新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

見るだけで涼しくなる東日本の「鍾乳洞」6選

2023年06月16日 10時44分46秒 | 旅行

2週間前、台風2号の影響で西日本から関東甲信越地方にかけて線状降水帯が連続的に発生した。
 
その影響で各地では記録的な大量の雨量による水害が発生したのだが、床上浸水に遭った家屋や施設関連の建物等々の復旧はまだまだである。
 
それにも関わらずすでに関東甲信越では梅雨入りしさらに台風3号も発生しており、今後も高湿度と高温が予想される。
 
被災された人々にはかける言葉もない。 
 
今日から来週の水曜日まで水害には縁のない山籠もりに出かけるのだが、その間のいつもの「つぶやき」は休むが日替わりで、少しは涼しくなる気分を味わってもらうため国内外のさまざまな箇所を紹介していく。

今日は、「見るだけで涼しくなる東日本の『鍾乳洞』6選」をお届けする。   

 

龍泉洞/岩手県下閉伊郡岩泉町

岩手県下閉伊郡岩泉町にある「龍泉洞」は、長さ約1,200m、高低差は約249mの鍾乳洞です。山口県の「秋芳洞」、高知県の「龍河洞」と並ぶ「日本三大鍾乳洞」のひとつ。

洞窟内にはキクガシラコウモリ、コキクガシラコウモリといった珍しいコウモリが生息しており、「龍泉洞」と一緒に天然記念物に指定されている。
この鍾乳洞の特徴は、洞内の地底湖の水の清らかさで、その透明度は世界でも有数といわれているほど。この地底湖が美しく、幻想的な光景をみせてくれるという。
 
あぶくま洞/福島県田村市滝根町

福島県田村市滝根町にある「あぶくま洞」は、長さ約600mほどが見学ルートとなっており、およそ120mほどの有料ルートもある。
洞内には、非常に奇妙で特徴的な形をした鍾乳石が多く、「妖怪の塔」「白磁の滝」「クリスマスツリー」「竜宮殿」「月の世界」といった名前がつけられているのも特徴のひとつ。
また、生物もコウモリやサンショウウオなど他ではなかなかお目にかかれない珍しいものが生息しているらしい。


 
不二洞/群馬県多野郡上野村

群馬県多野郡上野村にある「不二洞」の全長は約2.2kmで、これは関東の鍾乳洞のなかでは一番の規模を誇っている。川和自然公園内にあり、県天然記念物に指定。
見学ルートは、まず約120mほどのトンネルをから洞内に入り、そこから約40mの縦穴に設置された螺旋階段を登っていくという珍しいシステムになっている。
発見されたのは、約1,200年前で、約400年前にはお坊さんの修行の場だったといわれている。


 
鳴沢氷穴/山梨県南都留郡鳴沢村

山梨県南都留郡鳴沢村にある「鳴沢氷穴」は、鍾乳洞というよりも火山の噴火よる溶岩流でできた洞窟である溶岩洞であり、総延長は約156mで、天然記念物に指定されている。
富士山が平安時代初期の864(貞観6)年に噴火した貞観大噴火によって、形成されたのだが、洞内は非常に低温で、年間の平均温度はなんと3℃しかないという。
このため氷の貯蔵庫があり、江戸時代など冷蔵庫がない時代は、冷蔵庫の代わりに使用されていた。


 
日原鍾乳洞/東京都西多摩郡奥多摩町

東京都西多摩郡奥多摩町の「日原鍾乳洞」は、東京都指定の天然記念物である。総延長は約1,270mで、高低差は約134mもあり洞内の年平均気温は11℃で、夏は涼しく、冬は暖かく過ごしやすい場所。
「白衣観音」「ガマ岩」「天井知らず」といった特徴的な景観の場所が多く、東京都内になるということからも人気のスポットとなっている。


 
竜ヶ岩洞/静岡県浜松市

静岡県浜松市にある「竜ヶ岩洞」は、標高約359mの「竜ヶ石山」にある鍾乳洞で、総延長はおよそ1,046m。このうちの400mの部分が一般公開されている。この洞窟の石灰岩は、なんと2億5,000万年前にできたものといわれ、最大の見どころは、落差30mの「黄金の大滝」であり、鍾乳洞内で観られる大滝はまさに圧巻。


 
 

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