→ <無計画→結果オーライ! ソウル3泊4日の旅 ①ホテルは鍾路3街至近。すぐ近くにあの楽園商街とか、いろいろ便利な立地>
→ <無計画→結果オーライ! ソウル3泊4日の旅 ②楽園商街の地下食堂で激安の朝食(チャンチククス)を食べる>
の続きです。
前日と違って少し早起きした私ヌルボとS氏の2人。早起きと言っても7時過ぎなんですけどね。そして7時半頃にホテルを出たのは、前日の街歩きで、すぐ近くにある校洞(キョドン)初等学校がこの日の修学能力試験(修能)の会場になっていることを知ったから。つまり、どんなようすか見てみようということ。結果はみごとに<空振り>だったのですが、その件は別記事で。
結局とくに何事もなく8時10分の受験生集合時刻を過ぎ、ヌルボたちはその場を去って仁寺洞の裏道から鍾路3街駅の北の益善洞(イクソンドン)、そして駅の南側の多文化通り(屋台通り)をぶらぶら散歩。前夜の益善洞など、木曜とは思えない人でどの店も驚くほど賑わってましたが、朝はやっぱりほとんど閉まっていて静かです。
鍾路の大通りまで出て、タプコル公園の入口を過ぎ、結局また楽園商街の方へ。
その楽園商街の南東側に隣接する細い道に、ウゴジタンとかの安い店があったなと歩いて行くと、どの店も安いです。およそ9時頃。なかなか繁盛している店があったので入るかなと思いましたが、ほぼ満席のようだったので、隣の小さな店に入りました。コチラの方が安いし。・・・というのが下画像の店。
メニューはウゴジヘジャングク(우거지해장국)、ファンテヘジャングク(황태해장국)、コンナムルヘジャングク(콩나물해장국)の3つだけで、お値段は2000ウォンという安さ! この安さ自体がウリとばかりに、看板が2つと、入口にもメニュー+お値段が目立つように書かれています。
中に入るとテーブル席はなく、立ち食い蕎麦みたいなお一人様用の台に背もたれナシのイスがいくつか。ハルモニ(おばあさん)が1人で切り盛りしている店のようです。
注文したのは、ヌルボがファンテヘジャングク(下左)、S氏はウゴジヘジャングク(下右)でした。
<ファンテ>は、漢字だと<黄太>。 産卵期の<ミョンテ(明太)>つまりスケソウダラを何度も凍結・乾燥を繰り返した、つまりは干しタラ。
干しタラのスープ(プゴグク.북어국)といえば、武橋洞プゴククチプが有名ですね。(→wowSeoulの記事。) ヌルボが最初に行った2001年にはまだガイドブツクにも載ってませんでしたが、すっかり有名になりました。その<プゴ(북어)>は漢字で<北魚>。これは<ミョンテ>を乾燥させ水分を完全に除いたものなのだそうですが、ヌルボには違いがよくわかりません。<プゴ>の中で上質の黄色味がかったものが<ファンテ>ということでいいのかな?
私ヌルボにしてみれば赤くなく辛くなくということで選びました・・・って前日のチャンチククスといっしょか。まあ店の名もファンテヘジャングクだし、入口上の看板にも干しタラの絵が描かれてるしね。
で、味はというと前日のチャンチククスほどの感動(?)はナシ。武橋洞プゴチプは今6,500ウォン。この値段相応といったところか。要は味で選ぶか、値段で選ぶかというごくありきたりの判断。
ウゴジヘジャングク(とか、ウゴジタン)は食べたことナシ。S氏のを1匙味見させてもらいましたがよくわからず。
そもそも、<ウゴジ(우거지)>とは何か? 辞書にはふつう「乾燥させた白菜の外葉や大根の葉」と説明されています。ただ、ややこしいのは<シレギ(시래기)>というよく似た意味の言葉があり、地域による意味の違いもあって韓国人でもよくわかないらしいです。→コチラは韓国在住の日本人のお母さんのブログ記事ですが、それによると①どちらも同じ ②ウゴジは白菜の外葉、シレギは大根の葉 ③ソウルではウゴジで慶尚道ではシレギ 等々、諸説あるみたい。記事中のパック入りの商品を見ると、色から判断してウゴジは白菜、シレギは大根の葉のようです。
そしてここ楽園洞の食堂のウゴジは、白菜にしては色が濃いので、もしかして大根の葉なのかな?
さて、隣の店のメニューもついでに見てみました。
店名はモリコギ(머릿거기)
、つまり(ブタの)アタマの肉。コチラの店はウゴジグクが3000ウォン。たぶん看板メニューのデジモリクッパ(되지머리국밥.ブタのアタマ肉のクッパ)が5000ウォン。
帰ってからいろいろ検索してみたら、すぐ近くのソムンナンチプのウゴジタンがいろんな記事で紹介されていますね。
その他にも、この(地下鉄5号線の)鍾路3街駅近辺は実にいろんな食堂や飲み屋街があって、吉村剛史(トム・ハングル)さんが書いているように(→コチラ)「庶民派グルメの宝庫」です。同じく、鄭銀淑さんの→コチラや→コチラの記事にもぜひ目を通してみて下さい。なお、コネストにも→関連記事があります。
また、ちゃんと下調べをして目当ての店に行くというだけでなく、テキトーに見当をつけて店に入るのもいいですよ。
あ、ウゴジ関係の記事をいろいろ見ていてひとつ驚いたことがありました。それは→コチラ。<茹でてから洗う韓国!洗ってから茹でる日本!>というのが記事のタイトルです。
ウゴジの作り方を韓国人のお仲間から聞いてメモって・・・という話ですが、①沸いているお湯に白菜又は大根の葉を入れて湯がく(ぐらぐらと煮立たせず1分~2分) ②冷たい水で綺麗に洗い必ず水気を絞る ・・・と、そこで「茹でる前に洗わないの?」と訊くとお仲間の答えは「韓国では茹でてから洗うのよ」。
ありゃ。ということは、このブログ主さんが考えたことは・・・
「葉っぱの間に泥や砂とかがあった場合 泥砂水で全体をこっくりと茹でる事にならんかい? そして 万が一 虫虫ちゃんがいたなら・・ お虫出汁の中で茹でられる葉っぱちゃん・ (虫ちゃんが茹でられるのも想像したくない・・)」
うーむ、ということは、ウゴジを作る時だけじゃなくて、野菜等を茹でる時はいつも茹でて洗っているということなんでしょうか? うーむ・・・。
→ <無計画→結果オーライ! ソウル3泊4日の旅 ②楽園商街の地下食堂で激安の朝食(チャンチククス)を食べる>
の続きです。
前日と違って少し早起きした私ヌルボとS氏の2人。早起きと言っても7時過ぎなんですけどね。そして7時半頃にホテルを出たのは、前日の街歩きで、すぐ近くにある校洞(キョドン)初等学校がこの日の修学能力試験(修能)の会場になっていることを知ったから。つまり、どんなようすか見てみようということ。結果はみごとに<空振り>だったのですが、その件は別記事で。
結局とくに何事もなく8時10分の受験生集合時刻を過ぎ、ヌルボたちはその場を去って仁寺洞の裏道から鍾路3街駅の北の益善洞(イクソンドン)、そして駅の南側の多文化通り(屋台通り)をぶらぶら散歩。前夜の益善洞など、木曜とは思えない人でどの店も驚くほど賑わってましたが、朝はやっぱりほとんど閉まっていて静かです。
鍾路の大通りまで出て、タプコル公園の入口を過ぎ、結局また楽園商街の方へ。
その楽園商街の南東側に隣接する細い道に、ウゴジタンとかの安い店があったなと歩いて行くと、どの店も安いです。およそ9時頃。なかなか繁盛している店があったので入るかなと思いましたが、ほぼ満席のようだったので、隣の小さな店に入りました。コチラの方が安いし。・・・というのが下画像の店。
メニューはウゴジヘジャングク(우거지해장국)、ファンテヘジャングク(황태해장국)、コンナムルヘジャングク(콩나물해장국)の3つだけで、お値段は2000ウォンという安さ! この安さ自体がウリとばかりに、看板が2つと、入口にもメニュー+お値段が目立つように書かれています。
注文したのは、ヌルボがファンテヘジャングク(下左)、S氏はウゴジヘジャングク(下右)でした。
<ファンテ>は、漢字だと<黄太>。 産卵期の<ミョンテ(明太)>つまりスケソウダラを何度も凍結・乾燥を繰り返した、つまりは干しタラ。
干しタラのスープ(プゴグク.북어국)といえば、武橋洞プゴククチプが有名ですね。(→wowSeoulの記事。) ヌルボが最初に行った2001年にはまだガイドブツクにも載ってませんでしたが、すっかり有名になりました。その<プゴ(북어)>は漢字で<北魚>。これは<ミョンテ>を乾燥させ水分を完全に除いたものなのだそうですが、ヌルボには違いがよくわかりません。<プゴ>の中で上質の黄色味がかったものが<ファンテ>ということでいいのかな?
私ヌルボにしてみれば赤くなく辛くなくということで選びました・・・って前日のチャンチククスといっしょか。まあ店の名もファンテヘジャングクだし、入口上の看板にも干しタラの絵が描かれてるしね。
ウゴジヘジャングク(とか、ウゴジタン)は食べたことナシ。S氏のを1匙味見させてもらいましたがよくわからず。
そもそも、<ウゴジ(우거지)>とは何か? 辞書にはふつう「乾燥させた白菜の外葉や大根の葉」と説明されています。ただ、ややこしいのは<シレギ(시래기)>というよく似た意味の言葉があり、地域による意味の違いもあって韓国人でもよくわかないらしいです。→コチラは韓国在住の日本人のお母さんのブログ記事ですが、それによると①どちらも同じ ②ウゴジは白菜の外葉、シレギは大根の葉 ③ソウルではウゴジで慶尚道ではシレギ 等々、諸説あるみたい。記事中のパック入りの商品を見ると、色から判断してウゴジは白菜、シレギは大根の葉のようです。
そしてここ楽園洞の食堂のウゴジは、白菜にしては色が濃いので、もしかして大根の葉なのかな?
さて、隣の店のメニューもついでに見てみました。
、つまり(ブタの)アタマの肉。コチラの店はウゴジグクが3000ウォン。たぶん看板メニューのデジモリクッパ(되지머리국밥.ブタのアタマ肉のクッパ)が5000ウォン。
帰ってからいろいろ検索してみたら、すぐ近くのソムンナンチプのウゴジタンがいろんな記事で紹介されていますね。
その他にも、この(地下鉄5号線の)鍾路3街駅近辺は実にいろんな食堂や飲み屋街があって、吉村剛史(トム・ハングル)さんが書いているように(→コチラ)「庶民派グルメの宝庫」です。同じく、鄭銀淑さんの→コチラや→コチラの記事にもぜひ目を通してみて下さい。なお、コネストにも→関連記事があります。
また、ちゃんと下調べをして目当ての店に行くというだけでなく、テキトーに見当をつけて店に入るのもいいですよ。
あ、ウゴジ関係の記事をいろいろ見ていてひとつ驚いたことがありました。それは→コチラ。<茹でてから洗う韓国!洗ってから茹でる日本!>というのが記事のタイトルです。
ウゴジの作り方を韓国人のお仲間から聞いてメモって・・・という話ですが、①沸いているお湯に白菜又は大根の葉を入れて湯がく(ぐらぐらと煮立たせず1分~2分) ②冷たい水で綺麗に洗い必ず水気を絞る ・・・と、そこで「茹でる前に洗わないの?」と訊くとお仲間の答えは「韓国では茹でてから洗うのよ」。
ありゃ。ということは、このブログ主さんが考えたことは・・・
「葉っぱの間に泥や砂とかがあった場合 泥砂水で全体をこっくりと茹でる事にならんかい? そして 万が一 虫虫ちゃんがいたなら・・ お虫出汁の中で茹でられる葉っぱちゃん・ (虫ちゃんが茹でられるのも想像したくない・・)」
うーむ、ということは、ウゴジを作る時だけじゃなくて、野菜等を茹でる時はいつも茹でて洗っているということなんでしょうか? うーむ・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます