先日ブルガリア映画を観ました。「さあ帰ろう、ペダルをこいで」。厳密にはブルガリア=ドイツ=ハンガリー=スロベニア=セルビア合作なのかな。これは観て大正解でしたね。
ブルガリアと聞いて思い浮かべるのは、ヨーグルト、ジャム、琴欧洲、およそこの順番でしょうか? 私ヌルボの場合は、20年前に観た「ぼくと彼女のために」というブルガリア映画が非常に強く印象に残っています。1952年、スターリニズム体制下の小学校が舞台。党幹部の娘の美少女に主人公の少年は憧れるものの、見向きもされません。ところが彼女、父が失脚し逮捕されると、一転して村八分になってしまいます。そんな彼女を励ますのは少年ひとりだけ・・・。細部は覚えてませんが、ヌルボのお薦め映画外国編全100本には入れてます。
この「さあ帰ろう、ペダルをこいで」も、1983年(琴欧洲の生年!)の社会主義政権の圧政下と、2008年を重ね合わせています。キーワードは、バックギャモン、2人乗り自転車、そして家族の絆。音楽も印象的。主演のミキ・マノイロヴッチは「アンダーグラウンド」や「黒猫・白猫」にも出ていましたが、そんなクストリッツァ作品にも効果的に用いられていた、金管楽器やクラリネット等の超絶技巧入りの、一種もの哀しくも陽気な民族音楽はやっぱり魅力的です。パンフレットに、「コカコーラ・キッド」のマカヴェイエフ監督(旧ユーゴ出身)の「同じ東欧でも、北のポーランドは悪魔と対話してしまうようなところがあるが、南の国は太陽を対話をする」という言葉が紹介されていましたが、な~るほど、です。昨年観てとても良かった「テザ 慟哭の大地」同様、日本にはなじみのない国の、あまり目立たない映画には注目です。
さて<東京フィルメックス2012>ですが、上映作品やスケジュールは公式サイト(→コチラ)で確認されたし。韓国映画はコンペ部門にキム・ヒジョン監督「グレープ・キャンディ」、特別招待作品としてホン・サンス監督「3人のアンヌ」、キム・ギドク監督「ピエタ」、チョンジュ・プロジェクト2012として合作作品の「黄色い最期の光」「グレート・シネマ・パーティー」「私には言いたいことがある」の3作が上映されます。
[速報] 今日(10月2日)19:10の聯合ニュース(日本語版)によると「映画「泥棒たち」韓国映画観客動員数1位」とのことです。「累計で1302万393人となり、韓国映画史上最高を更新した。「グエムル~漢江の怪物」(2006年)の1301万9740人を上回った」ということだそうですが、SARUさんのtwitterの「追い抜くまでは?とズルズル上映してたしね。よく出来ていても娯楽作以外の何者でもない「泥棒たち」が1位とは、商業化の果ての今の韓国映画はこうですというのを表しているのかも」というコメントは一応同感。「一応」というのは、100%の娯楽作でもあながち否定できないと思うので、そこらへんは実際に観てみないと・・・という意味。※原記事(韓国語)は→コチラ。
★★★ Daumの人気順位(10月2日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①地上の星のように 9.2(119)
②おおかみこどもの雨と雪(日本) 9.2(152)
③ホノカアボーイ(日本) 9.2(52)
④ヤコブへの手紙 9.2(30)
⑤ピエタ(韓国) 9.0(1217)
⑥チャイニーズ・フェアリー・ストーリー 8.7(51)
⑦メリダとおそろしの森 8.5(58)
⑧光海、王になった男(韓国) 8.5(2095)
⑨ピナ・バウシュ 夢の教室 8.5(33)
⑩あの頃、君を追いかけた 8.4(194)
新登場は⑦「メリダとおそろしの森」だけです。日本では7月21日に公開され、今も上映中。韓国題は「메리다와 마법의 숲(メリダと魔法の森)」。
①「地上の星のように」についてですが、最近読んだ今ソウルでワーホリ中の女性の方のブログ<★TAEYANG★AYANG★>の記事では「今年観た映画の中で、断トツ。いや、ここ数年で1番よかった!!!!」と大感激のコメント、「もし日本語字幕でも出ているなら、みんなにも絶対に観て欲しい」とのことです。しかし、2007年の映画なのに一般公開もなく、DVDも出てないんだよなー・・・。
【専門家による順位】
①おおかみこどもの雨と雪(日本) 8.0(5)
②Bonsai~盆栽 8.0(1)
③ミッドナイト・イン・パリ 7.8(7)
④少年は残酷な弓を射る 7.7(7)
⑤二つの扉(韓国) 7.6(6)
⑥メゾン ある娼館の記憶 7.5(2)
⑦テイク・ディス・ワルツ 7.4(5)
⑧光海、王になった男(韓国) 7.2(8)
⑨ぴちぴち(韓国) 7.0(6)
⑩テッド 7.0(2)
⑦と⑩の2作品が新登場です。
⑦「テイク・ディス・ワルツ」は、日本では8月11日に公開されました。ヒューマントラストシネマ有楽町で上映中です。韓国題は「우리도 사랑일까」です。
⑩「テッド」は、アメリカのコメディ。韓国題は「19곰 테드(19熊テッド)」。「곰(コム.熊)」と「금(クム.禁)」をかけているんですね。つまり「19禁」。未成年者観覧禁止。友だちのいない少年のために両親がプレゼントしたのがクマのぬいぐるみテッドは、ある日魂が宿って動いたりしゃべったりしはじめて人気者に・・・。その後30年、少し子どもっぽい持ち主と一緒に成長したテッドの方は、外見はそのままですが酒も飲むし、かなりスケベになっちゃって、・・・でこの映画もR指定というわけです。日本公開は未定。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[9月28日(金)~30日(日)] ★★★
「光海、王になった男」が500万人を突破し、トップを堅持
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・光海、王になった男(韓国)・・・・・9/13・・・・・・・・・・・・・1,379,346 ・・・・・・・・5,234,405 ・・・・・・・・38,342・・・・・・・935
2(新)・・96時間 Ⅱ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9/27・・・・・・・・・・・・・・・776,831 ・・・・・・・・・・962,338 ・・・・・・・・・7,368・・・・・・・682
3(2)・・間諜(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・9/20・・・・・・・・・・・・・・・275,007 ・・・・・・・・・・840,498 ・・・・・・・・・5,991・・・・・・・454
4(13)・・メリダとおそろしの森・・・・・・・・9/27・・・・・・・・・・・・・・・208,613 ・・・・・・・・・・223,901 ・・・・・・・・・1,729・・・・・・・435
5(24)・・テッド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9/27・・・・・・・・・・・・・・・・66,326 ・・・・・・・・・・・83,150 ・・・・・・・・・・・633・・・・・・・248
6(新)・・占い師たち(韓国)・・・・・・・・・・10/03・・・・・・・・・・・・・・・・48,271 ・・・・・・・・・・・53,628 ・・・・・・・・・・・385・・・・・・・176
7(6)・・おおかみこどもの雨と雪(日本)・・9/13・・・・・・・・・・・・・・・28,266 ・・・・・・・・・・217,147 ・・・・・・・・・1,492・・・・・・・145
8(4)・・テッド:黄金都市 ・・・・・・・・・・・・・9/20・・・・・・・・・・・・・・・・20,515 ・・・・・・・・・・127,868 ・・・・・・・・・・・917・・・・・・・194
パイティティを探して
9(5)・・ピエタ(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・9/06・・・・・・・・・・・・・・・・18,365 ・・・・・・・・・・570,949・・・・・・・・・・4,111・・・・・・・142
10(8)・・バイオハザードV・・・・・・・・・・・・9/13・・・・・・・・・・・・・・・・10,870 ・・・・・・・・・・550,480・・・・・・・・・・4,698・・・・・・・132
リトリビューション
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回、とくに5位以下の観客動員数がかなり少ないのは、この週末はちょうど民族大移動の秋夕(チュソク)と重なったためでしょうか。
新登場は2・4・5・6位の4作品です。
2位「96時間 Ⅱ」(ヌルボによる仮題)は「96時間」の第2作。韓国題「테이큰 2」は原題「Taken 2」そのまま。日本公開は不明ですが、もしかして来年?
4位「メリダとおそろしの森」は上述の通り日本では既公開。
5位「テッド」は上述の通り。8位の方と紛らわしいタイトルです。
6位「占い師たち」はホラーコメディという新ジャンル映画なのだそうです。「人喰猪!公民館を襲撃す!」のシン・ジョンウォン監督、とここまででもうB~C級映画の香りが漂ってきそう。田舎の村で数十数年間繰り返されている謎の事件の解決のために、幽霊を追い払う、科学を駆使、幽霊を見る、未来を見る、過去を見る等々の能力を持った占い師たちが集まり、住民が隠している秘密や呪いを解決するいうストーリー。キム・スロが悪霊にとりつかれた女性に除霊儀式を施したり、火のついたような姿から死んだふりまで熱演してるそうですが・・・。原題は「점쟁이들」。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・地上の星のように ・・・・・・・・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・・・・・1,016 ・・・・・・・・・・・・・16,756・・・・・・・・111・・・・・・・・・・13
2(3)・・ピナ・バウシュ 夢の教室 ・・・・・・・8/30 ・・・・・・・・・・・・・・・・・667 ・・・・・・・・・・・・・15,634・・・・・・・・291・・・・・・・・・・・6
3(5)・・メゾン ある娼館の記憶・・・・・・・・・9/20・・・・・・・・・・・・・・・・・・152 ・・・・・・・・・・・・・・・・959・・・・・・・・・・7・・・・・・・・・・・6
4(7)・・あの頃、君を追いかけた・・・・・・・・8/22 ・・・・・・・・・・・・・・・・・132・・・・・・・・・・・・・・34,373 ・・・・・・・243・・・・・・・・・・・4
5(15)・・ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド・・8/02 ・・・・・・・・・・123・・・・・・・・・・・・・・・8,095・・・・・・・・・62・・・・・・・・・・・1
新登場は5位「ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド」だけ。しました。レゲエの神様ボブ・マーリーが36歳で病死したのが1981年なのか。もう30年以上前になるんだなー・・・。この映画は彼の生涯のドキュメンタリー。日本ではすでに9月1日に公開され、上映中です。韓国題は「말리(マルリ)」、これだけでは何だかわかりませんでした。
ブルガリアと聞いて思い浮かべるのは、ヨーグルト、ジャム、琴欧洲、およそこの順番でしょうか? 私ヌルボの場合は、20年前に観た「ぼくと彼女のために」というブルガリア映画が非常に強く印象に残っています。1952年、スターリニズム体制下の小学校が舞台。党幹部の娘の美少女に主人公の少年は憧れるものの、見向きもされません。ところが彼女、父が失脚し逮捕されると、一転して村八分になってしまいます。そんな彼女を励ますのは少年ひとりだけ・・・。細部は覚えてませんが、ヌルボのお薦め映画外国編全100本には入れてます。
この「さあ帰ろう、ペダルをこいで」も、1983年(琴欧洲の生年!)の社会主義政権の圧政下と、2008年を重ね合わせています。キーワードは、バックギャモン、2人乗り自転車、そして家族の絆。音楽も印象的。主演のミキ・マノイロヴッチは「アンダーグラウンド」や「黒猫・白猫」にも出ていましたが、そんなクストリッツァ作品にも効果的に用いられていた、金管楽器やクラリネット等の超絶技巧入りの、一種もの哀しくも陽気な民族音楽はやっぱり魅力的です。パンフレットに、「コカコーラ・キッド」のマカヴェイエフ監督(旧ユーゴ出身)の「同じ東欧でも、北のポーランドは悪魔と対話してしまうようなところがあるが、南の国は太陽を対話をする」という言葉が紹介されていましたが、な~るほど、です。昨年観てとても良かった「テザ 慟哭の大地」同様、日本にはなじみのない国の、あまり目立たない映画には注目です。
さて<東京フィルメックス2012>ですが、上映作品やスケジュールは公式サイト(→コチラ)で確認されたし。韓国映画はコンペ部門にキム・ヒジョン監督「グレープ・キャンディ」、特別招待作品としてホン・サンス監督「3人のアンヌ」、キム・ギドク監督「ピエタ」、チョンジュ・プロジェクト2012として合作作品の「黄色い最期の光」「グレート・シネマ・パーティー」「私には言いたいことがある」の3作が上映されます。
[速報] 今日(10月2日)19:10の聯合ニュース(日本語版)によると「映画「泥棒たち」韓国映画観客動員数1位」とのことです。「累計で1302万393人となり、韓国映画史上最高を更新した。「グエムル~漢江の怪物」(2006年)の1301万9740人を上回った」ということだそうですが、SARUさんのtwitterの「追い抜くまでは?とズルズル上映してたしね。よく出来ていても娯楽作以外の何者でもない「泥棒たち」が1位とは、商業化の果ての今の韓国映画はこうですというのを表しているのかも」というコメントは一応同感。「一応」というのは、100%の娯楽作でもあながち否定できないと思うので、そこらへんは実際に観てみないと・・・という意味。※原記事(韓国語)は→コチラ。
★★★ Daumの人気順位(10月2日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①地上の星のように 9.2(119)
②おおかみこどもの雨と雪(日本) 9.2(152)
③ホノカアボーイ(日本) 9.2(52)
④ヤコブへの手紙 9.2(30)
⑤ピエタ(韓国) 9.0(1217)
⑥チャイニーズ・フェアリー・ストーリー 8.7(51)
⑦メリダとおそろしの森 8.5(58)
⑧光海、王になった男(韓国) 8.5(2095)
⑨ピナ・バウシュ 夢の教室 8.5(33)
⑩あの頃、君を追いかけた 8.4(194)
新登場は⑦「メリダとおそろしの森」だけです。日本では7月21日に公開され、今も上映中。韓国題は「메리다와 마법의 숲(メリダと魔法の森)」。
①「地上の星のように」についてですが、最近読んだ今ソウルでワーホリ中の女性の方のブログ<★TAEYANG★AYANG★>の記事では「今年観た映画の中で、断トツ。いや、ここ数年で1番よかった!!!!」と大感激のコメント、「もし日本語字幕でも出ているなら、みんなにも絶対に観て欲しい」とのことです。しかし、2007年の映画なのに一般公開もなく、DVDも出てないんだよなー・・・。
【専門家による順位】
①おおかみこどもの雨と雪(日本) 8.0(5)
②Bonsai~盆栽 8.0(1)
③ミッドナイト・イン・パリ 7.8(7)
④少年は残酷な弓を射る 7.7(7)
⑤二つの扉(韓国) 7.6(6)
⑥メゾン ある娼館の記憶 7.5(2)
⑦テイク・ディス・ワルツ 7.4(5)
⑧光海、王になった男(韓国) 7.2(8)
⑨ぴちぴち(韓国) 7.0(6)
⑩テッド 7.0(2)
⑦と⑩の2作品が新登場です。
⑦「テイク・ディス・ワルツ」は、日本では8月11日に公開されました。ヒューマントラストシネマ有楽町で上映中です。韓国題は「우리도 사랑일까」です。
⑩「テッド」は、アメリカのコメディ。韓国題は「19곰 테드(19熊テッド)」。「곰(コム.熊)」と「금(クム.禁)」をかけているんですね。つまり「19禁」。未成年者観覧禁止。友だちのいない少年のために両親がプレゼントしたのがクマのぬいぐるみテッドは、ある日魂が宿って動いたりしゃべったりしはじめて人気者に・・・。その後30年、少し子どもっぽい持ち主と一緒に成長したテッドの方は、外見はそのままですが酒も飲むし、かなりスケベになっちゃって、・・・でこの映画もR指定というわけです。日本公開は未定。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[9月28日(金)~30日(日)] ★★★
「光海、王になった男」が500万人を突破し、トップを堅持
【全体】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・光海、王になった男(韓国)・・・・・9/13・・・・・・・・・・・・・1,379,346 ・・・・・・・・5,234,405 ・・・・・・・・38,342・・・・・・・935
2(新)・・96時間 Ⅱ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9/27・・・・・・・・・・・・・・・776,831 ・・・・・・・・・・962,338 ・・・・・・・・・7,368・・・・・・・682
3(2)・・間諜(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・・9/20・・・・・・・・・・・・・・・275,007 ・・・・・・・・・・840,498 ・・・・・・・・・5,991・・・・・・・454
4(13)・・メリダとおそろしの森・・・・・・・・9/27・・・・・・・・・・・・・・・208,613 ・・・・・・・・・・223,901 ・・・・・・・・・1,729・・・・・・・435
5(24)・・テッド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9/27・・・・・・・・・・・・・・・・66,326 ・・・・・・・・・・・83,150 ・・・・・・・・・・・633・・・・・・・248
6(新)・・占い師たち(韓国)・・・・・・・・・・10/03・・・・・・・・・・・・・・・・48,271 ・・・・・・・・・・・53,628 ・・・・・・・・・・・385・・・・・・・176
7(6)・・おおかみこどもの雨と雪(日本)・・9/13・・・・・・・・・・・・・・・28,266 ・・・・・・・・・・217,147 ・・・・・・・・・1,492・・・・・・・145
8(4)・・テッド:黄金都市 ・・・・・・・・・・・・・9/20・・・・・・・・・・・・・・・・20,515 ・・・・・・・・・・127,868 ・・・・・・・・・・・917・・・・・・・194
パイティティを探して
9(5)・・ピエタ(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・9/06・・・・・・・・・・・・・・・・18,365 ・・・・・・・・・・570,949・・・・・・・・・・4,111・・・・・・・142
10(8)・・バイオハザードV・・・・・・・・・・・・9/13・・・・・・・・・・・・・・・・10,870 ・・・・・・・・・・550,480・・・・・・・・・・4,698・・・・・・・132
リトリビューション
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。
今回、とくに5位以下の観客動員数がかなり少ないのは、この週末はちょうど民族大移動の秋夕(チュソク)と重なったためでしょうか。
新登場は2・4・5・6位の4作品です。
2位「96時間 Ⅱ」(ヌルボによる仮題)は「96時間」の第2作。韓国題「테이큰 2」は原題「Taken 2」そのまま。日本公開は不明ですが、もしかして来年?
4位「メリダとおそろしの森」は上述の通り日本では既公開。
5位「テッド」は上述の通り。8位の方と紛らわしいタイトルです。
6位「占い師たち」はホラーコメディという新ジャンル映画なのだそうです。「人喰猪!公民館を襲撃す!」のシン・ジョンウォン監督、とここまででもうB~C級映画の香りが漂ってきそう。田舎の村で数十数年間繰り返されている謎の事件の解決のために、幽霊を追い払う、科学を駆使、幽霊を見る、未来を見る、過去を見る等々の能力を持った占い師たちが集まり、住民が隠している秘密や呪いを解決するいうストーリー。キム・スロが悪霊にとりつかれた女性に除霊儀式を施したり、火のついたような姿から死んだふりまで熱演してるそうですが・・・。原題は「점쟁이들」。
【多様性映画】
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・地上の星のように ・・・・・・・・・・・・・9/06 ・・・・・・・・・・・・・・・1,016 ・・・・・・・・・・・・・16,756・・・・・・・・111・・・・・・・・・・13
2(3)・・ピナ・バウシュ 夢の教室 ・・・・・・・8/30 ・・・・・・・・・・・・・・・・・667 ・・・・・・・・・・・・・15,634・・・・・・・・291・・・・・・・・・・・6
3(5)・・メゾン ある娼館の記憶・・・・・・・・・9/20・・・・・・・・・・・・・・・・・・152 ・・・・・・・・・・・・・・・・959・・・・・・・・・・7・・・・・・・・・・・6
4(7)・・あの頃、君を追いかけた・・・・・・・・8/22 ・・・・・・・・・・・・・・・・・132・・・・・・・・・・・・・・34,373 ・・・・・・・243・・・・・・・・・・・4
5(15)・・ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド・・8/02 ・・・・・・・・・・123・・・・・・・・・・・・・・・8,095・・・・・・・・・62・・・・・・・・・・・1
新登場は5位「ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド」だけ。しました。レゲエの神様ボブ・マーリーが36歳で病死したのが1981年なのか。もう30年以上前になるんだなー・・・。この映画は彼の生涯のドキュメンタリー。日本ではすでに9月1日に公開され、上映中です。韓国題は「말리(マルリ)」、これだけでは何だかわかりませんでした。
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