いやー、「西原理恵子の人生画力対決①」(小学館)、すっごくおもしろいなー、なんて読みふけっていた結果、昨日upするつもりだった記事が今日にずれ込んでしまいました。
韓国では、今高校野球大会中で最も歴史のある第65回青竜旗大会の真っ最中。主催する「朝鮮日報」のサイトによると今日と明日が準々決勝。
よく拝読している「犬鍋のヨロナラ漫談」の記事等々にもあるように、韓国で野球部のある学校は全国で53校。4000校以上の日本と比べると2ケタ違います。(張本さんが以前TVで嘆いてました。) しかし8つの全国大会が乱立。ほとんど野球オンリーの、プロ選手志向の選手たちといえどもキツイでしょうねー。
・・・とここまで入力しておきながら、実はこれからが本題。
高校野球と逆に、韓国の方が日本に比べて裾野が2ケタ広い(?)が囲碁の世界。
以前「韓国語ジャーナル」23号で洪マルグンセムさんが語ってましたが、あ、日本で活躍しているアマ棋士ですが、(えっ最近プロになったの? えっっ4月に洪清泉に改名したの? えっっ11歳でプロ棋士になった故・藤沢周行名誉棋聖の孫娘・藤沢里菜さんも洪道場出身なの?)
彼によると韓国の囲碁道場(碁会所・囲碁教室)の多さはたしか(不確か)日本と2ケタ違うそうです。とくに少年が多いようですよ。
そんな裾野の広がりを反映して、ウィキの国際団体棋戦の優勝国一覧をみると、2000年以降の韓国優勝回数は中国と同数の21回。わずか2回の日本を圧倒的に凌駕しています。
個人戦の方は、やはり2000年以降で韓国は37回で中国の17回を圧倒しています。中でも李世乭(イ・セドル.이세돌)の13回、李昌鎬(イ・チャンホ.이창호)の8回は抜きんでています。ちなみに日本は4回だけで、その顔ぶれも王立誠・趙治勲・張栩(2回)と、これで日本代表って・・・。
囲碁といえば、今年11月中国・広州で開かれるアジア大会(아시안게임)、囲碁が初めて正式種目となりました。「え?え?え?」という感じですが、<囲碁は頭脳のスポーツ>という認識が広まっているそうです。チェスは前回のドーハ大会から採用で、今回は囲碁とともに中国将棋も採用されました。
囲碁は団体戦の男子(5人制)と女子(3人制)、男女が交互に打つ混合ダブルスの3種目が行われるとのことです。
アジア大会は、プロ棋戦のように巨額の賞金が出るわけでもなく、日程もハードですが、「朝鮮日報」の記事によれば韓国の棋士たちは非常に強い意欲をみせているとか・・・。
その大きな理由としてあげられているのが兵役免除。2年前から条件が厳しくなって、今はアジア大会金メダルで免除特例が受けられます。(オリンピックは銅メダル以上。) 2年間の空白はプロ棋士にとって大きく、兵役を済ませていない(←미필.未畢という)多くの棋士は何とかチーム入りして金メダルをめざしたいところ。※兵役を終えたことは군필(軍畢)。
代表の選考は、プロ棋士240余人の5月のランキング20位が対象。13~20位が1次予選から、7~12位が2次予選から、3~6位が最終予選から出場して代表の座4つを争います。で、ランキング1・2位の李世乭・李昌鎬は予選なしで最初から代表入り確定。
ところが、李世乭・李昌鎬を含め20人中9人はすでに兵役免除が確定しているのですが、彼らの大部分が兵役未畢者よりやる気になってるとか・・・。
その理由というのが「国家代表になること自体が名誉!」というもの。ここらへんがやっぱり韓国らしいところですね。昨年の大ヒット映画、タイトルからして「国家代表」は冬季オリンピックのジャンプ競技チームの話だし、「私たちの生涯最高の瞬間」はアテネ五輪の女子ハンドボールチームの話だし、「田舎少女を金メダリストに育てた重量挙げコーチと、女子中重量挙げ部の奇跡の神話が始まる!」という「キングコングを持ち上げる」は・・・、少し違いますか? まあいいですか?
というわけで、韓国棋士たちの意気込みが記事から伝わってきます。「朝鮮日報」自体もかなり熱くなっていて、別の記事をみると2014年の仁川でのアジア大会の種目に「囲碁はないのか!」と声を荒げています。
・・・で、日本チームの方はいかがあいなっているのでしょうね?
韓国では、今高校野球大会中で最も歴史のある第65回青竜旗大会の真っ最中。主催する「朝鮮日報」のサイトによると今日と明日が準々決勝。
よく拝読している「犬鍋のヨロナラ漫談」の記事等々にもあるように、韓国で野球部のある学校は全国で53校。4000校以上の日本と比べると2ケタ違います。(張本さんが以前TVで嘆いてました。) しかし8つの全国大会が乱立。ほとんど野球オンリーの、プロ選手志向の選手たちといえどもキツイでしょうねー。
・・・とここまで入力しておきながら、実はこれからが本題。
高校野球と逆に、韓国の方が日本に比べて裾野が2ケタ広い(?)が囲碁の世界。
以前「韓国語ジャーナル」23号で洪マルグンセムさんが語ってましたが、あ、日本で活躍しているアマ棋士ですが、(えっ最近プロになったの? えっっ4月に洪清泉に改名したの? えっっ11歳でプロ棋士になった故・藤沢周行名誉棋聖の孫娘・藤沢里菜さんも洪道場出身なの?)
彼によると韓国の囲碁道場(碁会所・囲碁教室)の多さはたしか(不確か)日本と2ケタ違うそうです。とくに少年が多いようですよ。
そんな裾野の広がりを反映して、ウィキの国際団体棋戦の優勝国一覧をみると、2000年以降の韓国優勝回数は中国と同数の21回。わずか2回の日本を圧倒的に凌駕しています。
個人戦の方は、やはり2000年以降で韓国は37回で中国の17回を圧倒しています。中でも李世乭(イ・セドル.이세돌)の13回、李昌鎬(イ・チャンホ.이창호)の8回は抜きんでています。ちなみに日本は4回だけで、その顔ぶれも王立誠・趙治勲・張栩(2回)と、これで日本代表って・・・。
囲碁といえば、今年11月中国・広州で開かれるアジア大会(아시안게임)、囲碁が初めて正式種目となりました。「え?え?え?」という感じですが、<囲碁は頭脳のスポーツ>という認識が広まっているそうです。チェスは前回のドーハ大会から採用で、今回は囲碁とともに中国将棋も採用されました。
囲碁は団体戦の男子(5人制)と女子(3人制)、男女が交互に打つ混合ダブルスの3種目が行われるとのことです。
アジア大会は、プロ棋戦のように巨額の賞金が出るわけでもなく、日程もハードですが、「朝鮮日報」の記事によれば韓国の棋士たちは非常に強い意欲をみせているとか・・・。
その大きな理由としてあげられているのが兵役免除。2年前から条件が厳しくなって、今はアジア大会金メダルで免除特例が受けられます。(オリンピックは銅メダル以上。) 2年間の空白はプロ棋士にとって大きく、兵役を済ませていない(←미필.未畢という)多くの棋士は何とかチーム入りして金メダルをめざしたいところ。※兵役を終えたことは군필(軍畢)。
代表の選考は、プロ棋士240余人の5月のランキング20位が対象。13~20位が1次予選から、7~12位が2次予選から、3~6位が最終予選から出場して代表の座4つを争います。で、ランキング1・2位の李世乭・李昌鎬は予選なしで最初から代表入り確定。
ところが、李世乭・李昌鎬を含め20人中9人はすでに兵役免除が確定しているのですが、彼らの大部分が兵役未畢者よりやる気になってるとか・・・。
その理由というのが「国家代表になること自体が名誉!」というもの。ここらへんがやっぱり韓国らしいところですね。昨年の大ヒット映画、タイトルからして「国家代表」は冬季オリンピックのジャンプ競技チームの話だし、「私たちの生涯最高の瞬間」はアテネ五輪の女子ハンドボールチームの話だし、「田舎少女を金メダリストに育てた重量挙げコーチと、女子中重量挙げ部の奇跡の神話が始まる!」という「キングコングを持ち上げる」は・・・、少し違いますか? まあいいですか?
というわけで、韓国棋士たちの意気込みが記事から伝わってきます。「朝鮮日報」自体もかなり熱くなっていて、別の記事をみると2014年の仁川でのアジア大会の種目に「囲碁はないのか!」と声を荒げています。
・・・で、日本チームの方はいかがあいなっているのでしょうね?
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