一昨日の統一地方選投票日当日、高円寺で反原発を訴えるデモが行われました。高円寺でリサイクルショップなどを営むグループ「素人の乱」が発起人となったこのデモはTwitterやインターネット上で話題となり、1万5千人(主催者側発表)も参加したそうです。原発に対する賛否の如何を問わず、この参加者数の多さとお祭りっぽい(?)形態、ネット等が大きな役割を果たしたこと、この時期という話題性等、いずれをとってもニュース・バリューは十分にありそうなのに、全国紙は全然報道せず。報道したのは共同通信と日本テレの「バンキシャ」くらいなものとは、どういうことだ!? そのほかでは<サーチナ>(中国情報を柱にしたポータルサイト)と、ロイター通信(日本版)。そして一番詳しく伝えていたのが韓国の<OhmyNews>でした。
その一方で、こんなブログ記事も・・・。「今回の311同時テロの背後には北朝鮮人脈が蠢いています。「反原発デモ」もまた、国内に不穏な対立を生む目的が隠されていると見ます。当然、311テロリストの肝いりのデモ行動であると考えます。統一教会、創価学会、朝鮮総連、似非右翼(極左偽装転向者)、極左過激派などの連携です」などと本気で(!)書いてる「人工地震テロ」信者も世の中にはいるんですねー(嘆)。
さて私ヌルボ、今年に入って観た映画は今のところ17本。あいかわらず観客数20人未満のマイナーな映画がほとんどなので、「ソーシャルなんたら」も「なんたらラプンツェル」も観てません。「トゥルー・グリット」「わたしを離さないで」「アレクサンドリア」あたりはこれから観るかもしれないですが・・・。
先週久々に観た世間の認知度の高い映画が「英国王のスピーチ」。感想は、まあそれなりに。作品の訴えかけてくる力でいえば中国映画「再生の朝に― ある裁判官の選択―」の方がずっと強かったなー。車2台窃盗で死刑という(ちょい前の)中国の法制度や臓器移植の問題と、裁判官の苦悩を絡めた映画です。
また観終わった後の心地よさでいえば台湾映画の「台北の朝、僕は恋をする」が楽しめました。どこかのブログで、「台湾映画と韓国映画との感触の違いは気温の違いによるのでは?」という感想があって、ナルホドそうかも、と思った次第。この映画の魅力の何割かはヒロイン郭采潔(アンバー・クォ)のかわいらしさに負っています。→知らなかった方は予告編でご確認を。
あ、韓国映画にほとんど触れなかった・・・。
★★★ Daumの人気順位(4月12日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①なくな、トンズ(韓国) 9.6(1041)
②あなたを愛しています(韓国) 9.6(1366)
③番人(韓国) 9.6(71)
④アニマル・タウン(韓国) 9.3(27)
⑤マイ・ネーム・イズ・カーン 9.3(647)
⑥The Way Back 9.0(201)
⑦ヘファ、ドン(韓国) 9.0(35)
⑧Los ojos de Julia(フリアの目) 8.7(390)
⑨告白(日本) 8.6(189)
⑩恋とニュースのつくり方 8.6(132)
①~③、順位の逆転はありませんが、ポイントが接近してきましたね。
③の「番人(見張り)」は、第35回香港国際映画祭で国際批評家協会賞を受賞した、とのことです。
先週専門家の方でランクインした「告白」がコチラにも顔を出しました。先生が話しているのに生徒たちが私語をやめない、という冒頭の教室のシーン、韓国の人たちは奇異に感じるだろうなー・・・。
【専門家による順位】
①Another Year 8.0(6)
②ブラック・スワン 7.8(7)
③番人(韓国) 7.6(6)
④Lourdes 7.5(4)
⑤晩秋(韓国) 7.4(9)
⑥豆満江(韓国) 7.4(7)
⑦告白(日本) 7.2(8)
⑧アニマル・タウン(韓国) 7.2(5)
⑨ヒアアフター 7.1(6)
⑩獣の終わり(韓国) 7.0(4)
初登場は⑩だけです。韓国題は「짐승의 끝」。主演のパク・ヘイル、1月封切りの「心臓が脈打つ(심장이 뛴다)」に続いてここでも主演。 ヒロインは新鋭イ・ミンジ。子どもを産むためにタクシーに乗って実家に向かうが、野球帽をかぶった男が乗り込んできて、彼の語る通りタクシーは急停止し、異常な事態が続く・・・。果たして彼女は無事に赤ちゃんを産むことがあるだろうか・・・、というSFミステリー&ホラー、なのかな?
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[4月8日(金)~10日(日)] ★★★
「危険な顔合わせ」が今週も他を圧倒
\t
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・危険な顔合わせ(韓)・・・・・・・3/31・・・・・・・・・453,294・・・・・・・・・・・・1,375,750・・・・・・・・・581
2・・サッカー・パンチ・・・・・・・・・・・4/07・・・・・・・・・・96,409 ・・・・・・・・・・・・・113,226・・・・・・・・・278
3・・マイ・ネーム・イズ・カーン ・・・3/24 ・・・・・・・・・86,066・・・・・・・・・・・・・・222,960・・・・・・・・・280
4・・あなたを愛しています(韓) ・・2/17 ・・・・・・・・・66,258 ・・・・・・・・・・・・1,502,910・・・・・・・・・268
5・・ラスト・ナイト ・・・・・・・・・・・・・・4/07・・・・・・・・・・59,159・・・・・・・・・・・・・・・72,807 ・・・・・・・・・280
6・・Los ojos de Julia・・・・・・・・・・3/31・・・・・・・・・・49,902・・・・・・・・・・・・・・205,846 ・・・・・・・・・262
7・・英国王のスピーチ ・・・・・・・・・3/17・・・・・・・・・・46,646・・・・・・・・・・・・・・774,864 ・・・・・・・・・284
8・・ポール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4/07・・・・・・・・・・41,147 ・・・・・・・・・・・・・・・46,608・・・・・・・・・169
9・・マイ・ブラック・ミニドレス(韓)・・3/24 ・・・・・・・・・16,219 ・・・・・・・・・・・・・・308,562・・・・・・・・・239
10・・世界侵略:ロサンゼルス決戦・・3/10 ・・・・・・・14,732・・・・・・・・・・・・・1,300,820・・・・・・・・・182
「危険な顔合わせ」が先週に続いてダントツ1位。「あなたを愛しています」は150万人を超えましたね。
初登場は2・5・8位の3つ。
2位、日本では今週15日公開。説明は略します。韓国題は「써커펀치」、ソッコポンチ。
5位は米仏合作のメロ。とある若い夫婦の夫が出張で出かけた夜、残された妻はかつての恋人と出会って過去の恋愛を再びたどりはじめ、夫の方も一緒に出張に出かけた魅力的な同僚の誘惑に心が揺らぐ、ってなんとなく展開が読めそうな・・・。日本公開は未定。
8位はちょっとヘンな宇宙人モノのイギリス製SFコメディ。めちゃくちゃ汚い英語を話し、タバコを吸い、エロくて無礼なおっさん宇宙人のようで、姿もいかにも・・・。原題は「황당한 외계인:폴(デタラメな外界人:ポール)」。韓国語で「宇宙人(우주인)」といえば宇宙飛行士のこと。日本語の宇宙人は「외계인(外界人)」です。
その一方で、こんなブログ記事も・・・。「今回の311同時テロの背後には北朝鮮人脈が蠢いています。「反原発デモ」もまた、国内に不穏な対立を生む目的が隠されていると見ます。当然、311テロリストの肝いりのデモ行動であると考えます。統一教会、創価学会、朝鮮総連、似非右翼(極左偽装転向者)、極左過激派などの連携です」などと本気で(!)書いてる「人工地震テロ」信者も世の中にはいるんですねー(嘆)。
さて私ヌルボ、今年に入って観た映画は今のところ17本。あいかわらず観客数20人未満のマイナーな映画がほとんどなので、「ソーシャルなんたら」も「なんたらラプンツェル」も観てません。「トゥルー・グリット」「わたしを離さないで」「アレクサンドリア」あたりはこれから観るかもしれないですが・・・。
先週久々に観た世間の認知度の高い映画が「英国王のスピーチ」。感想は、まあそれなりに。作品の訴えかけてくる力でいえば中国映画「再生の朝に― ある裁判官の選択―」の方がずっと強かったなー。車2台窃盗で死刑という(ちょい前の)中国の法制度や臓器移植の問題と、裁判官の苦悩を絡めた映画です。
また観終わった後の心地よさでいえば台湾映画の「台北の朝、僕は恋をする」が楽しめました。どこかのブログで、「台湾映画と韓国映画との感触の違いは気温の違いによるのでは?」という感想があって、ナルホドそうかも、と思った次第。この映画の魅力の何割かはヒロイン郭采潔(アンバー・クォ)のかわいらしさに負っています。→知らなかった方は予告編でご確認を。
あ、韓国映画にほとんど触れなかった・・・。
★★★ Daumの人気順位(4月12日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①なくな、トンズ(韓国) 9.6(1041)
②あなたを愛しています(韓国) 9.6(1366)
③番人(韓国) 9.6(71)
④アニマル・タウン(韓国) 9.3(27)
⑤マイ・ネーム・イズ・カーン 9.3(647)
⑥The Way Back 9.0(201)
⑦ヘファ、ドン(韓国) 9.0(35)
⑧Los ojos de Julia(フリアの目) 8.7(390)
⑨告白(日本) 8.6(189)
⑩恋とニュースのつくり方 8.6(132)
①~③、順位の逆転はありませんが、ポイントが接近してきましたね。
③の「番人(見張り)」は、第35回香港国際映画祭で国際批評家協会賞を受賞した、とのことです。
先週専門家の方でランクインした「告白」がコチラにも顔を出しました。先生が話しているのに生徒たちが私語をやめない、という冒頭の教室のシーン、韓国の人たちは奇異に感じるだろうなー・・・。
【専門家による順位】
①Another Year 8.0(6)
②ブラック・スワン 7.8(7)
③番人(韓国) 7.6(6)
④Lourdes 7.5(4)
⑤晩秋(韓国) 7.4(9)
⑥豆満江(韓国) 7.4(7)
⑦告白(日本) 7.2(8)
⑧アニマル・タウン(韓国) 7.2(5)
⑨ヒアアフター 7.1(6)
⑩獣の終わり(韓国) 7.0(4)
初登場は⑩だけです。韓国題は「짐승의 끝」。主演のパク・ヘイル、1月封切りの「心臓が脈打つ(심장이 뛴다)」に続いてここでも主演。 ヒロインは新鋭イ・ミンジ。子どもを産むためにタクシーに乗って実家に向かうが、野球帽をかぶった男が乗り込んできて、彼の語る通りタクシーは急停止し、異常な事態が続く・・・。果たして彼女は無事に赤ちゃんを産むことがあるだろうか・・・、というSFミステリー&ホラー、なのかな?
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[4月8日(金)~10日(日)] ★★★
「危険な顔合わせ」が今週も他を圧倒
\t
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・危険な顔合わせ(韓)・・・・・・・3/31・・・・・・・・・453,294・・・・・・・・・・・・1,375,750・・・・・・・・・581
2・・サッカー・パンチ・・・・・・・・・・・4/07・・・・・・・・・・96,409 ・・・・・・・・・・・・・113,226・・・・・・・・・278
3・・マイ・ネーム・イズ・カーン ・・・3/24 ・・・・・・・・・86,066・・・・・・・・・・・・・・222,960・・・・・・・・・280
4・・あなたを愛しています(韓) ・・2/17 ・・・・・・・・・66,258 ・・・・・・・・・・・・1,502,910・・・・・・・・・268
5・・ラスト・ナイト ・・・・・・・・・・・・・・4/07・・・・・・・・・・59,159・・・・・・・・・・・・・・・72,807 ・・・・・・・・・280
6・・Los ojos de Julia・・・・・・・・・・3/31・・・・・・・・・・49,902・・・・・・・・・・・・・・205,846 ・・・・・・・・・262
7・・英国王のスピーチ ・・・・・・・・・3/17・・・・・・・・・・46,646・・・・・・・・・・・・・・774,864 ・・・・・・・・・284
8・・ポール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4/07・・・・・・・・・・41,147 ・・・・・・・・・・・・・・・46,608・・・・・・・・・169
9・・マイ・ブラック・ミニドレス(韓)・・3/24 ・・・・・・・・・16,219 ・・・・・・・・・・・・・・308,562・・・・・・・・・239
10・・世界侵略:ロサンゼルス決戦・・3/10 ・・・・・・・14,732・・・・・・・・・・・・・1,300,820・・・・・・・・・182
「危険な顔合わせ」が先週に続いてダントツ1位。「あなたを愛しています」は150万人を超えましたね。
初登場は2・5・8位の3つ。
2位、日本では今週15日公開。説明は略します。韓国題は「써커펀치」、ソッコポンチ。
5位は米仏合作のメロ。とある若い夫婦の夫が出張で出かけた夜、残された妻はかつての恋人と出会って過去の恋愛を再びたどりはじめ、夫の方も一緒に出張に出かけた魅力的な同僚の誘惑に心が揺らぐ、ってなんとなく展開が読めそうな・・・。日本公開は未定。
8位はちょっとヘンな宇宙人モノのイギリス製SFコメディ。めちゃくちゃ汚い英語を話し、タバコを吸い、エロくて無礼なおっさん宇宙人のようで、姿もいかにも・・・。原題は「황당한 외계인:폴(デタラメな外界人:ポール)」。韓国語で「宇宙人(우주인)」といえば宇宙飛行士のこと。日本語の宇宙人は「외계인(外界人)」です。