明るく元気に生きているつもりでも生身の人間には、疲労が少しずつ蓄積していき、身体症状(警告)が出ているにも拘わらず,その症状に気付かず、あるいは、認めようとせずに疲れていき、ついには風邪をひいて寝込み、初めて、あれ、と自分の不調に気付く。この生活リズムは普通の現象ですが、私の知人には行政が時々誘ってくれる検診を馬鹿にして長年、受診しませんでした。何かを感じたのか、初めて検診を受けたのですが、とき、既に遅しで、終末期の癌だと判明し、その後、数け月で帰天してしまいました。何とも哀しい話です。自分は健康だ、医者にかかる必要はないと主張していただけに悔しい気分です。身体症状が出る前には、色々のシグナルが出ます。食欲減退、睡眠不足、お色気の消滅等、その人の遺伝、環境、老化、自律神経、免疫、分泌の6要素で、どんな身体症状が出てくるかは、人により全部、違いますので、本人が気づかないかぎり、この恐ろしい「手のうちようがない」身体症状は防げません。神経質、過剰反応も危険ですが、平素、健康な身体症状、少々不健康な身体症状、と意識しておかないと大事な自分の人生を棒にふりかねません。この身体症状は第一段階の不安感、それを解消しないことによる第二段階の怒り、その二つをまだ処理しないで生活していくと、今回説明しています第三段階である身体症状になってくるわけです。対処療法として身体症状をお医者さんに対処していただくことは大切ですが、その後、さきの不安感、怒りの原因を自分でキチンと対処しないと繰り返し同じ現象が出てきます。
明るく元気に爽やかに生き抜く為に、自分の身体症状を深刻に、ではなく、出来れば、明るく爽やかに対処していきたいものです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:138>
自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。
(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。
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