自分は不幸だ、と嘆き悲しむ人を生き甲斐の心理学は分析していきます。その際に、当然、どこが不幸なのかを誠実に傾聴していきます。更には、自分の幸福とは何か、をも質問、または会話をしていきます。この際の質問は刑事さんの尋問のような雰囲気ではなく、楽しい雰囲気を醸し出す努力をしています。殆どの人が「自分の幸福とは?」という質問をしますと、答えられないのです。何故だと思いますか?人は「生き甲斐の心理学を学ぶ学徒」のようには勉強していませんし、それが当然でしょう。「生き甲斐の心理学」に出会ったことがなければ、または、興味がなければ、この勉強はする必要がないからです。しかし、自分は不幸だ、と嘆き悲しむようになった時、初めて自分の幸福、他者の幸福、日本人の幸福、アメリカ人の幸福、人類の幸福等など、比較文化、比較宗教学の視点で、少し専門的に学習しだすと、その重要性に開眼してきます。「自分の幸福」というセルフイメージを分析していくと、実にいい加減なイメージである自分に気付きます。二兎を追うものは一兎も得ず、という諺がありますが、同時に沢山の矛盾した慾が自分の中に存在していたり、全然可能性の無い夢、希望、理想を本気で追求していたり、既に手に入れている現実に気付かなかったり、現実を感謝していない変な自分に気付き、驚く場合があります。自分の幸福とは何か?暫く思索していきます。この思索をしていくと「自分はもう十分、幸福な自分」に驚き、感謝する事もあるのです。自分の幸福とは何か、と言うテーマで、1ページくらい書いてみると自分の人生が明確になり、かつ、自分の幸福像が明確化されてきて、無駄なストレスが消滅していきます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:142>
備考:
自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。
(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。
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