11日(土)に、韓国文化院で第三回歴史映像シンポジウム「映画で語る韓日関係の深層II」と題して、林権澤監督「族譜」(1978)と今井正監督「望楼の決死隊」(1943)の上映とシンポジウムが開かれました。(詳細は→コチラ) 私ヌルボは、私用のため「望楼の決死隊」を観ただけで出てこざるを得ませんでしたが、戦時中に作られた「国策映画」とはいえ、いろいろと見どころも多く、「収穫」の大きかった映画でした。
1935年頃、鴨緑江付近の町・満浦鎮の国境警備隊駐在所の日本人巡査と朝鮮巡査たちが力を合わせ、命を賭して「匪賊」の襲撃から町を守る、という物語です。内容詳細は→コチラ。(ネタバレもいいところです。)
以下、いろいろ関連事項を書き始めたら長くなりそうな様相を呈してきたので、いずれ別記事にします。しかし、今の鴨緑江の両岸の子どもたちは、冬凍結した川でスケート遊びなんかやってるのかなー?
またいずれ、といえば、先週「往年の韓国映画ファンの先輩ニム選定のベスト12」について「次の記事にします」と書きっぱなしにしたままだったですね。今回はホントに次の次の記事で書きます。(汗笑)
★★★ Daumの人気順位(6月14日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①召命3:ヒマラヤのシュヴァイツァー(韓国) 9.9(23)
②トゥルー・マッ(味)・ショー (韓国) 9.9(43)
③サニー(韓国) 9.4(2454)
④インサイド・ジョブ 9.3(29)
⑤茂山日記(韓国) 9.0(26)
⑥X-MEN:ファースト・ジェネレーション 8.9(478)
⑦逮捕王(韓国) 8.9(687)
⑧法頂和尚の椅子(韓国) 8.9(21)
⑨鞭(むち)(韓国) 8.9(189)
⑩コパカバーナ 8.8(29)
「番人」と「世界で一番美しい別れ」が消えて⑨⑩が入りましたが、どちらも既出です。
【専門家による順位】
①トスカーナの贋作 8.3(6)
②Another Year 8.0(6)
③茂山日記(韓国) 7.9(11)
④インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 7.5(2)
⑤告白(日本) 7.3(9)
⑥Source Code 7.3(6)
⑥X-MEN:ファースト・ジェネレーション 7.3(6)
⑧ママ、ゴゴ 7.3(3)\t
⑨ジェイン・エア 7.2(4)
⑩コパカバーナ 7.0(6)
こちらも新作はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[6月10日(金)~12日(日)] ★★★
「サニー」は500万人にとどきそう
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・カンフー・パンダ2・・・・・・・・・・・5/26 ・・・・・・・・・535,184・・・・・・・・・・・・4,106,082・・・・・・・・・744
2・・X-MEN:ファースト・ジェネレーション・6/02 ・・・371,695・・・・・・・・・・・・1,548,978・・・・・・・・・589
3・・サニー(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・・5/04 ・・・・・・・・・310,413・・・・・・・・・・・・4,722,788・・・・・・・・・505
4・・モビー・ディック(韓)・・・・・・・・・6/09・・・・・・・・・・205,305・・・・・・・・・・・・・・253,022・・・・・・・・・518
5・・ホワイト 呪いのメロディー(韓)・・6/09・・・・・・・194,928・・・・・・・・・・・・・・214,224・・・・・・・・・398
6・・パイレーツ・オブ・カリビアン・・5/19・・・・・・・・・・・91,304・・・・・・・・・・・・3,051,876・・・・・・・・・360
/生命の泉
7・・プリースト・・・・・・・・・・・・・・・・・・6/09 ・・・・・・・・・・55,183・・・・・・・・・・・・・・・66,019・・・・・・・・・282
8・・スクリーム 4・・・・・・・・・・・・・・・・6/09 ・・・・・・・・・・23,550・・・・・・・・・・・・・・・30,888・・・・・・・・・209
9・・ママ(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6/02 ・・・・・・・・・・17,910・・・・・・・・・・・・・・213,200・・・・・・・・・201
10・・トゥルー・マッ(味)・ショー(韓)・・6/02・・・・・・・・・・・1,763・・・・・・・・・・・・・・・・4,747・・・・・・・・・・21
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による
1~3位は先週と同じ。「サニー」は今年韓国映画トップの「朝鮮名探偵:トリカブトの秘密」479万人を追い抜きつつあります。
新登場は5・7・8位の3作品。いずれもスリラー(だか、ホラーだか)で、もうそんな季節になってきた、ということか。
5位、「ホワイト」という歌で人気を獲得したガールズグループ・ピンクド-ルズですが、メインボーカルの座をめざして、メンバー間の嫉妬と競争はますます激しくなってゆく中でメンバーが次々と怖ろしい「事故」に襲われて・・・、というあたりで先ごろの例の選挙のことなんか思い出したヌルボであります。韓国版予告編は→コチラ。いきなり怖いですよ、ハハハ。
主演はT-araのメンバーのハム・ウンジョン。ピンクドールズ内でいじめられながらも、呪いの秘密を明かす役どころだそうです。(ウンジョンのファンの皆さん、彼女のTwitterはフォローしてますか?) 映画の原題は「화이트: 저주의 멜로디」。「저주」は一見してわからず、辞書を引くと「詛呪(そじゅ)」という漢字語でした。「呪詛」とは言うけどねー。
7位、アメリカのアクション・ホラーですが、原作は韓国人漫画家ヒョン・ミヌ(형민우)の同名SF漫画(下写真参照)。物語は100年後の未来世界。人間とヴァンパイアが戦いを繰り広げている。主人公の元戦士プリースト(神父)は、ヴァンパイアにさらわれた姪を救おうと旅立つのだが・・・。日本公開は9月23日。韓国題は「프리스트」。予告編は公式サイト(→コチラ)で見られます。怖いというよりアクション系のようですね。
【アメリカ映画「プリースト」の原作は韓国人漫画家ヒョン・ミヌのコミック。】
8位は90年代の人気ホラー映画久々(11年ぶり)のシリーズ第4作。日本公開は未定。シドニーに現れた例のお化けマスクの殺人鬼・・・。予告編は→コチラで。
注目作「トゥルー・マッ(味)・ショー」がコチラのランクでも10位に入りましたが、9位の1割弱の数字でベストテン入りというのは負け越したのに十両入りしたお相撲さんみたい、ってちょっと違うか・・・。
短時間で恐怖を体験するなら予告編ですね。スリラー映画の予告編集成なんて、探せばあるかな?
1935年頃、鴨緑江付近の町・満浦鎮の国境警備隊駐在所の日本人巡査と朝鮮巡査たちが力を合わせ、命を賭して「匪賊」の襲撃から町を守る、という物語です。内容詳細は→コチラ。(ネタバレもいいところです。)
以下、いろいろ関連事項を書き始めたら長くなりそうな様相を呈してきたので、いずれ別記事にします。しかし、今の鴨緑江の両岸の子どもたちは、冬凍結した川でスケート遊びなんかやってるのかなー?
またいずれ、といえば、先週「往年の韓国映画ファンの先輩ニム選定のベスト12」について「次の記事にします」と書きっぱなしにしたままだったですね。今回はホントに次の次の記事で書きます。(汗笑)
★★★ Daumの人気順位(6月14日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①召命3:ヒマラヤのシュヴァイツァー(韓国) 9.9(23)
②トゥルー・マッ(味)・ショー (韓国) 9.9(43)
③サニー(韓国) 9.4(2454)
④インサイド・ジョブ 9.3(29)
⑤茂山日記(韓国) 9.0(26)
⑥X-MEN:ファースト・ジェネレーション 8.9(478)
⑦逮捕王(韓国) 8.9(687)
⑧法頂和尚の椅子(韓国) 8.9(21)
⑨鞭(むち)(韓国) 8.9(189)
⑩コパカバーナ 8.8(29)
「番人」と「世界で一番美しい別れ」が消えて⑨⑩が入りましたが、どちらも既出です。
【専門家による順位】
①トスカーナの贋作 8.3(6)
②Another Year 8.0(6)
③茂山日記(韓国) 7.9(11)
④インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 7.5(2)
⑤告白(日本) 7.3(9)
⑥Source Code 7.3(6)
⑥X-MEN:ファースト・ジェネレーション 7.3(6)
⑧ママ、ゴゴ 7.3(3)\t
⑨ジェイン・エア 7.2(4)
⑩コパカバーナ 7.0(6)
こちらも新作はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[6月10日(金)~12日(日)] ★★★
「サニー」は500万人にとどきそう
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・カンフー・パンダ2・・・・・・・・・・・5/26 ・・・・・・・・・535,184・・・・・・・・・・・・4,106,082・・・・・・・・・744
2・・X-MEN:ファースト・ジェネレーション・6/02 ・・・371,695・・・・・・・・・・・・1,548,978・・・・・・・・・589
3・・サニー(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・・5/04 ・・・・・・・・・310,413・・・・・・・・・・・・4,722,788・・・・・・・・・505
4・・モビー・ディック(韓)・・・・・・・・・6/09・・・・・・・・・・205,305・・・・・・・・・・・・・・253,022・・・・・・・・・518
5・・ホワイト 呪いのメロディー(韓)・・6/09・・・・・・・194,928・・・・・・・・・・・・・・214,224・・・・・・・・・398
6・・パイレーツ・オブ・カリビアン・・5/19・・・・・・・・・・・91,304・・・・・・・・・・・・3,051,876・・・・・・・・・360
/生命の泉
7・・プリースト・・・・・・・・・・・・・・・・・・6/09 ・・・・・・・・・・55,183・・・・・・・・・・・・・・・66,019・・・・・・・・・282
8・・スクリーム 4・・・・・・・・・・・・・・・・6/09 ・・・・・・・・・・23,550・・・・・・・・・・・・・・・30,888・・・・・・・・・209
9・・ママ(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6/02 ・・・・・・・・・・17,910・・・・・・・・・・・・・・213,200・・・・・・・・・201
10・・トゥルー・マッ(味)・ショー(韓)・・6/02・・・・・・・・・・・1,763・・・・・・・・・・・・・・・・4,747・・・・・・・・・・21
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による
1~3位は先週と同じ。「サニー」は今年韓国映画トップの「朝鮮名探偵:トリカブトの秘密」479万人を追い抜きつつあります。
新登場は5・7・8位の3作品。いずれもスリラー(だか、ホラーだか)で、もうそんな季節になってきた、ということか。
5位、「ホワイト」という歌で人気を獲得したガールズグループ・ピンクド-ルズですが、メインボーカルの座をめざして、メンバー間の嫉妬と競争はますます激しくなってゆく中でメンバーが次々と怖ろしい「事故」に襲われて・・・、というあたりで先ごろの例の選挙のことなんか思い出したヌルボであります。韓国版予告編は→コチラ。いきなり怖いですよ、ハハハ。
主演はT-araのメンバーのハム・ウンジョン。ピンクドールズ内でいじめられながらも、呪いの秘密を明かす役どころだそうです。(ウンジョンのファンの皆さん、彼女のTwitterはフォローしてますか?) 映画の原題は「화이트: 저주의 멜로디」。「저주」は一見してわからず、辞書を引くと「詛呪(そじゅ)」という漢字語でした。「呪詛」とは言うけどねー。
7位、アメリカのアクション・ホラーですが、原作は韓国人漫画家ヒョン・ミヌ(형민우)の同名SF漫画(下写真参照)。物語は100年後の未来世界。人間とヴァンパイアが戦いを繰り広げている。主人公の元戦士プリースト(神父)は、ヴァンパイアにさらわれた姪を救おうと旅立つのだが・・・。日本公開は9月23日。韓国題は「프리스트」。予告編は公式サイト(→コチラ)で見られます。怖いというよりアクション系のようですね。
【アメリカ映画「プリースト」の原作は韓国人漫画家ヒョン・ミヌのコミック。】
8位は90年代の人気ホラー映画久々(11年ぶり)のシリーズ第4作。日本公開は未定。シドニーに現れた例のお化けマスクの殺人鬼・・・。予告編は→コチラで。
注目作「トゥルー・マッ(味)・ショー」がコチラのランクでも10位に入りましたが、9位の1割弱の数字でベストテン入りというのは負け越したのに十両入りしたお相撲さんみたい、ってちょっと違うか・・・。
短時間で恐怖を体験するなら予告編ですね。スリラー映画の予告編集成なんて、探せばあるかな?