ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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☆韓国の歳末風景  救世軍の慈善鍋

2009-12-14 23:25:38 | 韓国旅行の記録
 現時点で、ソウルと横浜を比べると、ソウルの方が街の歳末ムードが盛り上がっているように思います。まあ、もともと街の物音のボリュームがソウルの方がにぎやかですから。(「うるさい」という言い方もありましょうが・・・。)

 ソウルで、いや大田(テジョン)でもそうだったから全国的にでしょうが、とくに雰囲気を盛り上げていると思われるのが慈善鍋(チャソンネンビ.자선냄비)。日本では社会鍋かな? 駅頭や人通りの多い道、広場等いろんな所に置かれて、救世軍の人たちが鐘をチャンチャン鳴らしながら道を行く人に寄付を呼びかけているのです。
 ※日本の救世軍のサイトによると1921年正式に「社会鍋」と改称されました。「慈善鍋」という呼称は救世軍でつけた名ではなく通称だそうです。

          
      【世宗路では、いくつも慈善鍋が置かれています】

 もちろん日本でも鍋が置かれますが、見るところ、韓国では実に多くの人が鍋にお金を入れて行くのです。

 宗教的風土の違いなのかなあ?? いろんなところで、<어려운 이웃>=暮らしが困難な隣人、 <가난한 이웃>=貧しい隣人、<불우이웃>=不遇な隣人を助けましょうという言葉をみかけます。

 西大田駅前の慈善鍋に私ヌルボも1000ウォン札を投じると、救世軍のお兄さんが明るい声で「コマプスムニダ~」と言ってくれました。

     


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