生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

幸福曲線とは何か?:そのⅠ:幸福な日々の為の自問自答集の第3章

2013年12月29日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
人の幸せはじわじわとせまってくるものですが、時により瞬間に、もうどうしようもない幸福をかんじてしまい、天にも昇る気持ちになる場合もあります。しかし、その感動が醒めると、また、何となく憂鬱になります。こうして赤ちゃん時代から高齢時代まで、喜怒哀楽を繰り返して、人は生きていきます。幸福感という心の流れを何故、心理学者が分析して、沢山の論文を書くかといいますと、幸福でありながら、不幸という来談者にキチンと説明する為でしょう。どの段階の幸福かを心理療法家は意識しておかないと仕事にならないからです。例えばもう少し知恵を身につけたり、具体的な指針に従って努力をすれば、人生での最大の幸福を手にするのに、段階説を知らない為に、途中で諦めてしまうケースがあるからです。素晴らしい恋人と出会い、幸せな結婚にもう少しで達成するのに、何故か身を引いてしまう若い男女が多いのですが、繰り返し、同じ場面に遭遇しても、もう少し、という段階で何故か、自分から逃げていく事例が後をたちません。「プロセススケール」の「第7ストランズ」で言う「親密な関係は危険なものとして避けられる」という病理です。幸福の流れを生き甲斐の心理学では5つの段階に分類し、更にはプロセススケールで、それぞれの段階を分析していきます。幸福という視点で観た場合、どの段階にいるのかをもう少し詳しく明日考えてみます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:143>

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