短すぎた梅雨が明けてしまい、日曜日から3日連続で「猛暑日」が続いている関東各地。
とりわけ内陸の県では40℃を超す予報も出ている。
朝からのニュース番組ではこぞって各局のリポーターたちががデジタル温度計を持参して駅前の温度の上昇ぶりを報告している。
ご苦労なことだが、幸い「サンデー毎日」の定年オジサンにとっては他人事だが、独立している娘や息子は当然現役なので暑い中を出勤しており、孫たちも、猛暑でも学校は休みにはならないらしい。
さらに自分の生活が懸かっている参議院選挙の候補者たちは、残り10日を切った選挙活動では「形振り構わぬ」事態がいたるところで発生しているようである。
たとえば改選数2の京都では、6人が立候補しており自民党の新人は当選圏内らしいが、残り1議席を「立憲民主党」の現役と維新・共産党の新人が争っているという。
そして独自候補を掲げられない国民民主党は全国で唯一、維新候補を推薦しているのだが、国民民主の前原誠司選対委員長が前に出て、維新の楠井を全面支援しているらしいのだが、その裏にはかつては同志だった「前原VS福山」のバトルが存在するという。
「【京都】国民民主・前原誠司がフル回転 維新の女性候補にくびったけ」
【京都】国民民主・前原誠司がフル回転 維新の女性候補にくびったけ https://t.co/yG5IFiFH95 #日刊ゲンダイDIGITAL 『前原さんを支援する産別労組の票が維新に流れるとは思えず、“前原効果"は限定的でしょう』維新当選させずに前原氏を離党させたらいいw
— ぽぽんぷぐにゃん (@poponpgunyan) June 22, 2022
序盤から早くも大混戦に!? 激戦「京都選挙区」改選2に候補9人(2022年6月26日)
「京都のことはみなさん京都で決めようじゃないですか。」という立憲民主党の福山哲郎の言っていることに、自民党の伊吹文明元衆院議長もほめていたらしい。
西の都の京都と比べると東の都の激戦区の東京都では裏切り行為が起きているという。
樋口高顕千代田区長はそもそも参院東京選挙区から出馬している「ファーストの会」の荒木千陽の陣営についていたにもかかわらず、ナント対立候補で自民党公認の生稲晃子の個人演説会に参加し応援メッセージを送っていたのだ。
樋口区長は、小池都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」の副代表で、小池知事の側近でもあるため、明らかな「裏切り行為」なのだが、どうやら「ファーストの会」の荒木千陽は情勢調査では落選濃厚なので樋口区長は“負け戦"の支援をしても損するだけと判断し、自民の応援に行き、今のうちに恩を売り、最終的には自民に移りたいのではないかとの憶測も飛んでいた。
「小池都知事の“側近"千代田区長が裏切り行為!生稲晃子氏演説会に参加し自民に乗り換え画策」
いざ選挙ともなれば昔から「現ナマ」が飛び交う時代もあったが、最近はあまりそのような話は聞かないが「貸し借り勘定」で動く千代田区長も 低俗な日和見主義者なのだろう。
その日和見区長から応援メッセージをもらった「元おニャン子クラブ」の生稲晃子の候補者としての中身の薄っぺらさが暴露されたいた。
「生稲晃子氏に逆風! NHKアンケートの一部に『回答しない』で釈明するハメに」
生稲晃子っていう自民党候補だけど、政策アンケートにほとんど無回答って凄まじいな。
— 大神 (@ppsh41_1945) June 27, 2022
こんな中身空っぽの人間が自民党の組織票で当選して、年間数千万円もの議員報酬を税金から得る事になったらあまりにも悲惨過ぎる。 pic.twitter.com/FR7MChfKeV
生稲晃子の候補者アンケート、「『無回答』は事務局責任者の処理ミスで、本人は回答を出していました」との「選対広報担当」による呟きを見たが、そうすると「憲法改正賛成」の回答のみミスしなかったわけか。
— 塩見卓也 (@roubenshiomi) June 28, 2022
私たちが納めた税金を食い潰してくれる、だけ。税金の無駄遣いが増える、だけ。
— Fukui (@mediawatcher21) June 26, 2022
昔の参議院選挙の「全国区」は知名度が勝負であったので、政治的な資質などは一切問われない連中が多く存在していた。
歴史を遡れば1972年上野動物園に中国からやってきた2頭のパンダ、カンカンとランランの集客力からたとえてい「人寄せパンダ」という言葉が初めて使われたのだが、 半世紀もたって先週末の都内の街頭では「おニャン子クラブ」と「SPEED」というタレント候補のそろい踏み演説に「アイドル共演」「アイドルタッグ演説」と狂乱、2000人が詰めかけたという。
まさに自民党からすればこんな候補者はなにも難しいことを言わずにこにこ笑って有権者に手を振っていればいいだけの存在なのだろう。
しかしたとえ泡沫候補であろうが、自民党をはじめ改憲派連中の参議院での議席数が確実に3分の2を上回り、世論調査では中身も知らずに改憲に過半数の国民が賛成していることは否定できない。
それならば、改憲の中身を今後時間をかけて明らかにしていくことが必須となる。
先週、サンテレビニュースがこんな動画を発表していた。
憲法への新設が議論 「緊急事態条項」の危険性
憲法への新設が議論 「緊急事態条項」の危険性|サンテレビ 2022.6.23
— ニュース (@newsdayo_2017) June 25, 2022
参院選で争点となる憲法のあり方について、自民党などは大規模な災害などが発生した際に政府の権限を一時的に強化する「緊急事態条項」の新設を主張している。しかし、権力分立が停止することで人権が極度https://t.co/yLEpbPGZlU pic.twitter.com/1mg81UcXdo
#憲法改正#緊急事態条項反対
— なんこつ (@EuDEYhDo2ebUwod) June 23, 2022
岸田がヒトラーになる https://t.co/LQyvi5GWiZ #sm40659046 #ニコニコ動画
自民党の改憲草案は明らかに国民から基本的人権を剥奪しようとしています。最高法規で基本的人権を永久の権利として保障する97条を削除してその上危険極まりない緊急事態条項まで加えようとしている。
— ⚔️Смерч(スメルチ)⚔️ (@LaGpo0) June 28, 2022
こんなことする連中を支持するのは自分から人権を捨てるようなものだ。#憲法改正反対 pic.twitter.com/6TuoxY5TiS
それを実は恐れています。自民と維新が真っ先にやろうとしている緊急事態条項(総理独裁権条項)なんかを、黄金の三年間であっと言う間に憲法に導入されたら、その可能性は出てきます。緊急事態条項はコロナの緊急事態宣言とは全く別物の恐ろしい条項です。国民にその内容を拡散する必要アリですね。 https://t.co/1L6PSKZp7q
— 澤田愛子 (@aiko33151709) June 26, 2022
参院選後は国会において自民党が掲げた公約とその実態及び矛盾点を追求し、自民党にとって「悪夢の3年間」となるべく、岸田文雄内閣を退陣に追い込むことに「真の野党」は最大限の精力を使うべきであろう、とオジサンは思う。
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