人は愛し愛される関係の中で初めて充実した日々が送れます。愛の孤独感は人を破壊していきます。そうかと言いまして、嫌いな人との関係性の中で、無理に愛し愛されようと努力すると、これまた人生が破壊されていきます。難しい領域です。愛の孤独感は夫婦間、職場、親友、知人、色々の人間関係の中で生まれてくる色々の種類の愛の姿です。愛の世界は一つの種類ではなく、万とある種類の世界ですので、心配は不要です。道端でふと、可愛らしい少女が、転んだ私に手を差し出してくれる姿も愛の姿の一つの姿、形です。問題は優しい少女の瞳にも感謝と親しみを感じ得るかどうかの問題です。道端の草花の中にも愛を感じ取れるこちら側の領域なのです。森羅万象の解釈の際に、愛を感じ取れる哲学を持てる人は本当に幸せです。愛の原型は幼い頃に形成されてはいますが、大人になり、この愛の原型という容、存在に気付いた人ならば、いつでも愛の原型を再構成、再創造することは可能です。愛の暖かさ、友情の感受性を豊かにすると、益々、愛の世界が身近なものとなり、元気になり、やる気が出てきます。昔の或場面を思い出すと、心が暖かくなる、そんな場面を「愛の原型」と定義していますが、その素晴らしく暖かい思い出を沢山持てば持つほど、人は豊かな人生が送れるそうです。解釈を変えると、愛の原型が無いと思いこんでいた自分の生育史にも、実に沢山の愛の原型があった、と再確認する人も沢山います。愛の原型は将来の自分の愛の世界に深く大きな影響を与えてはいますが、今からでも遅くありません。身辺の小さな現象の中にも、愛を感じ取れる訓練をしていくと、これから益々、愛と感謝と祈りの生活が創造されてきて、悔いの無い人生を開拓出来るようです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:133>
自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。
(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。
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