笑い”を目指すのか。「差別する側は、息を吐くように差別すると気づいた」
「せやろがいおじさん(芸人)がうざい?本名や年齢、新潮等への正論が話題!」
「せやろがいおじさんとは?本名や経歴は?お笑い芸人でコンビ名は?!」
それでは、彼の本音のトークを暫し堪能してほしい。
今週には強行採決されそうな杜撰な法案に対してズバリ、メディアでは書けない正鵠を突いた
外国人を奴隷のように使う制度に一言【せやろがいおじさん 】
さらには、こんなことにも「言葉の速射砲」を浴びせていた。
東京オリンピックのエゲツないボランティア募集について【せやろがいおじさん】
沖縄県知事選を終えて「沖縄終わった」と言ってる人に一言【せやろがいおじさん 】
日本の芸人たちも、一丸となって「私物化」された今の政治の「可笑しさ」を笑いで突っ込んでほしいものである、とオジサンは思う。