生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

対人関係の障害:権利の主張の得意の人:「私は誰?」シリーズ

2013年12月02日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
人々は誰でも、それなりに幸福になりたい、と一生懸命生きています。しかし、現実の生活では、その幸福追求のあまり権利と義務のバランスを考えている人は、私を含め、そう沢山いないものです。人間の種の保存の本能は自分を中心に考えるように出来ていますので、この意識を教育の過程で受けて初めて、そのバランスの重要性を考えるものです。ですから、時々、日常生活で、ストレスがたまった時に、待てよ、このストレスは自分が権利のみを主張し義務を怠った為に、周囲から嫌われたことによるストレスかもしれない、と反省する必要があるのです。権利と義務のバランスをとても上手に書いた言葉(DSM)がありますので参考にして下さい。対人関係の障害かな、と洞察したセラピストは次の理論を考えていくでしょう。「他者からの特別な好意を当然なこととして期待し、それに対するお返しは考えない。意のままにならなかった時の驚きと怒り」の程度を観察し、他者分析をしながら、その人が世間で幸福に生きていけるように、この理論から照らした対処をしていくことでしょう。この対人関係の障害、と呼ばれている視点を今日を含めて4回、解説していきます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:116>


自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
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(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。

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