▶1つ前の記事で書いたように旧正月がらみの大型連休明けということで今回の記事もほとんど大きな動きはなく、また韓国映画、外国映画ともこれはという注目作もありません。
ただ、日本映画「胸が鳴るのは君のせい」が《ネチズンによる順位》で11人分と少数ながら平均が10.0、つまり全員が満点をつけて1位となっているのはちょっと驚きました。最近韓国で上映された「東京リベンジャーズ」同様実写版ではありますが元はと言えば漫画が原作です。<ちょっと>しか驚かなかったのも、韓国での日本の漫画人気は40年くらい(?)の歴史があるし、そんな漫画を原作としたアニメも特に今世紀に入ってからごく一般的なものになりました。
劇場版アニメでは<ドラえもん>シリーズ、<名探偵コナン>シリーズ、<ONE PIECE>シリーズ、<クレヨンしんちゃん>シリーズ等が長くヒットを続けているし、最近では昨年の大ヒット作「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」や、「劇場版 Free!-the Final Stroke-」等々、新しい作品も次々に公開されています。
そして、それら劇場版アニメ人気の土台となっているのが日本漫画の韓国版です。
ちなみに最近(2022年2月2日~8日の教保文庫の漫画部門の売れ行きベスト10は次の通りです。
①名探偵コナン 100 (青山剛昌) ②地縛少年花子くん 16 (あいだいろ) ③私の魔女 4: 四季[完結] (ヘユン) ④東京リベンジャーズ 19 (和久井健) ⑤鬼滅の刃 外伝 (平野稜二、吾峠呼世晴) ⑥暁のヨナ 36 (草凪みずほ) ⑦ワンピース 100 (尾田栄一郎) ⑧チェンソーマン 10 (藤本タツキ) ⑨女の園の星 (和山やま) ⑩ハイキュー!! Complete Illustration book 終わりと始まり 愛蔵版 (古舘春一)
・・・ということで、③を除く9作品はすべて日本の漫画です。そればかりでなく、そのほとんどが日本でTVアニメ化され、そして間もなく韓国でもTV放映されているのですね。※⑧は今年中に放映予定。⑨は日本でもアニメ化されていない。
まあそういうわけですが、日本→韓国とは逆に韓国→日本という漫画やアニメがらみのコンテンツの流れもあるわけですが、それについては(例によって)またいずれということで・・・。
★★★ NAVERの人気順位(2月9日(水)現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも①等の右の( )は前週の順位。評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(新) 胸が鳴るのは君のせい(日本) 10.00(11)
②(4) シャーロック・ホームズの大追跡 9.54(48)
③(2) 孝行息子(韓国) 9.48(50)
④(5) SING/シング:ネクストステージ 9.43(2,348)
⑤(7) ヴァイオレット・エヴァーガーデン オーケストラコンサート2021(日本) 9.43(23)
⑥(-) パウ・パトロール ザ・ムービー 9.40(86)
⑦(9) 「劇場版 Free!-the Final Stroke-」前編(日本) 9.30(33)
⑧(6) ミシン縫製工だった少女たち(韓国) 9.26(54)
⑨(新) ナイル殺人事件 9.13(154)
⑩(-) 劇場版 こんにちはチャドゥよ:済州島の秘密(韓国) 8.98(132)
①と⑨の2作品が新登場です。
①「胸が鳴るのは君のせい」は[a.言うまでもなく b.実は]日本の青春ドラマ。私ヌルボはこの2択中bの方です。「ベツコミ」連載の漫画の実写映画化・・・って、いつの間にか「別冊少女コミック」が誌名を変えてたのか !? そればっかしやない、「少女コミック」も「Sho-Comi」やて!? しばらく(って30年以上?)見んうちにいろんなことが変わったもんやなー・・・。で、本作。主人公の女子(おなご)がずいぶんと積極的やんけ。(←ごちゃまぜ関西弁) 近頃はそんなもんかいねー・・・。韓国題は「가슴이 떨리는 건 너 때문」やで。
⑨「ナイル殺人事件」は、アメリカ・イギリス合作のミステリー。もちろんアガサ・クリスティの推理小説の映画化作品です。そちらの書名は「ナイルに死す」ですが・・・。今回の映画化は2回目で、前回はというと1978年。ピーター・ユスティノフがポアロを演じていたのですね。で、出演した女優がミア・ファロー、オリヴィア・ハッセー、ジェーン・バーキン、ベティ・デイヴィスといった豪華な顔ぶれ。しかし私ヌルボ、映画館で観た記憶はありません。一方今回はケネス・ブラナーが監督・主演。つまり「オリエント急行殺人事件」(2017)と同じということ。韓国題は「나일 강의 죽음」。日本公開は2月25日です。
【記者・評論家による順位】
①(1) ドライブ・マイ・カー(日本) 8.44(9)
②(2) ファースト・カウ 8.40(10)
③(6) 海辺の一日 7.71(7)
④(-) DUNE/デューン 砂の惑星 7.56(9)
⑤(8) ウエスト・サイド・ストーリー 7.43(7)
⑥(10) スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 7.10(10)
⑦(-) フランス 7.00(5)
⑧(-) アナザーラウンド 6.89(9)
⑨(-) フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 6.80(10)
⑨(-) ハウス・オブ・グッチ 6.80(10)
新登場の作品はありません。
ただ、日本映画「胸が鳴るのは君のせい」が《ネチズンによる順位》で11人分と少数ながら平均が10.0、つまり全員が満点をつけて1位となっているのはちょっと驚きました。最近韓国で上映された「東京リベンジャーズ」同様実写版ではありますが元はと言えば漫画が原作です。<ちょっと>しか驚かなかったのも、韓国での日本の漫画人気は40年くらい(?)の歴史があるし、そんな漫画を原作としたアニメも特に今世紀に入ってからごく一般的なものになりました。
劇場版アニメでは<ドラえもん>シリーズ、<名探偵コナン>シリーズ、<ONE PIECE>シリーズ、<クレヨンしんちゃん>シリーズ等が長くヒットを続けているし、最近では昨年の大ヒット作「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」や、「劇場版 Free!-the Final Stroke-」等々、新しい作品も次々に公開されています。
そして、それら劇場版アニメ人気の土台となっているのが日本漫画の韓国版です。
ちなみに最近(2022年2月2日~8日の教保文庫の漫画部門の売れ行きベスト10は次の通りです。
①名探偵コナン 100 (青山剛昌) ②地縛少年花子くん 16 (あいだいろ) ③私の魔女 4: 四季[完結] (ヘユン) ④東京リベンジャーズ 19 (和久井健) ⑤鬼滅の刃 外伝 (平野稜二、吾峠呼世晴) ⑥暁のヨナ 36 (草凪みずほ) ⑦ワンピース 100 (尾田栄一郎) ⑧チェンソーマン 10 (藤本タツキ) ⑨女の園の星 (和山やま) ⑩ハイキュー!! Complete Illustration book 終わりと始まり 愛蔵版 (古舘春一)
・・・ということで、③を除く9作品はすべて日本の漫画です。そればかりでなく、そのほとんどが日本でTVアニメ化され、そして間もなく韓国でもTV放映されているのですね。※⑧は今年中に放映予定。⑨は日本でもアニメ化されていない。
まあそういうわけですが、日本→韓国とは逆に韓国→日本という漫画やアニメがらみのコンテンツの流れもあるわけですが、それについては(例によって)またいずれということで・・・。
【 「胸が鳴るのは君のせい」の韓国版ポスターと、韓国版マンガ第5巻 】
★★★ NAVERの人気順位(2月9日(水)現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも①等の右の( )は前週の順位。評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(新) 胸が鳴るのは君のせい(日本) 10.00(11)
②(4) シャーロック・ホームズの大追跡 9.54(48)
③(2) 孝行息子(韓国) 9.48(50)
④(5) SING/シング:ネクストステージ 9.43(2,348)
⑤(7) ヴァイオレット・エヴァーガーデン オーケストラコンサート2021(日本) 9.43(23)
⑥(-) パウ・パトロール ザ・ムービー 9.40(86)
⑦(9) 「劇場版 Free!-the Final Stroke-」前編(日本) 9.30(33)
⑧(6) ミシン縫製工だった少女たち(韓国) 9.26(54)
⑨(新) ナイル殺人事件 9.13(154)
⑩(-) 劇場版 こんにちはチャドゥよ:済州島の秘密(韓国) 8.98(132)
①と⑨の2作品が新登場です。
①「胸が鳴るのは君のせい」は[a.言うまでもなく b.実は]日本の青春ドラマ。私ヌルボはこの2択中bの方です。「ベツコミ」連載の漫画の実写映画化・・・って、いつの間にか「別冊少女コミック」が誌名を変えてたのか !? そればっかしやない、「少女コミック」も「Sho-Comi」やて!? しばらく(って30年以上?)見んうちにいろんなことが変わったもんやなー・・・。で、本作。主人公の女子(おなご)がずいぶんと積極的やんけ。(←ごちゃまぜ関西弁) 近頃はそんなもんかいねー・・・。韓国題は「가슴이 떨리는 건 너 때문」やで。
⑨「ナイル殺人事件」は、アメリカ・イギリス合作のミステリー。もちろんアガサ・クリスティの推理小説の映画化作品です。そちらの書名は「ナイルに死す」ですが・・・。今回の映画化は2回目で、前回はというと1978年。ピーター・ユスティノフがポアロを演じていたのですね。で、出演した女優がミア・ファロー、オリヴィア・ハッセー、ジェーン・バーキン、ベティ・デイヴィスといった豪華な顔ぶれ。しかし私ヌルボ、映画館で観た記憶はありません。一方今回はケネス・ブラナーが監督・主演。つまり「オリエント急行殺人事件」(2017)と同じということ。韓国題は「나일 강의 죽음」。日本公開は2月25日です。
【記者・評論家による順位】
①(1) ドライブ・マイ・カー(日本) 8.44(9)
②(2) ファースト・カウ 8.40(10)
③(6) 海辺の一日 7.71(7)
④(-) DUNE/デューン 砂の惑星 7.56(9)
⑤(8) ウエスト・サイド・ストーリー 7.43(7)
⑥(10) スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 7.10(10)
⑦(-) フランス 7.00(5)
⑧(-) アナザーラウンド 6.89(9)
⑨(-) フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 6.80(10)
⑨(-) ハウス・オブ・グッチ 6.80(10)
新登場の作品はありません。