ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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韓国オタク、7泊8日のクイズ形式旅行記録① 1~2日目=国立外交院、徳寿宮周辺等

2016-03-29 08:25:11 | 韓国旅行の記録
 今KTXの車中。3月25日午後からソウルに来ています。約1年ぶりの韓国旅行。今回は3人連れで、ソウル4泊→釜山2泊→ソウル1泊で計7泊の、私ヌルボとしてはわりと長い旅。
 当初の心づもりでは毎日簡単にでも日々の記録をアップするはずだったのがとてもムリ。今日まで連日2万5千歩(!)前後歩いたりしていて疲れている上、同行2名がフツーの時間に寝起きする人なので、ヌルボとしてもいつものように午前2時過ぎまでパソコンいじったりはできないので・・・。
 で、とりあえず旅行全体を上中下に分けて、代表的な写真だけピックアップして時間系列で並べることにしました。帰国後にテーマごとの記事を順次載せることにします。

○3月25日(金)

     

 アシアナは安くて機内食もなかなか良くて、韓国の新聞をまとめて私物化できるのがいいところです。「スポーツソウル」を読んでいて目に留まったのが左上の記事の見出し中の「태후」[問1]この言葉の意味は? 右の「東亜日報」の方を見ればすぐわかりますが・・・。
 [答]→ドラマ「태양의 후예」(太陽の後裔)の略語。日本題は「太陽の末裔」で、6月から放映されるとか。

     

 ソウル駅前からなんとなく正面(東)を見たら、ソウル南大門警察署の建物の上にバスを持ち上げている警察官の造形物が・・・。[問2]これは何をよびかけている?
 [答]→「校内暴力をなくそう。警察も力になります」ということのようです。
 このような造形物を作るのはきっと過去記事(→コチラ)で紹介した<広告の天才>イ・ジェソクだろうと思い調べたら、やっぱり正解でした。

     


 うわ、バッテリー切れ! 続きは数時間後?になっちゃいます。・・・と書いてからようやく13時間後の29日午後9時過ぎに作業再開。その間起伏の大きい釜山のあちこちをやはり約2万5千歩開きまわりました。コース選定はすべて同行者任せ。その結果こんなに歩いてもチャガルチも南浦洞も国際市場も行ってません。とほほ。
 気を取り直して記事の続き。
 上左の写真は世宗大路にあるKT光化門支社のビルの掲示物。国家報勲処の広報で、その中に「서해수호의 날(西海守護の日)」といった耳慣れない言葉があり、またその期日が3月25日つまりまさに今日であることが目に留まりました。そして夜ホテルのテレビで見たのが右のニュース画面。朴槿恵大統領が大田(テジョン)の顕忠院で開かれたこの西海守護の日の式典で「北朝鮮の挑発を許しませぬぞ」といった辞を述べています。こういう日をいつ決めたのかと思ったら昨年12月。つまり今回が第1回。第2延坪海戦(2002年)=A天安沈没事件(2010年)=B延坪島砲撃事件(2010年)=Cの戦死者たちの合同追悼行事を一緒に行うという趣旨で、中でも犠牲者が46人と一番多かった[問3](  )の日に近い3月第4週の金曜日を指定したとのことです。[答]→(  )。

○3月26日(土)

     

 地下鉄良才(ヤンジェ)駅のすぐ近く。国立外交院というところに初めて行ってきました。そこでは韓国の外交に貢献した歴史上の人物として、まず高麗時代に遼を相手に実利と自尊心の2つの難題を同時に手に入れたという徐熙(ソ・ヒ)の銅像に続いて造られた2つ目の銅像が上左。足利義教の将軍就任に際して来日する等、43年間に40数回も日本や琉球に渡ったという人物で、この銅像を見てくるのがわれわれのこの日の第一目的でした。彼については2013年に[??] ‐最初の朝鮮通信使」というドキュメンタリー映画が作られています。[問4]この人物の名は? [答]→( 李藝(イ・エ))。 ※→関係過去記事
 次に、上右の写真は、銅像の向こうに見える外交史料館で見た独島クイズの最初の画面。私ヌルボ、もちろん全10問に挑戦。もちろん全問正解・・・ではありませんでした。正解の説明文を読み進むと、自然と「独島はウリタン(わが地)」という認識が固まるクイズになっているということがわかりました。
 うー、またピンチ! ほぼ定例の韓国内の映画の週末の興行成績の記事が大幅に遅れているので、ソチラを優先します。・・・ということでまたまた未完。 ・・・と書いた後も連日スキマなしの旅行で、結局今は4月1日。夕刻羽田に着き、やっと自宅に落ち着いて続きのとりかかります。ふー。
 良才駅から3人は明洞に向かった目的1は私ヌルボの両替のため。(あ、お得な両替についての過去記事は→コチラ。)
 それから昨年眼鏡を作った小公洞地下商街のAce眼鏡に立ち寄り、次に他の2人が行きたいというウェスティン朝鮮ホテル敷地内の圜丘壇(ファングダン)へ。私ヌルボは→コチラの記事に書いたように1年前に行ったので勝手知ったる・・・と思いきや、アラ、今工事中で見られない! しかたないなとソウル広場を経て徳寿宮前から市庁方面を見ると・・・。

     
 
 またまたアララ。1年前(上左)にはあった女の子が持っている、文字が順次変わっていくという趣向の上記イ・ジェソクさん作の掲示板(→関係記事)はなくなってました!(上左) うーむ、やっぱり費用の問題しかあったのかな? また、この日もキリスト教団体が「同性の結婚を認めるな」といったアピールをしていましたが、そういうことに用いられるという問題もあったのかも・・・。しかし、せっかく<徳寿宮近辺の見逃しがちないろいろ>シリーズを始めたのに残念! 「十年経てば江山も変わる」とは韓国のことわざですが、1年でもずいぶん変わりるものです。 
 さて、徳寿宮近辺では無料で入ったり見たりできる所や物がたくさんあって、今回もいくつか回りましたが、下の写真を撮った場所もその1つ。[問5]この撮影場所はどこ? [答]→( 貞洞(チョンドン)展望台)。 

 徳寿宮とその周辺を、高い所から一望できます。2013年開館とわりと新しい上、あまり目立った表示もなく宣伝もしてない(?)ようなので、もしかしたら徳寿宮を訪れる観光客の大半はご存知ないのでは? 詳しくは→ソウルナビ参照。 
 日も傾き始めた頃、私ヌルボは2人と別れて単独行動。市庁から地下鉄1号線で龍山へ。時間軸が前後していますが次の記事の冒頭で書いたようにCGV龍山に行きました。駅と連結しているI`PARK mall 内にある映画館です。
 観た作品は尹東柱(ユン・ドンジュ)の伝記映画「東柱)」です。 

 [問6]韓国の映画の観客が日本と違う点は? [答]→( 映画の本編が終わってエンドクレジットが現れると席を立ってゾロゾロ出てゆく。)。日本も昔はそうだったなー・・・。他にもあるかも。

 2日分だけでけっこう字数が多くなったので当初の予定を変更。ここでひとまず区切ります。

 → 韓国オタク、7泊8日のクイズ形式旅行記録② 3日目=「あの」島と、仁寺洞の有名なマッコリ酒場
コメント
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