近いうちに出回る5千円札の肖像の津田梅子が父親の津田仙から聞いた話として朝鮮人を「差別」(?)した内容の手紙文がネット上に出回っていて(→コチラ参照)、津田梅子を批判する主張と、「事実をそのまま書いただけ」とする主張が入り乱れていますが、この問題についても同様。私ヌルボがとりあえず言えるのは「人は自分が生きている時代を越えることはできない」ということ。しかし昔書かれた(or語られた)同じ言葉を今用いると差別になることは十分ありうると思います。
映画の話に戻るとグリフィス監督の「國民の創生」(1915)なんて「問題の場面がある」どころじゃない、全編丸ごと差別だからなー。「ひでえ映画だなー」と思いつつ興味深く(?)観たのは30年くらい前(??)だったか・・・。それでも「20世紀の映画リスト」(2000)で14位に入ってるなんて、これどーなのよ!? (考えれば考えるほどアタマがこんがらがってくるよ~・・・。)。
★★★ NAVERの人気順位(2月16日(水)現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
※[記者・評論家による順位]とも①等の右の( )は前週の順位。評点の後の( )は採点者数。初公開から1年以内の作品が対象。
「初登場」とは、本ブログでの初登場の意。
①(3) 孝行息子(韓国) 9.53(55)
②(2) シャーロック・ホームズの大追跡 9.50(50)
③(4) SING/シング:ネクストステージ 9.42(2,451)
④(5) ヴァイオレット・エヴァーガーデン オーケストラコンサート2021(日本) 9.38(26)
⑤(新) リフレッシュ(韓国) 9.25(16)
⑥(10) 劇場版 こんにちはチャドゥよ:済州島の秘密(韓国) 8.95(148)
⑦(8) ミシン縫製工だった少女たち(韓国) 8.92(66)
⑧(7) 「劇場版 Free!-the Final Stroke-」前編(日本) 8.90(36)
⑨(-) スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 8.87(19,206)
⑩(-) 休暇(韓国) 8.87(76)
⑤「リフレッシュ」が新登場です。韓国のドラマ&コメディ。K(KCM)は歌手として一時は人気を博していましたが、今は夜のステージに1回立つのも大変です。マネジャーが持ってくる仕事はどれもハチャメチャ。それで今回は患者たちに音楽の授業までしろと?その人たちは治療が必要な人たちでしょ! そこに患者たちを連れて行ってミュージックコンテストまで? でもこれ以上行く所がないとは・・・。この挑戦、大丈夫なの? トウが立った歌手K、味の落ちた人たちの音楽治療士となるか・・・? 原題は「리프레쉬9.25참여 16명」です。
【記者・評論家による順位】
①(1) ドライブ・マイ・カー(日本) 8.44(9)
②(4) DUNE/デューン 砂の惑星 7.56(9)
③(5) ウエスト・サイド・ストーリー 7.50(8)
④(新) リコリス・ピザ 7.33(6)
⑤(6) スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 7.09(11)
⑥(7) フランス 7.00(5)
⑦(-) あなたの顔の前で(韓国) 7.00(2)
⑧(8) アナザーラウンド 6.89
⑨(-) 休暇(韓国) 6.83(6)
⑩(9) フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 6.80(10)
⑩(9) ハウス・オブ・グッチ 6.80(10)
④「リコリス・ピザ」が新登場。アメリカの青春ラブロマンスです。物語の始まりは1973年猛暑のロサンゼルス。学校での写真撮影の折、一生徒が15歳の少年が女性カメラ助手に魅かれます。彼ゲイリー・ヴァレンタイン(クーパー・ホフマン)は15歳。俳優としても活動していました。一方、彼女アラナ・ケイン(アラナ・ハイム)は25歳。この10歳という歳の差を越えて互いに意識し合うようになり、嫉妬合戦も繰り広げられたりもします。しかし青春を謳歌しようとすると社会の壁が立ちはだかっていて困難もありますが、2人はそんな中で成長していきます・・・。韓国題は「리코리쉬 피자」。日本公開は今年中とのことです。