年末にスポーツクラブに入会したこともあり、ラン、バイク、スイムのそれぞれのトレーニングをバランス良くやれている気がする。
ランにはランの、バイクにはバイクの、スイムにはスイムの種目ごとの楽しみがあり、一方でそれぞれの種目の苦しさがある。
それぞれの種目を代わる代わるやることで、各種目の飽きを防ぎ、常にフレッシュな気持ちを維持してその日その日のトレーニングを行いやすいのが、クロストレーニングの良いところだろう。また、身体にかかる負担も代わる代わるになるので、一ヶ所を酷使して痛めたり、あるいはどこか一ヶ所を痛めても他の種目のトレーニングをしやすいのも長所だろう。
しかしながら、意外と各種目をやることによる多種目への相乗効果というのは無いように思う。バイクでペダルを踏むための脚力は、ランで着地を支える脚力とは違うし、スイムでキックをする脚力とも違う。スイムに至っては、ランとバイクであまり使うことのない腕が主な推進力となる。なので、何のトレーニングもしないよりは他種目をやってないるだけマシくらい。バイクに至ってはバイクに関係ない筋肉をつけて体重が重くなる分、スイムやランをするとヒルクライムがかえって遅くなる可能性すらある。なので、トライアスリートは器用貧乏だと思っている。トライアスロンのトップ選手のペダリングを見ても、やっぱりロードレースのプロ選手には見劣りする(厳密に言えば走り方が違うから当然なのだが)。
せめて三種目に共通するところを考えれば、身体を支える体幹と背中の筋肉と、心肺能力(が意外とランとバイクとスイムで必要な心肺能力が異なる実感がある)くらいだろうか。(厳密に言えば、スイムで上半身を鍛えた分、バイクでのダンシングが長時間できるようになったりとか、全く他種目トレーニングの効果がないわけではない)
結局のところ、ランが速くなるためにはランニングするしかないし、バイクが速くなるためにはバイクに乗るしかないし、スイムが速くなるには泳ぐしかない。そして、トライアスロンに強くなるためには三種目ともやるしかない。そういう意味では、トライアスロンはやっぱり面白いし、大変だ。お金もかかるしね。とはいえ、三種目をいっぺんにやる競技だからそれぞれの種目ひとつを取ってみればゆるいところもある。
トライアスロンはトライアスロンなのである。
ランにはランの、バイクにはバイクの、スイムにはスイムの種目ごとの楽しみがあり、一方でそれぞれの種目の苦しさがある。
それぞれの種目を代わる代わるやることで、各種目の飽きを防ぎ、常にフレッシュな気持ちを維持してその日その日のトレーニングを行いやすいのが、クロストレーニングの良いところだろう。また、身体にかかる負担も代わる代わるになるので、一ヶ所を酷使して痛めたり、あるいはどこか一ヶ所を痛めても他の種目のトレーニングをしやすいのも長所だろう。
しかしながら、意外と各種目をやることによる多種目への相乗効果というのは無いように思う。バイクでペダルを踏むための脚力は、ランで着地を支える脚力とは違うし、スイムでキックをする脚力とも違う。スイムに至っては、ランとバイクであまり使うことのない腕が主な推進力となる。なので、何のトレーニングもしないよりは他種目をやってないるだけマシくらい。バイクに至ってはバイクに関係ない筋肉をつけて体重が重くなる分、スイムやランをするとヒルクライムがかえって遅くなる可能性すらある。なので、トライアスリートは器用貧乏だと思っている。トライアスロンのトップ選手のペダリングを見ても、やっぱりロードレースのプロ選手には見劣りする(厳密に言えば走り方が違うから当然なのだが)。
せめて三種目に共通するところを考えれば、身体を支える体幹と背中の筋肉と、心肺能力(が意外とランとバイクとスイムで必要な心肺能力が異なる実感がある)くらいだろうか。(厳密に言えば、スイムで上半身を鍛えた分、バイクでのダンシングが長時間できるようになったりとか、全く他種目トレーニングの効果がないわけではない)
結局のところ、ランが速くなるためにはランニングするしかないし、バイクが速くなるためにはバイクに乗るしかないし、スイムが速くなるには泳ぐしかない。そして、トライアスロンに強くなるためには三種目ともやるしかない。そういう意味では、トライアスロンはやっぱり面白いし、大変だ。お金もかかるしね。とはいえ、三種目をいっぺんにやる競技だからそれぞれの種目ひとつを取ってみればゆるいところもある。
トライアスロンはトライアスロンなのである。