新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

「暗愚の宰相・安倍晋三」を放逐しよう

2019年02月06日 11時26分16秒 | 安倍晋三

Wikipediaによれば、「かつて『週刊金曜日』に連載を持ち」と過去形で書かれていた、元『話の特集』の編集長の矢崎泰久が、「週刊金曜日・1217号」に他誌では絶対にお目にかかれない強烈な内容を連載コラム「下段倶楽部」に書いていた。
 
その一部を再掲しておく。
 
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 まず暗愚の宰相・安倍晋三を検証しよう。「日本に主権があるとは思えない。平和条約はともかく、領土返還はありえないと、プーチンははっきり言っている。ノコノコ何をしにロシアに行くのか。
 他にも外交では失敗だらけ。文在寅と金正恩には完全にナメられている。それでも解決済と胸を張っているのだから、ほとんど阿呆だ。
 せめて昭恵を同伴して外遊する悪癖は止めてほしい。税金の無駄遣いであるばかりか、「妻は私人」という嘘の上塗りではないか。
 そもそも森友・加計で1年以上も国会を空転させた責任を全くとっていない。各省庁の官僚たちの忖度は証明されているのだから、逃げ切ったという思い込みは許されない。
 東京2020オリパラでずっと燥いでいるが、JOC竹田会長の汚職疑惑には、安倍も連座している可能性がある。猪瀬直樹は失脚したが、スポーツ界のその後の乱れは安倍に端を発しているに違いない。
 安倍による失政は枚挙に暇がない。沖縄の県民無視が歴然としている辺野古埋め立ての強行では、利権を得ている。馬毛島の買収に160億円出したばかりか、トランプの言いなりになって、中国への戦闘意識をムキ出しにしている。
 失政は国内では目を覆うばかり。オギャーと生まれたら800万円の借金を平然と押しつけている。年金の資金で株を買っているが、何時暴落するか先行不安を抱えている。安倍=黒田ラインは地獄への道を歩み続けている。
 要するに安倍ほどの危険人物を私たちは野放しにしているのだ。もっと深刻な問題は、首相と総裁の使い分けによって、憲法違反を日常的に起こしている現実だ。第99条を知らないのか。文字が読めないのか。バカめ!
 安倍を支持しているのは、有権者の僅か20%に過ぎない。日本人の50%が棄権し、投票された70%が死に票である。つまり、安倍政権に投じられた票はイカサマなのだ。
 投票理由のトップは「他にいないから」である。安倍以外なら誰でも良いと、何故思わないのか。
・・・後略・・・
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まさに老骨のジャーナリストの面目躍如といったところか。
 
こんな安倍晋三の化けの皮が次第に剥がれかかってきている。
 
「三度目は許されない」とばかりに消費税増税は撤回どころか延期もできない状態に追い込まれ、苦し紛れの後先考えない消費税増税対策のポイント還元はどうやらお先真っ暗で費用が増大する可能性がでてきた。
 
ポイント還元制度そのものが複雑なうえ、制度は個人だけでなく法人も利用できるため、「企業が備品を大量購入すれば(必要な予算額が)数兆円規模に膨らむ可能性がある」(エコノミスト)との懸念が出ていという。
 
 「消費税増税対策のポイント還元、想定以上の“費用膨張”の恐れ
 
さて、ついに言い逃れができない状態に追い込まれている統計不正問題では、当時の責任者でもある政策統括官を官房付に更迭させ、国会への招致を拒んでいる。
 
 「『アベノミクスは偽装だ』 野党、賃金上昇の『幻』主張 統計不正で国会論戦
 

                 【毎日新聞より】

 
今度は、勤労統計だけではなくGDP数値も怪しくなってきた。
 
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<勤労統計と手口ソックリ 安倍政権から膨れたGDPのカラクリ>
 2019/02/05 14:50 日刊ゲンダイ
 「毎月勤労統計」で火がついた「不正統計」問題が、ついにGDPの数字にまで拡大し始めた。以前から、専門家は指摘していたが、4日の国会で、不自然なGDPの伸びが取り上げられた。「勤労統計」同様、アベノミクスが成功しているように装うために計算方法を変えていたのだ。
■国会で追及
 2015年9月に自民党総裁に再選された安倍首相はいきなり「GDP600兆円の達成」を掲げた。すると、GDPの算出方法について、15年度から研究開発費なども組み入れる「国際基準」に変更。さらに、新しく項目を追加した。その結果、16年12月に発表された15年度のGDPは、旧基準より31兆円も増えた。
 かさ上げされた31兆円の内訳は、「国際基準」要因が24兆円、「その他追加」が7.5兆円だった。
 きのうの衆院予算委で立憲民主の小川淳也議員は、欧米でも「国際基準」適用で2~3%増えるため、24兆円増は妥当だとしながら、「その他」の7.5兆円について不自然さを指摘、「安倍政権になってうなぎ上りだ」と追及した。
 民主党政権だった12年度の「その他」は0.6兆円プラスだったが、安倍政権発足後に急増。▼13年度4兆円▼14年度5.3兆円▼15年度7.5兆円になった。
 そもそも、「その他」は過去、GDPを押し下げるマイナス要因になるケースが多かったという。実際、94年度から99年度の平均はマイナス約3・8兆円。2000年から12年度はマイナス約0.7兆円だ。
■安倍政権で膨張のカラクリ
 ところが、なぜか安倍政権になった途端、どんどんプラスが増えているのである。
 著書「アベノミクスによろしく」(17年10月)で早くからGDPかさ上げ疑惑を指摘してきた明石順平弁護士が言う。
「GDPのかさ上げは、勤労統計の調査方法を変更することで賃金を上振れさせたのと構図がソックリです。賃金の上振れは、安倍首相が『3%賃上げ』の目標を掲げたタイミングで行われています。GDPのかさ上げも安倍首相が『GDP600兆円』を口にしたタイミングで、算出方法が『国際基準』に変更され、『その他』が追加されています」
 政府は「その他」の中身について、「防衛装備品」や「不動産仲介手数料」を例示するが、安倍政権発足後、急に「その他」がプラスになるのはどう見ても不自然だ。
「GDPのかさ上げ疑惑について、ようやく国会で取り上げてくれました。『その他』についての政府の説明は腑に落ちません。野党は、安倍政権の統計偽装の本丸ともいえるGDPに切り込んでほしい。真実が明らかになれば、国家ぐるみの粉飾決算ということになり、日本の国際的信用は失墜することになりますが、安倍首相が在任中に、アベノミクスのウミをすべて出し切るべきです」(明石順平氏)
 安倍首相はきのう、GDPのかさ上げについて、「目標(達成)は、跳躍して進んでいくということだ」と言い繕った。野党は「跳躍」の正体を暴けるか。
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先ほどの矢崎翁の「各省庁の官僚たちの忖度は証明されている」ということは、「【アベノミクス偽装】 『統計』は安倍政権の成長戦略だった」という記事からも明白である。
 
2016年の12月には首相腹心の山本幸三・行政改革担当大臣が臨時議員として経済財政諮問会議に乗り込み「政治主導で各省を動かし統計委員会を強く後押ししなければならない」と檄を飛ばしたことから、事務方は身もすくむ思いで官僚たちは国の根幹である統計の改竄に手を染めていったということなのであろう。
 
もはや「暗愚の宰相・安倍晋三」を放逐しなければ日本の再生はあり得ないというところまで来ているのではないだろうか、とオジサンは思う。   
 
      


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