新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

やはり党内ではなく頭内に異変を発見

2018年12月08日 11時25分49秒 | 日記

先月末に、「後頭神経痛?」という記事の最後で大きな大学病院に行くとつぶやいた。
 
その日は神経内科の待合室で2時間ほど待ってようやく診療室に呼ばれ、かなり詳細な問診を受けた。
 
そして目や指先の動きのチェックを受けて、自分でネットで調べた「後頭神経痛」とは症状が異なると医師に判断され、「次回は先にMRI撮影をしてから診察します」と言われ、帰りに痛みが発生する首回りの「簡易CT」を受けて帰宅した。
 
それから1週間後の昨日、約30分ほどのMRI撮影を受けてから、100分も待ってようやく神経内科の診察室に呼ばれた。
 
CT撮影では特に問題はなかったが、MRIによる頭部の断面撮影画像を医師とかなりの枚数を見た。
 
頭部の断面写真は初めてであり、医師に写真の見方を細かく説明を受けながら我が頭脳を眺めた。
 
それは頭部を横にスライスしてその切り口を下から見上げた写真であった。
 
したがってパソコンの画面上では右側頭部が左側になっている。 
 
頭部の右側と左側を対比しながら異なる箇所を医師は指摘してくれた。
 
すると、最初に右頭部に黒い点があり、それは出血の後だという。
 
いつ頃の出血なのかは写真からは判明不能であり、ましてやどのように出血したのかもすら分からない。
 
もちろん本人も外部から受けた記憶は全くなく、それによる自覚症状もなかった。
 
医師は古いものなので影響はないと言いながら、今度は頭部内の血管の写真を見始めた。
 
すると、やはり右頭部に左側と比較して明らかに細くなっている血管があった。
 
「これはそのうちに梗塞する可能性があります」と医師は何気なく言う。
 
さらに他の箇所の写真を見ていくと、場所は定かではないが、医師が言うには「年齢の割には右側に大きな白い部分があります。これは血流が悪い箇所です」と極めて事務的に説明する。
 
たしか認知症が顕著になり始めた頃の母の写真を見せられたことがあるが、それに近いものなのか不安になった。 
 
一通り写真を見終った後で、

「私の左側頭部の痛みの原因はどこなのですか?」と尋ねると、

「病名までは断定できませんが右頭部の原因により左側にその影響がでることはあります」と答えながら、

「もう少し詳細に調べるため血液検査をしますので、帰りに採血室に寄ってお帰り下さい」、

「その結果を来週見て判断しましょう」と、

患者を見ずにパソコン画面を見続けているその医師は、血液検査対象項目を軒並みに画面で指定していた。
 
会計時に診療明細書を見ると、毎年行っているかかりつけ医による特定健診時の検査の数倍にも及ぶ項目数になっており、点数では「2096点」なので保険が効かなければ20960円である。
 
最終的には画像診断料とあわせて「4321点」で請求金額は12,960円であった。
 
来週の結果次第を見なければ、これが高いのか安いのか判断できない。
 
しかし帰り際に気になったのは神経内科の医師がしきりと咳き込んでおり、本人の方が体調が悪いのではないかということであった。
 
なにしろ外来担当医は朝の9時から休憩も昼食も足らずに午前中の受け付けた患者がいなくなるまでは解放されないので、果たして万全の体調で患者を診察しているのだろうかと、とオジサンは不安に襲われた。    
 
           

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