アタマで観る映画やハートで観る映画とは別に、カラダで観る映画というのがあって、21日に観た「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がまさにコレ。しかしよくもまああんな突拍子もない発想が出てくるものです。武装トラックの前面に立って火炎を噴射する(!)ツイン・ネックのギター&ベースをかき鳴らすドゥーフ・ウォーリアーとか、山海塾みたいに(笑)ツルツル頭で白塗りの若者軍団とか、棒高跳びのようにしなうポール攻撃とか・・・、ハハハのハです。しかし客席数186の館内の9割くらいが埋まっている映画を観たのは実に久しぶり。それにしても筋肉が疲れた!
シネマ・ジャック&ベティで開催中の<よこはま若葉町多文化映画祭2015>で22・24日上映された韓国映画「フキデルヨロコビ」と「アメリカ通り」はドジなことに見逃してしまいました。ゲイを扱った前者のイ・ジョンシク自身ゲイでHIV感染者であることをカミングアウトしている方だそうですが、彼のトークを聞いた知人からのメールによると「韓国のあるコミュニティで、若葉町って有名なんですって」とのこと。また2008年に韓国人男娼が若葉町で女装して客引きして逮捕され、13年には男娼の元締が逮捕されているとか。私ヌルボ、そんな事件は全然知りませんでしたが、考えてみれば歓楽街には付き物の文化(?)で、近くには東日本で唯一のゲイ専門の映画館という光音座もあるし・・・。フツーの映画サイトには載ってませんが、公式サイトは→コチラです。私ヌルボは入ったことはありませんが念のため。(って何が念のためなのか?)
韓国の歴代観客動員1位なのに日本での劇場公開がなかった「鳴梁」ですが、8月12日DVDが発売されました。そのタイトルは「バトル・オーシャン/海上決戦」。うーむ、何のことやら・・・。韓国で観てセリフの意味の大半が聞き取れなかったヌルボも観てみなくっちゃ、と思ってます。
これまた「世界で一番いとしい君へ」という意味不明のタイトルになってしまったのがキム・エランの小説が原作の「どきどき僕の人生」(クオン)。8月29日公開されます。公式サイトは→コチラ。高校生だった男女がデキ婚して産まれた子どものアルムは早老症という難病のため17歳なのに80歳の体に、・・・というとその子が主人公かなと思ったら、若い両親がカン・ドンウォンとソン・ヘギョ。いったい主人公は誰?というのは小説を読んだ時からの疑問ではありますが、おとなとして未熟な両親の成長(!)を、精神的にも老成(?)している子どもの視点で見るという構図がユニークということかな? これも一応観てみなくっちゃ。
★★★ Daumの人気順位(8月25日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①ターミネーター2 9.4(762)
②レッド・トゥーム(韓国) 9.3(47)
③チャップリンの独裁者 9.3(37)
④X+Y / A Brilliant Young Mind(ネイドゥン) 9.3(21)
⑤戦場のピアニスト 9.3(585)
⑥危路工団(韓国) 9.1(20)
⑦あなたをずっとあいしてる(日・韓) 9.0(83)
⑧誠実な国のアリス(韓国) 8.9(96)
⑨少数意見(韓国) 8.9(1398)
⑩映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!(日本) 8.8(48)
新登場は④「X+Y/A Brilliant Young Mind」だけです。このイギリス映画については6月30日の<10字評>で少し紹介しました。主人公のネイドゥン少年は数学の天才。彼にとって特別な存在だった父が突然交通事故で世を去った後、閉ざされた息子の心の扉を開くために努力する母と、昔はやはり数学の天才だったが今は心身を病んでいる数学の先生の支えで彼は国際数学オリンピックのイギリス代表に選ばれ、台湾で開かれる合宿に参加することになります。その合宿で彼はチャン・メイという中国人少女とペアを組むことになるのですが、ネイドゥン少年彼女に対しては数式では解けない感情(笑)を抱いたりして・・・。そしてケンブリッジ大学で開催される国際数学オリンピック大会に臨むのですが・・・。韓国題は「네이든」。日本公開は未定のようです。
【専門家による順位】
①マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(9)
②セッション 8.4(7)
③ひと夏のファンタジア(韓・日) 8.0(7)
③危路工団(韓国) 8.0(7)
⑤インサイド・ヘッド 7.6(9)
⑥ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 7.3(8)
⑥ベテラン(韓国) 7.3(8)
⑧雪の轍(わだち) 7.3(3)
⑨少数意見(韓国) 7.2(4)
⑩私の母 7.2(4)
「新登場は⑩「私の母」だけです。ナンニ・モレッティ監督によるイタリア映画。主人公のマルゲリータ(マルゲリータ・ブイ)は女性映画監督で、ハリウッドの有名俳優バリー(ジョン・タトゥーロ)と映画撮影中、イタリアのある工場の買収という社会問題を扱った映画でストレスが溜まっています。そんな中、年老いた母が具合が悪くなって入院。いつもそばにいるだけの存在だった母がいつの間にか別れを準備しなければならないという現実に直面します。兄ジョヴァンニ(ナンニ・モレッティ)は介護休暇を取り、母の面倒をみます。一方彼女は、そうでなくてもまだ整理されていない前の夫との問題もあり、思春期の娘も抱えている。恋人との関係も・・・。はたして彼女はこうした状況をいかに考え、行動していくのか・・・。監督自身は「今回は女性主人公でなくてはいけなかった。死にゆく母と向き合うヒロイン自身が、娘であり、母であり、妻であり、恋人であり、そして映画監督という仕事をするプロであることが重要なのです」と語っています。韓国題は「나의 어머니」。日本公開は未定のようです。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[8月21日(金)~8月23日(日)] ★★★
「暗殺」は韓国映画動員数歴代ベスト10入り。「ベテラン」も1千万人超え確実
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・ベテラン(韓国) ・・・・・・・・・・8/05 ・・・・・・・・・1,345,788・・・・・・・・・9,042,890・・・・・・・・71,074 ・・・・・・・・・906
2(12)・・ビューティー・インサイド(韓国)・・8/20・・・・・486,204・・・・・・・・・・629,844 ・・・・・・・・・5,035・・・・・・・・・648
3(2)・・暗殺(韓国)・・・・・・・・・・・・・・7/22・・・・・・・・・・・484,200・・・・・・・・11,589,253 ・・・・・・・・89,980・・・・・・・・・611
4(新)・・ファンタスティック・フォー・・8/20・・・・・・・・・・234,519・・・・・・・・・・300,012 ・・・・・・・・・2,301・・・・・・・・・450
5(3)・・ミッション:インポッシブル・・7/30・・・・・・・・・・135,315・・・・・・・・・5,922,498・・・・・・・・46,966 ・・・・・・・・・356
/ローグ・ネイション
6(5)・・ミス・ワイフ(韓国) ・・・・・・・8/13・・・・・・・・・・・・129,896 ・・・・・・・・・・616,618・・・・・・・・・4,649・・・・・・・・・325
7(4)・・ミニオンズ ・・・・・・・・・・・・・・7/29 ・・・・・・・・・・・122,214・・・・・・・・・2,492,644・・・・・・・・18,032・・・・・・・・・395
8(新)・・退魔:巫女窟(韓国)・・・・・8/20・・・・・・・・・・・・・64,228 ・・・・・・・・・・・90,061 ・・・・・・・・・・719 ・・・・・・・・327
9(7)・・インサイド・ヘッド ・・・・・・・・7/09 ・・・・・・・・・・・・54,302・・・・・・・・・4,892,849・・・・・・・・37,441・・・・・・・・・219
10(8)・・名探偵コナン ・・・・・・・・・・8/05・・・・・・・・・・・・・20,283 ・・・・・・・・・・459,776・・・・・・・・・3,213・・・・・・・・・130
業火の向日葵(日本)
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
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「暗殺」のこの累計動員数は「TSUNAMI -ツナミ-(海雲台)」を超えて韓国映画歴代9位。「ベテラン」も急ペースで後を追っています。
今回の新登場は2・4・8位の3作品です。
2位「ビューティー・インサイド」は韓国のファンタジー・ロマンス。寝て起きたら毎日他人に変わる男性ウジン・・・という設定からして奇天烈。それも男、女、子供、老人、さらに外国人にまで。演じる俳優はなんと21人! コレが基本形というのがあるのか? キム・ボムス? ト・ジハン? それがパク・シネとかコ・アソンに早変わりしたり、えっ上野樹里もいますよ。かと思えばキム・サンホになっちゃったり。(笑) さてこんなウジンがイス(ハン・ヒョジュ)と出会い、初めてその秘密を明かして自分の気持ちを告白しようとするのですが・・・。原題は「뷰티 인사이드」です。
4位「ファンタスティック・フォー」は、アメコミが原作のSFアクション。2005・07年の同名作品とは違う原作とか・・・。極秘の国家プロジェクトの実験中に事故に巻き込まれことから超能力を身につけた4人の若者たちがスーパーヒーローチームを組み、<異次元の脅威>に立ち向かいます。日本公開は10月で、すでに公式サイトも用意されています。韓国題は「판타스틱 4」。
8位「退魔:巫女窟」は韓国のホラー。精神科専門医のチンミョン(キム・ソンギュン)は助手の霊媒師チグァン(キム・ヘソン)と共に退魔を行う退魔師。いつものように霊に憑りつかれた患者を治療していたある日、親切な先輩から謎のメールが届きます。そして突然亡くなった先輩の葬式で恐ろしい気配を感じた彼がそこで出会った女性クムジュ(ユ・ソン)は、1日に何度も別人のように変わって記憶を失います。夫の死も、だんだん変わり果てていく娘も、すべて自分のせいだと思って苦しむ彼女の中に、確かに別の何かがいる・・・。韓国らしい超自然的な現象に、済州島の説話や四・三事件等も絡んだ作品とのことです。原題は「퇴마: 무녀굴」。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・映画 ひつじのショーン・・・・・・・・・・・8/13 ・・・・・・・・・・・・・・7,042 ・・・・・・・・・・・・82,883 ・・・・・・・・・・・585・・・・・・・・73
2(2)・・誠実な国のアリス(韓国)・・・・・・・・・・8/13・・・・・・・・・・・・・・6,895・・・・・・・・・・・・・33,355 ・・・・・・・・・・・272・・・・・・・・42
3(新)・・奇跡のひと マリーとマルグリット・・8/20・・・・・・・・・・・・・2,315・・・・・・・・・・・・・・4,097 ・・・・・・・・・・・・28・・・・・・・・・39
4(24)・・ザ・カナル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/20・・・・・・・・・・・・・・1,555・・・・・・・・・・・・・・2,396 ・・・・・・・・・・・・19・・・・・・・・・44
5(4)・・危路工団(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・8/13・・・・・・・・・・・・・・1,079・・・・・・・・・・・・・・7,032 ・・・・・・・・・・・・54・・・・・・・・・23
3・4位の2作品が新登場です。
3位「奇跡のひと マリーとマルグリット」は、日本では6月に公開されています。韓国題は「마리 이야기: 손끝의 기적」です。
4位「ザ・カナル」はアイルランドのホラー。映画フィルム管理人のデヴィッドは愛妻アリス、そして息子と満ち足りた生活をしています。ところがある日1902年のフィルム整理をしていて、彼の家で暮らしていたウィリアム・ジャックという男が浮気した妻を惨殺して近くの運河に遺棄した事件があったことを知ります。それ以降彼は自宅でジャックの亡霊を感じるようになり、危険が迫っていると思うようになるのですが・・・。韓国題は「더 커널」。日本公開は未定です。
シネマ・ジャック&ベティで開催中の<よこはま若葉町多文化映画祭2015>で22・24日上映された韓国映画「フキデルヨロコビ」と「アメリカ通り」はドジなことに見逃してしまいました。ゲイを扱った前者のイ・ジョンシク自身ゲイでHIV感染者であることをカミングアウトしている方だそうですが、彼のトークを聞いた知人からのメールによると「韓国のあるコミュニティで、若葉町って有名なんですって」とのこと。また2008年に韓国人男娼が若葉町で女装して客引きして逮捕され、13年には男娼の元締が逮捕されているとか。私ヌルボ、そんな事件は全然知りませんでしたが、考えてみれば歓楽街には付き物の文化(?)で、近くには東日本で唯一のゲイ専門の映画館という光音座もあるし・・・。フツーの映画サイトには載ってませんが、公式サイトは→コチラです。私ヌルボは入ったことはありませんが念のため。(って何が念のためなのか?)
韓国の歴代観客動員1位なのに日本での劇場公開がなかった「鳴梁」ですが、8月12日DVDが発売されました。そのタイトルは「バトル・オーシャン/海上決戦」。うーむ、何のことやら・・・。韓国で観てセリフの意味の大半が聞き取れなかったヌルボも観てみなくっちゃ、と思ってます。
これまた「世界で一番いとしい君へ」という意味不明のタイトルになってしまったのがキム・エランの小説が原作の「どきどき僕の人生」(クオン)。8月29日公開されます。公式サイトは→コチラ。高校生だった男女がデキ婚して産まれた子どものアルムは早老症という難病のため17歳なのに80歳の体に、・・・というとその子が主人公かなと思ったら、若い両親がカン・ドンウォンとソン・ヘギョ。いったい主人公は誰?というのは小説を読んだ時からの疑問ではありますが、おとなとして未熟な両親の成長(!)を、精神的にも老成(?)している子どもの視点で見るという構図がユニークということかな? これも一応観てみなくっちゃ。
「朝鮮日報」8月21日掲載の「封切映画 ぴったり10字評」 (ハングル文も訳文も10字です。) | ||
---|---|---|
「ビューティー・インサイド」 バンジーみたいなメロ ★★★☆ 「私の母」 予告しても無駄な別れ ★★★☆ 「ファンタスティック・フォー」 ゲーム・映画の混ぜ麺て? ★★★ 「退魔:巫女窟」 跳躍する物語がこわい ★★☆ | ||
4作品とも以下の記事中で紹介しています。※「ファンタスティック・フォー」の評にある짬짜면とはチャジャンミョンとチャンポンを一皿にした料理のこと。 |
★★★ Daumの人気順位(8月25日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①ターミネーター2 9.4(762)
②レッド・トゥーム(韓国) 9.3(47)
③チャップリンの独裁者 9.3(37)
④X+Y / A Brilliant Young Mind(ネイドゥン) 9.3(21)
⑤戦場のピアニスト 9.3(585)
⑥危路工団(韓国) 9.1(20)
⑦あなたをずっとあいしてる(日・韓) 9.0(83)
⑧誠実な国のアリス(韓国) 8.9(96)
⑨少数意見(韓国) 8.9(1398)
⑩映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!(日本) 8.8(48)
新登場は④「X+Y/A Brilliant Young Mind」だけです。このイギリス映画については6月30日の<10字評>で少し紹介しました。主人公のネイドゥン少年は数学の天才。彼にとって特別な存在だった父が突然交通事故で世を去った後、閉ざされた息子の心の扉を開くために努力する母と、昔はやはり数学の天才だったが今は心身を病んでいる数学の先生の支えで彼は国際数学オリンピックのイギリス代表に選ばれ、台湾で開かれる合宿に参加することになります。その合宿で彼はチャン・メイという中国人少女とペアを組むことになるのですが、ネイドゥン少年彼女に対しては数式では解けない感情(笑)を抱いたりして・・・。そしてケンブリッジ大学で開催される国際数学オリンピック大会に臨むのですが・・・。韓国題は「네이든」。日本公開は未定のようです。
【専門家による順位】
①マッドマックス 怒りのデス・ロード 8.8(9)
②セッション 8.4(7)
③ひと夏のファンタジア(韓・日) 8.0(7)
③危路工団(韓国) 8.0(7)
⑤インサイド・ヘッド 7.6(9)
⑥ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 7.3(8)
⑥ベテラン(韓国) 7.3(8)
⑧雪の轍(わだち) 7.3(3)
⑨少数意見(韓国) 7.2(4)
⑩私の母 7.2(4)
「新登場は⑩「私の母」だけです。ナンニ・モレッティ監督によるイタリア映画。主人公のマルゲリータ(マルゲリータ・ブイ)は女性映画監督で、ハリウッドの有名俳優バリー(ジョン・タトゥーロ)と映画撮影中、イタリアのある工場の買収という社会問題を扱った映画でストレスが溜まっています。そんな中、年老いた母が具合が悪くなって入院。いつもそばにいるだけの存在だった母がいつの間にか別れを準備しなければならないという現実に直面します。兄ジョヴァンニ(ナンニ・モレッティ)は介護休暇を取り、母の面倒をみます。一方彼女は、そうでなくてもまだ整理されていない前の夫との問題もあり、思春期の娘も抱えている。恋人との関係も・・・。はたして彼女はこうした状況をいかに考え、行動していくのか・・・。監督自身は「今回は女性主人公でなくてはいけなかった。死にゆく母と向き合うヒロイン自身が、娘であり、母であり、妻であり、恋人であり、そして映画監督という仕事をするプロであることが重要なのです」と語っています。韓国題は「나의 어머니」。日本公開は未定のようです。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[8月21日(金)~8月23日(日)] ★★★
「暗殺」は韓国映画動員数歴代ベスト10入り。「ベテラン」も1千万人超え確実
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・ベテラン(韓国) ・・・・・・・・・・8/05 ・・・・・・・・・1,345,788・・・・・・・・・9,042,890・・・・・・・・71,074 ・・・・・・・・・906
2(12)・・ビューティー・インサイド(韓国)・・8/20・・・・・486,204・・・・・・・・・・629,844 ・・・・・・・・・5,035・・・・・・・・・648
3(2)・・暗殺(韓国)・・・・・・・・・・・・・・7/22・・・・・・・・・・・484,200・・・・・・・・11,589,253 ・・・・・・・・89,980・・・・・・・・・611
4(新)・・ファンタスティック・フォー・・8/20・・・・・・・・・・234,519・・・・・・・・・・300,012 ・・・・・・・・・2,301・・・・・・・・・450
5(3)・・ミッション:インポッシブル・・7/30・・・・・・・・・・135,315・・・・・・・・・5,922,498・・・・・・・・46,966 ・・・・・・・・・356
/ローグ・ネイション
6(5)・・ミス・ワイフ(韓国) ・・・・・・・8/13・・・・・・・・・・・・129,896 ・・・・・・・・・・616,618・・・・・・・・・4,649・・・・・・・・・325
7(4)・・ミニオンズ ・・・・・・・・・・・・・・7/29 ・・・・・・・・・・・122,214・・・・・・・・・2,492,644・・・・・・・・18,032・・・・・・・・・395
8(新)・・退魔:巫女窟(韓国)・・・・・8/20・・・・・・・・・・・・・64,228 ・・・・・・・・・・・90,061 ・・・・・・・・・・719 ・・・・・・・・327
9(7)・・インサイド・ヘッド ・・・・・・・・7/09 ・・・・・・・・・・・・54,302・・・・・・・・・4,892,849・・・・・・・・37,441・・・・・・・・・219
10(8)・・名探偵コナン ・・・・・・・・・・8/05・・・・・・・・・・・・・20,283 ・・・・・・・・・・459,776・・・・・・・・・3,213・・・・・・・・・130
業火の向日葵(日本)
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
\t
「暗殺」のこの累計動員数は「TSUNAMI -ツナミ-(海雲台)」を超えて韓国映画歴代9位。「ベテラン」も急ペースで後を追っています。
今回の新登場は2・4・8位の3作品です。
2位「ビューティー・インサイド」は韓国のファンタジー・ロマンス。寝て起きたら毎日他人に変わる男性ウジン・・・という設定からして奇天烈。それも男、女、子供、老人、さらに外国人にまで。演じる俳優はなんと21人! コレが基本形というのがあるのか? キム・ボムス? ト・ジハン? それがパク・シネとかコ・アソンに早変わりしたり、えっ上野樹里もいますよ。かと思えばキム・サンホになっちゃったり。(笑) さてこんなウジンがイス(ハン・ヒョジュ)と出会い、初めてその秘密を明かして自分の気持ちを告白しようとするのですが・・・。原題は「뷰티 인사이드」です。
4位「ファンタスティック・フォー」は、アメコミが原作のSFアクション。2005・07年の同名作品とは違う原作とか・・・。極秘の国家プロジェクトの実験中に事故に巻き込まれことから超能力を身につけた4人の若者たちがスーパーヒーローチームを組み、<異次元の脅威>に立ち向かいます。日本公開は10月で、すでに公式サイトも用意されています。韓国題は「판타스틱 4」。
8位「退魔:巫女窟」は韓国のホラー。精神科専門医のチンミョン(キム・ソンギュン)は助手の霊媒師チグァン(キム・ヘソン)と共に退魔を行う退魔師。いつものように霊に憑りつかれた患者を治療していたある日、親切な先輩から謎のメールが届きます。そして突然亡くなった先輩の葬式で恐ろしい気配を感じた彼がそこで出会った女性クムジュ(ユ・ソン)は、1日に何度も別人のように変わって記憶を失います。夫の死も、だんだん変わり果てていく娘も、すべて自分のせいだと思って苦しむ彼女の中に、確かに別の何かがいる・・・。韓国らしい超自然的な現象に、済州島の説話や四・三事件等も絡んだ作品とのことです。原題は「퇴마: 무녀굴」。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・映画 ひつじのショーン・・・・・・・・・・・8/13 ・・・・・・・・・・・・・・7,042 ・・・・・・・・・・・・82,883 ・・・・・・・・・・・585・・・・・・・・73
2(2)・・誠実な国のアリス(韓国)・・・・・・・・・・8/13・・・・・・・・・・・・・・6,895・・・・・・・・・・・・・33,355 ・・・・・・・・・・・272・・・・・・・・42
3(新)・・奇跡のひと マリーとマルグリット・・8/20・・・・・・・・・・・・・2,315・・・・・・・・・・・・・・4,097 ・・・・・・・・・・・・28・・・・・・・・・39
4(24)・・ザ・カナル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/20・・・・・・・・・・・・・・1,555・・・・・・・・・・・・・・2,396 ・・・・・・・・・・・・19・・・・・・・・・44
5(4)・・危路工団(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・・・・8/13・・・・・・・・・・・・・・1,079・・・・・・・・・・・・・・7,032 ・・・・・・・・・・・・54・・・・・・・・・23
3・4位の2作品が新登場です。
3位「奇跡のひと マリーとマルグリット」は、日本では6月に公開されています。韓国題は「마리 이야기: 손끝의 기적」です。
4位「ザ・カナル」はアイルランドのホラー。映画フィルム管理人のデヴィッドは愛妻アリス、そして息子と満ち足りた生活をしています。ところがある日1902年のフィルム整理をしていて、彼の家で暮らしていたウィリアム・ジャックという男が浮気した妻を惨殺して近くの運河に遺棄した事件があったことを知ります。それ以降彼は自宅でジャックの亡霊を感じるようになり、危険が迫っていると思うようになるのですが・・・。韓国題は「더 커널」。日本公開は未定です。