ノーベル文学賞を受賞したフランスの作家パトリック・モディアノは映画「ルシアンの青春」の脚本をルイ・マル監督と共作したということでナットク。実は彼の小説は読んでいないので、それだけでナットクというのも早計にすぎるかもしれませんが・・・。また「冬のソナタ」のシナリオ作家(キム・ウニとユン・ウンギョン)も彼の小説「暗いブティック通り」から影響を受けたのだそうです。そのうち読んでみようかな・・・。
一昨日(12日)に観た「監視者たち」はおもしろかったなー。シネマート新宿の[スクリーン2(62席)がほとんど満席。8割くらいが女性というのはもしかしてジュノのファン? 香港映画「天使の眼、野獣の街」のリメイクとのことですが、ソチラは観てないのでなんとも・・・。「王になった男」では(とくにシム・ウンギョンに比べて)あまり存在感がなかったハン・ヒョジュは新米っぽさが出ててよかったですね。実年齢より5歳以上若く見えます。しかし、私ヌルボも自分の知らないところで監視されてるかも、と考えるとおちつかないというか不愉快というか・・・。
。
「朝鮮日報」掲載の「封切映画 ぴったり10字評」が9月以降掲載されていないので、それと似た「文化日報」の「映画、今週末何を観るか(영화, 이번 주말 뭘 볼까)」(10月10日)を載せておきます。(ちょっと大きすぎ?)
★★★ Daumの人気順位(10月14日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①神秘世界歴険記 2 9.5(26)
②60万回のトライ(日本・韓国) 9.2(89)
③チョコレートドーナツ 9.0(52)
④帰来(カミング・ホーム) 9.0(20)
⑤ぼくを探しに 8.9(129)
⑥足球王(韓国) 8.8(204)
⑦その人 枢機卿(韓国) 8.7(28)
⑧はじまりのうた[ビギン・アゲイン] 8.6(999)
⑨獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ(日本) 8.5(20)
⑩her/世界でひとつの彼女 8.4(380)
今回の新登場は④「帰来(カミング・ホーム)」だけです。張芸謀(チャン・イーモウ)監督作品で、中国初の4K映画として今年5月公開されました。南京大虐殺を背景にした前作「金陵十三釵」(2011.日本未公開)同様アメリカ在住の女性作家厳歌苓(ゲリン・ヤン)の小説の映画化作品ですが、コチラはこの作家自身の祖父の人生に基づいている、のかな?(小説「陸犯焉識」は未訳。→参考。)
この物語の時代背景は文革期からその終結の頃まで。主人公の陸焉識(陳道明. チェン・ダオミン)は戦前欧米に留学し、帰国後大学教授となった知識人。ところが文革で批判の矢面に立たされ、労働改造農場に送られ、長く、非常に長く家族と生き別れになってしまいます。そして文革後、やっとの思いで妻の馮婉喩(鞏俐.コン・リー)と再会することになるのですが・・・。その先は考えるだけで涙が・・・、うるうる。日本語字幕付き主題歌(動画あり)というのが→コチラで視聴できます。これだけでも泣ける。うるうる。文革当時の悲劇といえば何といっても「芙蓉鎮」を思い出しますが、あれよりもストーリーはシンプルな感じ、かな? 原題が「帰来」で、韓国題は「5일의 마중(5日の出迎え)」です。日本公開は、個人的には期待しているのですが未定のようです。
【専門家による順位】
①その人 枢機卿(韓国) 8.0(1)
①コックリさん - 呪いのはじまり 8.0(1)
③自由が丘で(韓国) 7.7(4)
④夜間飛行(韓国) 7.6(3)
⑤FRANK -フランク- 7.2(4)
⑥her/世界でひとつの彼女 7.0(6)
⑦帰来(カミング・ホーム) 7.0(2)
⑧できそこない[仮題] 7.0(2)
⑨情報提供者(韓国) 6.6(8)
⑩私の最初の葬式 6.6(3)
今回の新登場は⑦「帰来(カミング・ホーム)」(仮)だけです。これについては前述の通りです。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[10月10日(金)~10月12日(日)] ★★★
1位の韓国映画「情報提供者」は、あのES細胞論文捏造事件がモチーフ
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(43)・・私の愛、私の花嫁(韓国)・・・10/08 ・・・・・・・・・・・485,242・・・・・・・・・787,526 ・・・・・・・・6,266・・・・・・・・629
2(新)・・ドラキュラZERO・・・・・・・・・・・・10/08 ・・・・・・・・・・・339,560・・・・・・・・・555,432 ・・・・・・・・4,587・・・・・・・・477
3(1)・・情報提供者(韓国)・・・・・・・・・・・10/02 ・・・・・・・・・・・260,896・・・・・・・1,258,855 ・・・・・・・・9,829・・・・・・・・424
4(2)・・スロービデオ(韓国)・・・・・・・・・・10/02 ・・・・・・・・・・・159,318・・・・・・・1,023,489 ・・・・・・・・7,862・・・・・・・・424
5(3)・・メイズ・ランナー ・・・・・・・・・・・・・・9/18 ・・・・・・・・・・・155,854・・・・・・・2,530,015・・・・・・・・19,402・・・・・・・・367
6(4)・・アナベル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10/02・・・・・・・・・・・・146,435・・・・・・・・・750,324 ・・・・・・・・5,773・・・・・・・・363
7(6)・・はじまりのうた[ビギン・アゲイン]・・8/13 ・・・・・・・・・・50,751・・・・・・・3,333,587・・・・・・・・26,376・・・・・・・・228
8(新)・・マンホール(韓国) ・・・・・・・・・・10/08・・・・・・・・・・・・・48,262・・・・・・・・・107,547 ・・・・・・・・・・880 ・・・・・・・・286
9(5)・・マダム・ペンドク(韓国) ・・・・・・・10/02・・・・・・・・・・・・・41,344・・・・・・・・・425,552 ・・・・・・・・3,393 ・・・・・・・・306
10(7)・・獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ・・10/02・・38,856 ・・177,119 ・・・・・・・・1,288 ・・・・・・・・280
恐竜大決戦!さらば永遠の友よ(日本)
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「情報提供者」のイム・スルレ監督のインタビュー記事が「京郷新聞」に載っていた(→コチラ)ので読んでみると、この映画のタイトルにはテレビ局のPDへの情報提供者という意味とともに、多くの人々に情報を提供するジャーナリストをも意味しているとのことで、むしろそちらに重点が置かれている、ということが書かれていました。なるほど、です。
今回は1・2・8位の3作品が新登場です。
1位「私の愛、私の花嫁」は、1990年公開のイ・ミョンセ監督による同名作品をリメイクしたラブコメ。ヨンミン(チョ・ジョンソク)とミヨン(シン・ミナ)は4年間の恋愛の末に結婚にゴールイン。しかし幸せそうに思えた新婚生活はしばしの間。ちょっとした誤解から摩擦が生じ、結婚の幻想が少しずつ壊れていって・・・、世間知らずの夫ヨンミンにミヨンの小言が増えていく・・・。私ヌルボが前作の試写会に行ったのはいつだったかな? パク・チュンフンに覚えたての韓国語で話しかけたりして・・・。(恥)チェ・ジンシルがミヨンを演じてたんですよねー・・・。(哀) シン・ミナは今回の撮影で「初めてオトコのパンツ姿をたくさん見た」とのこと。(あ、そうですか。) 原題は「나의 사랑 나의 신부(私の愛 私の新婦)」です。
2位「ドラキュラZERO」はアメリカのファンタジー・アクション。ブラム・ストーカーの「ドラキュラ」のモデルとなった15世紀トランシルヴァニアの君主ヴラド・ドラキュラはいかにして伝説の主のなったのか? 史実を交えながらその誕生を描く・・・。日本公開は10月31日で、当然公開サイトもあります。(→コチラ。) 関係ないですけど、ヌルボが学生の頃ドラクロワ展の話をしていたら、ドラキュラと聞き間違えて目を輝かせて話に割り込んできた友人がいたなー。(笑) あ、韓国題は「드라큘라:전설의 시작(ドラキュラ:伝説の始まり)」です。
8位「マンホール」は韓国のスリラー。ソウルのある町で6ヵ月の間に10人の人が痕跡もなく消えた。彼らはどこに消えたのか手がかりさえもない。住民たちの不安はだんだんと大きくなっていき、そんな中マンホールのふたから髪の毛と血痕が発見される・・・。・・・というような漠然としたあらすじしか見つからないんですけど、マンホールに自分だけの世界を作った謎だらけの男スチョル(チョン・ギョンホ)が事件の核心人物のようで、その事件に20代の女性ヨンソ(チョン・ユミ)と聴覚障害者の少女スジョン(キム・セロン)が巻き込まれるといったことくらいがなんとかわかったこと。あ、それからチョン・ユミとシン・ジェヨン監督はソウル芸術大の同期生なんだそうです。チョン・ユミ、ドラマに映画に引く手あまたですね。原題は「맨홀」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・はじまりのうた[ビギン・アゲイン]・・・・8/13・・・・・・・・・・・・・50,751 ・・・・・・・・・・3,333,587 ・・・・26,376・・・・・・・・228
2(2)・・チョコレートドーナツ ・・・・・・・・・・・・・・10/02・・・・・・・・・・・・・・4,223 ・・・・・・・・・・・・・25,371・・・・・・・203・・・・・・・・・36
3(6)・・60万回のトライ(日本・韓国) ・・・・・・・・9/18 ・・・・・・・・・・・・・・・613 ・・・・・・・・・・・・・19,119・・・・・・・134・・・・・・・・・12
4(10)・・そばの花・運の良い日・そして春、春・・8/21 ・・・・・・・・・・・・・522 ・・・・・・・・・・・・・29,579・・・・・・・198・・・・・・・・・・7
5(新)・・大地 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・389 ・・・・・・・・・・・・・・9,269・・・・・・・・18・・・・・・・・・・1
新登場は5位「大地」だけです。このランクでおなじみの旧作の再上映ですが、これはあのパール・バックの同名小説の映画化作品で、製作・公開が1937年というアメリカ映画です。韓国題は「대지」。
一昨日(12日)に観た「監視者たち」はおもしろかったなー。シネマート新宿の[スクリーン2(62席)がほとんど満席。8割くらいが女性というのはもしかしてジュノのファン? 香港映画「天使の眼、野獣の街」のリメイクとのことですが、ソチラは観てないのでなんとも・・・。「王になった男」では(とくにシム・ウンギョンに比べて)あまり存在感がなかったハン・ヒョジュは新米っぽさが出ててよかったですね。実年齢より5歳以上若く見えます。しかし、私ヌルボも自分の知らないところで監視されてるかも、と考えるとおちつかないというか不愉快というか・・・。
。
「朝鮮日報」掲載の「封切映画 ぴったり10字評」が9月以降掲載されていないので、それと似た「文化日報」の「映画、今週末何を観るか(영화, 이번 주말 뭘 볼까)」(10月10日)を載せておきます。(ちょっと大きすぎ?)
「私の愛、私の花嫁」 ▲ポイント:24年前の原作と比べてみるのがなかなかおもしろい。とくに性意識の変化に注目。 ▲作品性 ★★★ 娯楽性 ★★★☆ 「ドラキュラZERO」 ▲ポイント:ルーマニアの王子が呪いにかかって吸血鬼ドラキュラになる過程を興味深く展開。 ▲作品性 ★★★ 娯楽性 ★★★☆ 「マンホール」 ▲ポイント:いつも踏んで過ぎるマンホールの下に恐怖の空間が存在するという設定で恐怖感を伝える。 ▲作品性 ★★☆ 娯楽性 ★★★ 「情報提供者」 ▲ポイント:結末を知っている黄禹錫事件を退屈させずに再構成。俳優たちの自然な演技。 ▲作品性 ★★★★ 娯楽性 ★★★☆ 「スロービデオ」 ▲ポイント:刺激的な要素なく静かな感動を与えるヒーリングムービー。タイクツの後に静かな感動が・・・。 ▲作品性 ★★★★ 娯楽性 ★★★ |
★★★ Daumの人気順位(10月14日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①神秘世界歴険記 2 9.5(26)
②60万回のトライ(日本・韓国) 9.2(89)
③チョコレートドーナツ 9.0(52)
④帰来(カミング・ホーム) 9.0(20)
⑤ぼくを探しに 8.9(129)
⑥足球王(韓国) 8.8(204)
⑦その人 枢機卿(韓国) 8.7(28)
⑧はじまりのうた[ビギン・アゲイン] 8.6(999)
⑨獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ(日本) 8.5(20)
⑩her/世界でひとつの彼女 8.4(380)
今回の新登場は④「帰来(カミング・ホーム)」だけです。張芸謀(チャン・イーモウ)監督作品で、中国初の4K映画として今年5月公開されました。南京大虐殺を背景にした前作「金陵十三釵」(2011.日本未公開)同様アメリカ在住の女性作家厳歌苓(ゲリン・ヤン)の小説の映画化作品ですが、コチラはこの作家自身の祖父の人生に基づいている、のかな?(小説「陸犯焉識」は未訳。→参考。)
この物語の時代背景は文革期からその終結の頃まで。主人公の陸焉識(陳道明. チェン・ダオミン)は戦前欧米に留学し、帰国後大学教授となった知識人。ところが文革で批判の矢面に立たされ、労働改造農場に送られ、長く、非常に長く家族と生き別れになってしまいます。そして文革後、やっとの思いで妻の馮婉喩(鞏俐.コン・リー)と再会することになるのですが・・・。その先は考えるだけで涙が・・・、うるうる。日本語字幕付き主題歌(動画あり)というのが→コチラで視聴できます。これだけでも泣ける。うるうる。文革当時の悲劇といえば何といっても「芙蓉鎮」を思い出しますが、あれよりもストーリーはシンプルな感じ、かな? 原題が「帰来」で、韓国題は「5일의 마중(5日の出迎え)」です。日本公開は、個人的には期待しているのですが未定のようです。
【専門家による順位】
①その人 枢機卿(韓国) 8.0(1)
①コックリさん - 呪いのはじまり 8.0(1)
③自由が丘で(韓国) 7.7(4)
④夜間飛行(韓国) 7.6(3)
⑤FRANK -フランク- 7.2(4)
⑥her/世界でひとつの彼女 7.0(6)
⑦帰来(カミング・ホーム) 7.0(2)
⑧できそこない[仮題] 7.0(2)
⑨情報提供者(韓国) 6.6(8)
⑩私の最初の葬式 6.6(3)
今回の新登場は⑦「帰来(カミング・ホーム)」(仮)だけです。これについては前述の通りです。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[10月10日(金)~10月12日(日)] ★★★
1位の韓国映画「情報提供者」は、あのES細胞論文捏造事件がモチーフ
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・累計観客動員数・・・累積収入・・・上映館数
1(43)・・私の愛、私の花嫁(韓国)・・・10/08 ・・・・・・・・・・・485,242・・・・・・・・・787,526 ・・・・・・・・6,266・・・・・・・・629
2(新)・・ドラキュラZERO・・・・・・・・・・・・10/08 ・・・・・・・・・・・339,560・・・・・・・・・555,432 ・・・・・・・・4,587・・・・・・・・477
3(1)・・情報提供者(韓国)・・・・・・・・・・・10/02 ・・・・・・・・・・・260,896・・・・・・・1,258,855 ・・・・・・・・9,829・・・・・・・・424
4(2)・・スロービデオ(韓国)・・・・・・・・・・10/02 ・・・・・・・・・・・159,318・・・・・・・1,023,489 ・・・・・・・・7,862・・・・・・・・424
5(3)・・メイズ・ランナー ・・・・・・・・・・・・・・9/18 ・・・・・・・・・・・155,854・・・・・・・2,530,015・・・・・・・・19,402・・・・・・・・367
6(4)・・アナベル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10/02・・・・・・・・・・・・146,435・・・・・・・・・750,324 ・・・・・・・・5,773・・・・・・・・363
7(6)・・はじまりのうた[ビギン・アゲイン]・・8/13 ・・・・・・・・・・50,751・・・・・・・3,333,587・・・・・・・・26,376・・・・・・・・228
8(新)・・マンホール(韓国) ・・・・・・・・・・10/08・・・・・・・・・・・・・48,262・・・・・・・・・107,547 ・・・・・・・・・・880 ・・・・・・・・286
9(5)・・マダム・ペンドク(韓国) ・・・・・・・10/02・・・・・・・・・・・・・41,344・・・・・・・・・425,552 ・・・・・・・・3,393 ・・・・・・・・306
10(7)・・獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ・・10/02・・38,856 ・・177,119 ・・・・・・・・1,288 ・・・・・・・・280
恐竜大決戦!さらば永遠の友よ(日本)
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
「情報提供者」のイム・スルレ監督のインタビュー記事が「京郷新聞」に載っていた(→コチラ)ので読んでみると、この映画のタイトルにはテレビ局のPDへの情報提供者という意味とともに、多くの人々に情報を提供するジャーナリストをも意味しているとのことで、むしろそちらに重点が置かれている、ということが書かれていました。なるほど、です。
今回は1・2・8位の3作品が新登場です。
1位「私の愛、私の花嫁」は、1990年公開のイ・ミョンセ監督による同名作品をリメイクしたラブコメ。ヨンミン(チョ・ジョンソク)とミヨン(シン・ミナ)は4年間の恋愛の末に結婚にゴールイン。しかし幸せそうに思えた新婚生活はしばしの間。ちょっとした誤解から摩擦が生じ、結婚の幻想が少しずつ壊れていって・・・、世間知らずの夫ヨンミンにミヨンの小言が増えていく・・・。私ヌルボが前作の試写会に行ったのはいつだったかな? パク・チュンフンに覚えたての韓国語で話しかけたりして・・・。(恥)チェ・ジンシルがミヨンを演じてたんですよねー・・・。(哀) シン・ミナは今回の撮影で「初めてオトコのパンツ姿をたくさん見た」とのこと。(あ、そうですか。) 原題は「나의 사랑 나의 신부(私の愛 私の新婦)」です。
2位「ドラキュラZERO」はアメリカのファンタジー・アクション。ブラム・ストーカーの「ドラキュラ」のモデルとなった15世紀トランシルヴァニアの君主ヴラド・ドラキュラはいかにして伝説の主のなったのか? 史実を交えながらその誕生を描く・・・。日本公開は10月31日で、当然公開サイトもあります。(→コチラ。) 関係ないですけど、ヌルボが学生の頃ドラクロワ展の話をしていたら、ドラキュラと聞き間違えて目を輝かせて話に割り込んできた友人がいたなー。(笑) あ、韓国題は「드라큘라:전설의 시작(ドラキュラ:伝説の始まり)」です。
8位「マンホール」は韓国のスリラー。ソウルのある町で6ヵ月の間に10人の人が痕跡もなく消えた。彼らはどこに消えたのか手がかりさえもない。住民たちの不安はだんだんと大きくなっていき、そんな中マンホールのふたから髪の毛と血痕が発見される・・・。・・・というような漠然としたあらすじしか見つからないんですけど、マンホールに自分だけの世界を作った謎だらけの男スチョル(チョン・ギョンホ)が事件の核心人物のようで、その事件に20代の女性ヨンソ(チョン・ユミ)と聴覚障害者の少女スジョン(キム・セロン)が巻き込まれるといったことくらいがなんとかわかったこと。あ、それからチョン・ユミとシン・ジェヨン監督はソウル芸術大の同期生なんだそうです。チョン・ユミ、ドラマに映画に引く手あまたですね。原題は「맨홀」です。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・はじまりのうた[ビギン・アゲイン]・・・・8/13・・・・・・・・・・・・・50,751 ・・・・・・・・・・3,333,587 ・・・・26,376・・・・・・・・228
2(2)・・チョコレートドーナツ ・・・・・・・・・・・・・・10/02・・・・・・・・・・・・・・4,223 ・・・・・・・・・・・・・25,371・・・・・・・203・・・・・・・・・36
3(6)・・60万回のトライ(日本・韓国) ・・・・・・・・9/18 ・・・・・・・・・・・・・・・613 ・・・・・・・・・・・・・19,119・・・・・・・134・・・・・・・・・12
4(10)・・そばの花・運の良い日・そして春、春・・8/21 ・・・・・・・・・・・・・522 ・・・・・・・・・・・・・29,579・・・・・・・198・・・・・・・・・・7
5(新)・・大地 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・389 ・・・・・・・・・・・・・・9,269・・・・・・・・18・・・・・・・・・・1
新登場は5位「大地」だけです。このランクでおなじみの旧作の再上映ですが、これはあのパール・バックの同名小説の映画化作品で、製作・公開が1937年というアメリカ映画です。韓国題は「대지」。
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