▶韓国文化院による<2021年上半期 オンライン韓国映画企画上映会>の「Part1 「時代劇」特集」の上映スケジュール&作品紹介が公表されています。(→コチラ参照。)
上映日・上映作品は以下の通り。※視聴可能時間はいずれも18:00~22:00
○3月25日(木) 「世宗大王 星を追う者たち(천문 : 하늘에 묻는다)」
○3月31日(水) 「王と道化師たち(광대들 : 풍문조작단)」
○4月15日(木) 「朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密(조선명탐정 : 흡혈괴마의 비밀)」
○4月27日(火) 「王の預言書 (흥부 : 글로 세상을 바꾼 자)」
★観覧無料(事前申込制 ※会員登録が必要) ◎募集人員:各回500名
▶→コチラの記事によると、3月19日(金)~シネマート新宿とシネマート心斎橋で<のむコレ番外編 韓国映画チェケボン トゥクチブ>として1997~2012年に公開された韓国映画の旧作を14作品一挙に上映するとのこと。(カタカナ部分は<再開封特集>) 上映作品は以下の通り。私ヌルボが観たのは半分あるかな?? 見落としを後悔してる方はどうぞ。
「ナンバー・スリー」「悪いやつら」「タチャ イカサマ師」「光州5・18」「シルミド/SILMIDO」「力道山」「妻が結婚した」「子猫をお願い」「建築学概論」「マラソン」「作戦-The Scam」「私の生涯で最悪の男」「レストレス~中天~」「ミスター主婦クイズ王」 ※作品の紹介は→コチラ。
▶<大阪アジアン映画祭>(→公式サイト)は3/5(金)~3/14(日)、ということはもう先週から始まっています。私ヌルボ、2013年以来17、18、20年と過去4回大阪に観に行きましたが、17年の「マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白」、18年の「朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト」(「金子文子と朴烈」のように「これは観たい!」と思う目当ての上映作品があったから行ったわけです。しかし今回はそれなりに知っている作品はムン・ソリ主演の「三姉妹」(→コチラ参照)だけだし、その上映日は横浜で別のあるし、ということで行かないことにしました。
※むしろ心惹かれるのは福岡市総合図書館映像ホール・シネラで5月1~29日開かれる韓国映画特集(スケジュールは→コチラ)なんですが、まだ先の話なので委細は省略します。
▶この1週間で観た映画は以下の2本のみ。って2本観れば十分か。このところ週3本以上がフツーになってたからなー・・・。
・「粛清裁判」★★★★☆ (今から約90年も前のスターリン時代のソ連。<産業党>という反革命組織のメンバー8人の裁判記録映像が素材で、ほとんどが判事や検事の形式的な言葉と被告たちの陳述なのでなんとか事件の概要を把握しようと頑張って字幕を追う。閉廷の度に外の大勢の人々による熱気溢れるデモが映し出される。彼らが掲げる横断幕には「革命の敵に死刑を!」の文字。そんなフトドキな連中にしては皆従順に素直に罪を認めるんだな、と少し拍子抜け。後はどんな判決が下されるのか少し興味を持ってその場面を待ったが、それもほぼ予想通り。まあ最後までよく退屈さを堪えて観たもんだ、★3つか史料的価値(ソ連最初の発声映画等)の分で☆1つ足すくらいかな、と思っていたところ、最後の最後で「えっ、そういうことだったの!?」という電撃的衝撃が・・・。なんとなく敢えて全然事前情報を仕入れてなかったのが幸いした、のかな? おかげでいろいろ考えさせられた。)
・「すばらしき世界」★★★☆ (西川美和監督作品は見落とせないゾ、と映画館に足を運ぶが、ヤクザ、長期服役等々重なる点が多い「ヤクザと家族 The Family」と比べると距離感を感じてしまったのはそれぞれの主人公と私ヌルボ自身との相性ゆえか? 綾野剛と役所広司の演技力と関係なく、後者の方のキャラクターは付き合いにくい感じだし見ててハラハラする。それにしても今のヤクザはアワレさえ感じさせる存在になってしまったか・・・。)
★★★ NAVERの人気順位(3月9日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(1) ライブ・ハード(韓国) 9.60(10)
②(3) 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(日本) 9.50(999)
③(5) 復活: その証拠(韓国) 9.34(399)
④(6) ソウルフル・ワールド 9.31(8,958)
⑤(7) 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(日本) 9.27(8,073)
⑥(8) 若おかみは小学生!(日本) 9.25(134)
⑦(9) 映画 ギヴン(日本) 9.24(70)
⑧(新) ラーヤと龍の王国 9.16(684)
⑨(-) 私のお姉さんチョン・ジヒョンと私(韓国) 9.16(684)
⑩(-) 夏時間[ハラボジの家](韓国) 8.96(417)
⑧「ラーヤと龍の王国」が新登場です。アメリカのアニメで、日本でも3月5日から公開されています。韓国題は「라야와 마지막 드래곤」です。
【記者・評論家による順位】
①(1) ソウルフル・ワールド 8.44(9)
②(3) 水を抱く女 8.00(6)
③(4) 夏時間[ハラボジの家](韓国) 7.83(12)
④(新) ミナリ 7.58(12)
⑤(5) 冬の夜に(韓国) 7.33(6)
⑥(6) 私は私を解雇しない(韓国) 6.88(8)
⑦(7) 光と鉄(韓国) 6.83(6)
⑧(8) 三姉妹 (韓国) 6.80(5)
⑨(9) 若おかみは小学生! 6.75(4)
⑩(10) フェアウェル 6.71(7)
④「ミナリ」が新登場ですが、この作品については後述します。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績3月5日(金)~3月7日(日) ★★★
「ミナリがやっぱり1位 しかし評価は最高とまでは・・・
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(65)・・ミナリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3/03・・・204,700 ・・・・・・・276,873・・・・・・・2,518 ・・・・1,162
2(64)・・ラーヤと龍の王国・・・・・・・・・・・3/04・・・112,513 ・・・・・・・127,006・・・・・・・1,183 ・・・・1,056
3(1)・・劇場版「鬼滅の刃」・・・・・・・・・・・・1/27 ・・・・88,494 ・・・・・1,052,396 ・・・・・10,166 ・・・・・・637
無限列車編(日本)
4(3)・・ソウルフル・ワールド・・・・・・・・・1/20・・・・・33,745・・・・・・1,965,139・・・・・18,299 ・・・・・・524
5(2)・・ミッション・ポッシブル(韓国)・・2/17・・・・28,059・・・・・・・・411,597 ・・・・・・3,748 ・・・・・・515
6(17)・・恋する惑星・・・・・・・・・・・・・・・・・2/24 ・・・・15,269 ・・・・・・・・35,743 ・・・・・・・・326 ・・・・・・336
7(5)・・トムとジェリー・・・・・・・・・・・・・・2/24・・・・・58,040・・・・・・・・・91,341 ・・・・・・・・767 ・・・・・・918
8(4)・・カオス・ウォーキング・・・・・・・・・2/24・・・・・・8,588・・・・・・・・108,864 ・・・・・・1,164 ・・・・・・406
9(6)・・告白[ゴー・バック](韓国) ・・・・・2/24・・・・・・2,714・・・・・・・・・30,453 ・・・・・・・・215 ・・・・・・140
10(新)・・ARKO LIVE ミュージカルHOPE(韓国)・・2,005 ・・・・・・・・・・2,757 ・・・・・・・・・55 ・・・・・・・10
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
新登場は1・2・10位の3作品です。
1位「ミナリ」はアメリカのドラマ。1980年代に見知らぬアメリカの地アーカンソー州にやってきた離れた韓国人家族たちの物語です。家族たちに何かできることを見せたい父親ジェイコブ(スティーヴン・ユァン)は自分だけの農場を作り始め、母親のモニカ(ハン・イェリ)もまた仕事を探します。まだ幼い子供たちのためにモニカの母スンジャ(ユン・ヨジョン)が一緒に暮らすことになって、バッグ一杯に唐辛子粉、イワシ、韓方薬と、どこでもよく育つというセリ(ミナリ)の種を詰め込んで到着します。おっとりした長女アン(ネイル・ケイト・チョ)といたずらっ子の末息子デビッド(アラン・キム)は、ふつうのおばあさんとは思えないスンジャおばあさんが全然気に入らないのですが…。一緒にいれば新たに開始することができるという希望を持って、一日一日根を下ろして生きていく。そんな家族の特別な旅が始まります・・・。韓国題は「미나리)」。日本公開は3月19日です。
2位「ラーヤと龍の王国」は、上述のように日本でも3月5日から公開されています。
10位「ARKO LIVE ミュージカルHOPE」は韓国の公演記録。ARKO LIVEとは、地域の舞台芸術のコンテンツ活性化のため韓国文化芸術委員会が2019年末にCGVと業務協約を締結して本格化した事業で、国内最高の創作プラットフォームである公演芸術創作産室による演劇、ミュージカルや、パンソリ等の伝統芸術等の公演を全国CGV13の劇場等で公開するというもの。そしてこの「HOPE」というミュージカルは、カフカの遺稿の所有権をめぐりイスラエル図書館とその保管者の間で実際に起こった係争事件をヒントに創作された作品で、<読まれない本と読まれない人生>という副題がついています。本作ではカフカではなくヨーゼフ・クラインという架空の作家になっていますが、その彼の原稿をエヴァ・ホープという女性がなぜ30年もの間その原稿を大切に保管し、また裁判でも正当な所有者であることを主張し続け位てきたのか?という物語。詳しくは→コチラや→コチラ参照。また4分のハイライト映像はコチラ→YouTube。原題は「아르코 라이브 뮤지컬 호프」です。
なお6位「恋する惑星」は、ウォン・カーウァイ監督による1994年の香港映画の佳作の再上映。韓国題は原題の「重慶森林」をそのまま韓国風に読んで「중경삼림」です。
【独立・芸術映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・上映館数
1(5)・・告白[ゴー・バック](韓国)・・・・・・・2/24・・・・・・・2,714・・・・・・・・・・・30,453 ・・・・・・・215・・・・・・・140
2(3)・・ザ・レーサー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・2/24・・・・・・・1,433・・・・・・・・・・・10,918 ・・・・・・・・89 ・・・・・・・・52
3(30)・・フェイク、ベートーベン(韓国)・・2/25 ・・・・・・・487・・・・・・・・・・・・3,429 ・・・・・・・・20 ・・・・・・・・・6
4(2)・・グランパ・ウォーズ・・・・・・・・・・・・・2/24 ・・・・・・・・462・・・・・・・・・・・13,702 ・・・・・・・113・・・・・・・・45
おじいちゃんと僕の宣戦布告
5(9)・・復活: その証拠(韓国) ・・・・・・・・・10/08 ・・・・・・・・394 ・・・・・・・・・・31,875・・・・・・・・256・・・・・・・・・3
3位「フェイク、ベートーベン」が新登場です。幼い頃から小心者でかっとなることはあってもそれを表に出せなかったというのがソ・ジョンウ監督(ソン・ドンファン)のキャラクター。そして一人で想像だけで怒っていたそうです。しかし、現在では、「俺がまだ昔のしょうもないヤツだと思ってるんじゃないの?」とこんな感じ。脚本・監督をやった映画はいつも興行し、若い女優出身の夫人と結婚して、すべてのものを備えたボンス監督(ボンス)の助監督としてスタートして、ソ・ジョンウの映画人生が変わります。ソ・ジョンウは師匠であるボンス監督を神のように信じて従い、どこまでも信頼します。ところがある日、映画1本の主人公をやっただけで映画界から完全に消えたある女優、つまり心の中で理想と考えていたその女優がボンス監督の夫人(キム・ミンギョン)であることを知ってソ・ジョンウは驚きます。ところが、幼い頃からすべてのものを心の中で想像するのが常だった彼は、ボンス夫人に会っても、心の中ではまだ崇拝しているのです・・・。まお、この作品自体がボンス監督の作品なので、どこまでが創作なのかちょっとわかりにくいかも・・・。原題は「구라, 베토벤」。<구라(グラ)>=ウソという単語の語源は多くの韓国人は日本語起源と思っているとか・・・。
上映日・上映作品は以下の通り。※視聴可能時間はいずれも18:00~22:00
○3月25日(木) 「世宗大王 星を追う者たち(천문 : 하늘에 묻는다)」
○3月31日(水) 「王と道化師たち(광대들 : 풍문조작단)」
○4月15日(木) 「朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密(조선명탐정 : 흡혈괴마의 비밀)」
○4月27日(火) 「王の預言書 (흥부 : 글로 세상을 바꾼 자)」
★観覧無料(事前申込制 ※会員登録が必要) ◎募集人員:各回500名
▶→コチラの記事によると、3月19日(金)~シネマート新宿とシネマート心斎橋で<のむコレ番外編 韓国映画チェケボン トゥクチブ>として1997~2012年に公開された韓国映画の旧作を14作品一挙に上映するとのこと。(カタカナ部分は<再開封特集>) 上映作品は以下の通り。私ヌルボが観たのは半分あるかな?? 見落としを後悔してる方はどうぞ。
「ナンバー・スリー」「悪いやつら」「タチャ イカサマ師」「光州5・18」「シルミド/SILMIDO」「力道山」「妻が結婚した」「子猫をお願い」「建築学概論」「マラソン」「作戦-The Scam」「私の生涯で最悪の男」「レストレス~中天~」「ミスター主婦クイズ王」 ※作品の紹介は→コチラ。
▶<大阪アジアン映画祭>(→公式サイト)は3/5(金)~3/14(日)、ということはもう先週から始まっています。私ヌルボ、2013年以来17、18、20年と過去4回大阪に観に行きましたが、17年の「マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白」、18年の「朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト」(「金子文子と朴烈」のように「これは観たい!」と思う目当ての上映作品があったから行ったわけです。しかし今回はそれなりに知っている作品はムン・ソリ主演の「三姉妹」(→コチラ参照)だけだし、その上映日は横浜で別のあるし、ということで行かないことにしました。
※むしろ心惹かれるのは福岡市総合図書館映像ホール・シネラで5月1~29日開かれる韓国映画特集(スケジュールは→コチラ)なんですが、まだ先の話なので委細は省略します。
▶この1週間で観た映画は以下の2本のみ。って2本観れば十分か。このところ週3本以上がフツーになってたからなー・・・。
・「粛清裁判」★★★★☆ (今から約90年も前のスターリン時代のソ連。<産業党>という反革命組織のメンバー8人の裁判記録映像が素材で、ほとんどが判事や検事の形式的な言葉と被告たちの陳述なのでなんとか事件の概要を把握しようと頑張って字幕を追う。閉廷の度に外の大勢の人々による熱気溢れるデモが映し出される。彼らが掲げる横断幕には「革命の敵に死刑を!」の文字。そんなフトドキな連中にしては皆従順に素直に罪を認めるんだな、と少し拍子抜け。後はどんな判決が下されるのか少し興味を持ってその場面を待ったが、それもほぼ予想通り。まあ最後までよく退屈さを堪えて観たもんだ、★3つか史料的価値(ソ連最初の発声映画等)の分で☆1つ足すくらいかな、と思っていたところ、最後の最後で「えっ、そういうことだったの!?」という電撃的衝撃が・・・。なんとなく敢えて全然事前情報を仕入れてなかったのが幸いした、のかな? おかげでいろいろ考えさせられた。)
★★★ NAVERの人気順位(3月9日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも、評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(1) ライブ・ハード(韓国) 9.60(10)
②(3) 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(日本) 9.50(999)
③(5) 復活: その証拠(韓国) 9.34(399)
④(6) ソウルフル・ワールド 9.31(8,958)
⑤(7) 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(日本) 9.27(8,073)
⑥(8) 若おかみは小学生!(日本) 9.25(134)
⑦(9) 映画 ギヴン(日本) 9.24(70)
⑧(新) ラーヤと龍の王国 9.16(684)
⑨(-) 私のお姉さんチョン・ジヒョンと私(韓国) 9.16(684)
⑩(-) 夏時間[ハラボジの家](韓国) 8.96(417)
⑧「ラーヤと龍の王国」が新登場です。アメリカのアニメで、日本でも3月5日から公開されています。韓国題は「라야와 마지막 드래곤」です。
【記者・評論家による順位】
①(1) ソウルフル・ワールド 8.44(9)
②(3) 水を抱く女 8.00(6)
③(4) 夏時間[ハラボジの家](韓国) 7.83(12)
④(新) ミナリ 7.58(12)
⑤(5) 冬の夜に(韓国) 7.33(6)
⑥(6) 私は私を解雇しない(韓国) 6.88(8)
⑦(7) 光と鉄(韓国) 6.83(6)
⑧(8) 三姉妹 (韓国) 6.80(5)
⑨(9) 若おかみは小学生! 6.75(4)
⑩(10) フェアウェル 6.71(7)
④「ミナリ」が新登場ですが、この作品については後述します。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績3月5日(金)~3月7日(日) ★★★
「ミナリがやっぱり1位 しかし評価は最高とまでは・・・
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・累計観客動員数・・累積収入・・上映館数
1(65)・・ミナリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3/03・・・204,700 ・・・・・・・276,873・・・・・・・2,518 ・・・・1,162
2(64)・・ラーヤと龍の王国・・・・・・・・・・・3/04・・・112,513 ・・・・・・・127,006・・・・・・・1,183 ・・・・1,056
3(1)・・劇場版「鬼滅の刃」・・・・・・・・・・・・1/27 ・・・・88,494 ・・・・・1,052,396 ・・・・・10,166 ・・・・・・637
無限列車編(日本)
4(3)・・ソウルフル・ワールド・・・・・・・・・1/20・・・・・33,745・・・・・・1,965,139・・・・・18,299 ・・・・・・524
5(2)・・ミッション・ポッシブル(韓国)・・2/17・・・・28,059・・・・・・・・411,597 ・・・・・・3,748 ・・・・・・515
6(17)・・恋する惑星・・・・・・・・・・・・・・・・・2/24 ・・・・15,269 ・・・・・・・・35,743 ・・・・・・・・326 ・・・・・・336
7(5)・・トムとジェリー・・・・・・・・・・・・・・2/24・・・・・58,040・・・・・・・・・91,341 ・・・・・・・・767 ・・・・・・918
8(4)・・カオス・ウォーキング・・・・・・・・・2/24・・・・・・8,588・・・・・・・・108,864 ・・・・・・1,164 ・・・・・・406
9(6)・・告白[ゴー・バック](韓国) ・・・・・2/24・・・・・・2,714・・・・・・・・・30,453 ・・・・・・・・215 ・・・・・・140
10(新)・・ARKO LIVE ミュージカルHOPE(韓国)・・2,005 ・・・・・・・・・・2,757 ・・・・・・・・・55 ・・・・・・・10
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
新登場は1・2・10位の3作品です。
1位「ミナリ」はアメリカのドラマ。1980年代に見知らぬアメリカの地アーカンソー州にやってきた離れた韓国人家族たちの物語です。家族たちに何かできることを見せたい父親ジェイコブ(スティーヴン・ユァン)は自分だけの農場を作り始め、母親のモニカ(ハン・イェリ)もまた仕事を探します。まだ幼い子供たちのためにモニカの母スンジャ(ユン・ヨジョン)が一緒に暮らすことになって、バッグ一杯に唐辛子粉、イワシ、韓方薬と、どこでもよく育つというセリ(ミナリ)の種を詰め込んで到着します。おっとりした長女アン(ネイル・ケイト・チョ)といたずらっ子の末息子デビッド(アラン・キム)は、ふつうのおばあさんとは思えないスンジャおばあさんが全然気に入らないのですが…。一緒にいれば新たに開始することができるという希望を持って、一日一日根を下ろして生きていく。そんな家族の特別な旅が始まります・・・。韓国題は「미나리)」。日本公開は3月19日です。
2位「ラーヤと龍の王国」は、上述のように日本でも3月5日から公開されています。
10位「ARKO LIVE ミュージカルHOPE」は韓国の公演記録。ARKO LIVEとは、地域の舞台芸術のコンテンツ活性化のため韓国文化芸術委員会が2019年末にCGVと業務協約を締結して本格化した事業で、国内最高の創作プラットフォームである公演芸術創作産室による演劇、ミュージカルや、パンソリ等の伝統芸術等の公演を全国CGV13の劇場等で公開するというもの。そしてこの「HOPE」というミュージカルは、カフカの遺稿の所有権をめぐりイスラエル図書館とその保管者の間で実際に起こった係争事件をヒントに創作された作品で、<読まれない本と読まれない人生>という副題がついています。本作ではカフカではなくヨーゼフ・クラインという架空の作家になっていますが、その彼の原稿をエヴァ・ホープという女性がなぜ30年もの間その原稿を大切に保管し、また裁判でも正当な所有者であることを主張し続け位てきたのか?という物語。詳しくは→コチラや→コチラ参照。また4分のハイライト映像はコチラ→YouTube。原題は「아르코 라이브 뮤지컬 호프」です。
なお6位「恋する惑星」は、ウォン・カーウァイ監督による1994年の香港映画の佳作の再上映。韓国題は原題の「重慶森林」をそのまま韓国風に読んで「중경삼림」です。
【独立・芸術映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・上映館数
1(5)・・告白[ゴー・バック](韓国)・・・・・・・2/24・・・・・・・2,714・・・・・・・・・・・30,453 ・・・・・・・215・・・・・・・140
2(3)・・ザ・レーサー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・2/24・・・・・・・1,433・・・・・・・・・・・10,918 ・・・・・・・・89 ・・・・・・・・52
3(30)・・フェイク、ベートーベン(韓国)・・2/25 ・・・・・・・487・・・・・・・・・・・・3,429 ・・・・・・・・20 ・・・・・・・・・6
4(2)・・グランパ・ウォーズ・・・・・・・・・・・・・2/24 ・・・・・・・・462・・・・・・・・・・・13,702 ・・・・・・・113・・・・・・・・45
おじいちゃんと僕の宣戦布告
5(9)・・復活: その証拠(韓国) ・・・・・・・・・10/08 ・・・・・・・・394 ・・・・・・・・・・31,875・・・・・・・・256・・・・・・・・・3
3位「フェイク、ベートーベン」が新登場です。幼い頃から小心者でかっとなることはあってもそれを表に出せなかったというのがソ・ジョンウ監督(ソン・ドンファン)のキャラクター。そして一人で想像だけで怒っていたそうです。しかし、現在では、「俺がまだ昔のしょうもないヤツだと思ってるんじゃないの?」とこんな感じ。脚本・監督をやった映画はいつも興行し、若い女優出身の夫人と結婚して、すべてのものを備えたボンス監督(ボンス)の助監督としてスタートして、ソ・ジョンウの映画人生が変わります。ソ・ジョンウは師匠であるボンス監督を神のように信じて従い、どこまでも信頼します。ところがある日、映画1本の主人公をやっただけで映画界から完全に消えたある女優、つまり心の中で理想と考えていたその女優がボンス監督の夫人(キム・ミンギョン)であることを知ってソ・ジョンウは驚きます。ところが、幼い頃からすべてのものを心の中で想像するのが常だった彼は、ボンス夫人に会っても、心の中ではまだ崇拝しているのです・・・。まお、この作品自体がボンス監督の作品なので、どこまでが創作なのかちょっとわかりにくいかも・・・。原題は「구라, 베토벤」。<구라(グラ)>=ウソという単語の語源は多くの韓国人は日本語起源と思っているとか・・・。