生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

魂を大事にするとは、どんな事?:幸福な日々の為の自問自答集の第1章

2013年12月17日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
魂を大事にする、という意味は古来から言われている「メメントモリ:自分の死を考えていこう」という領域で、楽しく明るく自分の死を考え、現在、厳しい現実を生きる場合も、幸せな日々を生きる場合でも、時々立ち止まり、自分が本当に魂というものを所持しているのかどうか、思索してみましょうと言う事です。人類誕生以来の大問題です。哲学史、思想史を見ても、答えは無く、最終的には個人が何を信じるか、その人の自由意思の問題です。臨終間際を色々と見ますと、取り乱して死んでいく人もいれば、悠々として死んでいく人もいますが、このメメントモリを若い頃から思索している人の死はそれなりのもののようです。臨終の体験が無いので何とも言えませんが飛行機事故の時の体験や海外での暴動で死の危険の場面を体験していると、何となく覚悟の内容を、どうすればいいのか、予感は感じます。信仰のある人の死は希望があるようです。臨終と共に無の世界となる、ゼロとなると信じた人の死も中々堂々としている所を見ると、この魂を大事にするという哲学樹立は、その人の生育史で結論が相当違ってきます。出来うれば自分の死を明るく爽やかな希望のある死と解釈出来る人生を歩きたいものです。自分が確立していく「自分の死」の解釈が、生きている自分を絶望感、混乱感、孤立感、劣等感、不信感、疑惑感を深めるような哲学ですと、生きている時間があまりにも切なく哀しくなります。どうせ、苦労して哲学を育てるのでしたら、生きている自分を明るく元気に爽やかにしてくれるような魂論を確立したいものです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:131>


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(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。

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